数字で見るAppier
CAGR29%の高成長企業の財務実態。売上・利益・ARR・給与データでAppierの実力を把握する。
知っておきたい数字
製品セグメント別売上構成(推計)
AIプログラマティック広告・リターゲティング。アジア市場での広告ROI最大化が主サービス
ファーストパーティデータ活用のCDPとパーソナライゼーションエンジン。成長率が高い
AIコンテンツ生成・クリエイティブ最適化ツールおよびその他製品
※ 公式のセグメント開示と異なる場合あり。AIRIS/AQUAの成長率がCrossXを上回っており、今後の比率変化が予測される。
給与・待遇
| 平均年収 | 約1,067万円(グローバル全社平均・IRBankより) |
| 給与制度 | 能力・ポジション・実績に応じた個別設定。外資系に近い報酬体系 |
| 年収レンジ | 500〜1,400万円(ポジション・スキル・経験により大きく異なる) |
| 新卒初任給目安 | 約500〜600万円(スキル・実績による個別設定) |
| インセンティブ | セールス職は目標達成インセンティブあり |
| 残業時間 | 比較的少なめ(口コミベース)。グローバルチームとの時差対応は必要 |
| 勤務形態 | ハイブリッド(オフィス+リモート)。グローバル拠点とのオンライン会議あり |
| オフィス | 東京(港区)。他に台湾・シンガポール・インド等のグローバル拠点 |
採用データ
| 従業員数 | 約708人(グローバル全体) |
| 職種構成 | エンジニア・ML研究者・ソリューションエンジニア・セールス・CS・マーケティング |
| 新卒採用 | 毎年採用実施(人数は非公開)。グローバル採用が中心 |
| 英語要件 | グローバルポジションは英語必須。日本市場向け職種は日本語主体も一部英語必要 |
| 選考フロー | 書類→技術課題・ケーススタディ(職種別)→面接2〜3回(英語面接あり) |
業績推移(直近3期)
| 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 約205億円 | 約264億円 | 341億円 |
| 売上成長率 | — | +29% | +29% |
| 営業利益 | 赤字 | 約8億円 | 20億円 |
| ARR | — | 286億円 | 362億円(+26.6%) |
※ IFRS基準。2022年度以前は赤字だったが、2023年度から黒字転換。3期連続で高成長を継続中。
AIマーケティングSaaS 企業比較
| Appier | Criteo | Adobe Mktg Cloud | |
|---|---|---|---|
| 売上規模 | 341億円(2024年) | 約3,400億円(2024年) | Adobeの一部門(非公開) |
| 上場市場 | 東証グロース | NASDAQ | NASDAQ(Adobe全体) |
| 成長率 | 29%(高成長) | 横ばい〜微成長 | 高成長 |
| 主戦場 | アジア特化 | グローバル | グローバル大企業 |
| 平均年収 | 約1,067万円 | 非公開 | 非公開 |
※ 各社公開情報ベース。規模はAppierが最も小さいが、成長率はトップクラス。
ひよぺん対話
売上341億円ってどのくらいの規模感?
日本のSaaS企業の中では中規模だけど、「AIマーケティングの専業企業」としては国内最大級。比較するなら、サイバーエージェントのAI事業部が売上300〜400億円規模、電通のデジタル部門は数千億円。Appierは「AIを専業にするSaaS」という文脈での比較が適切。
あとARR(年間経常収益)362億円という数字が重要で、これはSaaS企業の健全性を示す指標。毎月コンスタントに収益が入ってくる「ストック型」ビジネスで、前年比26.6%増は優秀なペース。
平均年収1,067万円ってすごい!新卒でもそれくらいもらえる?
1,067万円は全社平均で、グローバル全拠点の平均を含んでる。日本人の新卒だと現実的には500〜600万円台からスタートが多いと思う。ただし実力主義の評価制度なので、2〜3年で大幅に上がる可能性がある。
あと、Appierは外資系に近い報酬体系なので、ポジション・スキルに応じて個別設定される。セールスなら目標達成インセンティブも大きい。年収レンジが500〜1,400万円と広いのがその表れ。「最初は低くても早く上げたい」人にはいい環境。
残業はどうなの?海外企業だからブラック?
OpenWorkなどの口コミを見ると、「残業は多くない・ワークライフバランスは比較的良い」という評価が多い。台湾発の企業なので「日本的な長時間労働文化」はなく、成果ベースの評価が基本。
ただしグローバルチームとの時差対応は必要。台湾・シンガポール・インドとのミーティングが日本時間の早朝や夜に設定されることもある。これを「不便」と感じるか「グローバルに働いてる実感」と感じるかは人による。完全に9時〜18時の日本時間完結を求める人には向かないね。