数字で見るAppier

CAGR29%の高成長企業の財務実態。売上・利益・ARR・給与データでAppierの実力を把握する。

知っておきたい数字

341億円
売上収益(2024年度)
前年比29%増・過去最高
20億円
営業利益(2024年度)
前年比2.5倍・黒字継続
362億円
ARR(年間経常収益)
前年比26.6%増(2024年末)
約1,067万円
平均年収
年収レンジ500〜1,400万円

製品セグメント別売上構成(推計)

CrossX(AI広告配信) 約50%

AIプログラマティック広告・リターゲティング。アジア市場での広告ROI最大化が主サービス

AIRIS/AIQUA(CDP・パーソナライゼーション) 約30%

ファーストパーティデータ活用のCDPとパーソナライゼーションエンジン。成長率が高い

AIMIND / その他 約20%

AIコンテンツ生成・クリエイティブ最適化ツールおよびその他製品

※ 公式のセグメント開示と異なる場合あり。AIRIS/AQUAの成長率がCrossXを上回っており、今後の比率変化が予測される。

給与・待遇

平均年収約1,067万円(グローバル全社平均・IRBankより)
給与制度能力・ポジション・実績に応じた個別設定。外資系に近い報酬体系
年収レンジ500〜1,400万円(ポジション・スキル・経験により大きく異なる)
新卒初任給目安約500〜600万円(スキル・実績による個別設定)
インセンティブセールス職は目標達成インセンティブあり
残業時間比較的少なめ(口コミベース)。グローバルチームとの時差対応は必要
勤務形態ハイブリッド(オフィス+リモート)。グローバル拠点とのオンライン会議あり
オフィス東京(港区)。他に台湾・シンガポール・インド等のグローバル拠点

採用データ

従業員数約708人(グローバル全体)
職種構成エンジニア・ML研究者・ソリューションエンジニア・セールス・CS・マーケティング
新卒採用毎年採用実施(人数は非公開)。グローバル採用が中心
英語要件グローバルポジションは英語必須。日本市場向け職種は日本語主体も一部英語必要
選考フロー書類→技術課題・ケーススタディ(職種別)→面接2〜3回(英語面接あり)

業績推移(直近3期)

2022年度2023年度2024年度
売上収益約205億円約264億円341億円
売上成長率+29%+29%
営業利益赤字約8億円20億円
ARR286億円362億円(+26.6%)

※ IFRS基準。2022年度以前は赤字だったが、2023年度から黒字転換。3期連続で高成長を継続中。

AIマーケティングSaaS 企業比較

AppierCriteoAdobe Mktg Cloud
売上規模341億円(2024年)約3,400億円(2024年)Adobeの一部門(非公開)
上場市場東証グロースNASDAQNASDAQ(Adobe全体)
成長率29%(高成長)横ばい〜微成長高成長
主戦場アジア特化グローバルグローバル大企業
平均年収約1,067万円非公開非公開

※ 各社公開情報ベース。規模はAppierが最も小さいが、成長率はトップクラス。

ひよぺん対話

ひよこ

売上341億円ってどのくらいの規模感?

ペンギン

日本のSaaS企業の中では中規模だけど、「AIマーケティングの専業企業」としては国内最大級。比較するなら、サイバーエージェントのAI事業部が売上300〜400億円規模、電通のデジタル部門は数千億円。Appierは「AIを専業にするSaaS」という文脈での比較が適切。

あとARR(年間経常収益)362億円という数字が重要で、これはSaaS企業の健全性を示す指標。毎月コンスタントに収益が入ってくる「ストック型」ビジネスで、前年比26.6%増は優秀なペース。

ひよこ

平均年収1,067万円ってすごい!新卒でもそれくらいもらえる?

ペンギン

1,067万円は全社平均で、グローバル全拠点の平均を含んでる。日本人の新卒だと現実的には500〜600万円台からスタートが多いと思う。ただし実力主義の評価制度なので、2〜3年で大幅に上がる可能性がある。

あと、Appierは外資系に近い報酬体系なので、ポジション・スキルに応じて個別設定される。セールスなら目標達成インセンティブも大きい。年収レンジが500〜1,400万円と広いのがその表れ。「最初は低くても早く上げたい」人にはいい環境。

ひよこ

残業はどうなの?海外企業だからブラック?

ペンギン

OpenWorkなどの口コミを見ると、「残業は多くない・ワークライフバランスは比較的良い」という評価が多い。台湾発の企業なので「日本的な長時間労働文化」はなく、成果ベースの評価が基本。

ただしグローバルチームとの時差対応は必要。台湾・シンガポール・インドとのミーティングが日本時間の早朝や夜に設定されることもある。これを「不便」と感じるか「グローバルに働いてる実感」と感じるかは人による。完全に9時〜18時の日本時間完結を求める人には向かないね。