💼 仕事内容を知る——テレビ朝日
視聴率3冠の報道力、長寿シリーズドラマ、ドラえもん・仮面ライダーのIP、ABEMAとのデジタル連携——テレ朝の4つの事業領域を解説。
プロジェクト事例で知る「リアルな仕事」
『報道ステーション』——7年連続同時間帯トップの看板ニュース
毎日21時54分からの生放送。記者の取材→デスクチェック→原稿執筆→スタジオ出し→OAのサイクルを毎日回す。特集VTRの企画・制作も記者とディレクターが担当。ANN系列26局からの情報を統括し、「夜のニュース」の代名詞を7年間維持。
『ポツンと一軒家』——安定高視聴率バラエティの制作
全国のポツンと建つ一軒家を訪ねるドキュメントバラエティ。ロケ地選定→地元リサーチ→ロケ撮影→編集→MA→OAまで制作チーム8〜12名で運営。丁寧な取材と温かい演出が視聴率を支える。
ドラえもん・仮面ライダー——国民的IPの版権管理・映画化
テレ朝のコンテンツ事業部門がアニメ・特撮IPの版権管理、映画製作委員会への参画、グッズ展開、海外販売を統括。ドラえもん映画は毎年50億円前後の興行収入。仮面ライダーはバンダイとの玩具連携で安定収益。
スポンサー営業——視聴率3冠を武器にした広告枠販売
テレ朝の番組スポンサーへの広告枠販売。視聴率3冠を背景に、タイムCM・スポットCMの営業力が向上。広告代理店(電通・博報堂等)を通じたクライアント提案と、視聴者データの分析がメイン業務。
4つの事業領域
制作(バラエティ・ドラマ・アニメ・特撮)
視聴者・スポンサー企業テレ朝の番組を作る部署。バラエティ(『ポツンと一軒家』『帰れマンデー』)、ドラマ(『相棒』『科捜研の女』)、アニメ・特撮(ドラえもん・仮面ライダー・プリキュア)の企画・制作。新卒の約35%が制作系に配属。テレ朝の制作はドキュメントとシリーズドラマに強みがある。
報道
視聴者(ニュース)ANN系列26局のネットワークを活かした報道取材・編集。『報道ステーション』は7年連続同時間帯トップで、テレ朝のブランドを支える最重要部署。政治・社会・経済・国際の各部に記者を配置。朝日新聞社とのシナジーで取材力を強化。
営業・編成
スポンサー企業・広告代理店営業は視聴率3冠を武器にしたスポンサー営業。テレビ広告収入はテレ朝の売上の約半分。編成は番組表の戦略設計——どの番組をどの時間帯に配置するかの「司令塔」。
デジタル(ABEMA連携・TELASA・SNS)
デジタルユーザー・広告主ABEMA(サイバーエージェントとの合弁)との連携、TELASA(KDDIとの合弁VODサービス)の運営、SNSマーケティング。インターネット事業の売上は318億円(+10.7%)と急成長。テレビコンテンツのデジタル展開が主な仕事。
ひよぺん対話
テレ朝に入ったら報道ステーションの仕事ができるの?
配属次第。報道局に配属されれば報道ステーションに関わる可能性はあるけど、最初は地方局回りや事件記者(サツ回り)からスタートするのが定番。報道ステーションのメイン記者やキャスターは10年以上のキャリアを積んだベテランが担う。ただしテレ朝の報道は「看板事業」だから、報道志望で入社するなら最も恵まれた環境だよ。
テレ朝のドラマって地味なイメージあるけど…
確かにTBSの日曜劇場みたいな「映画化前提の大作ドラマ」は少ない。でもテレ朝には『相棒』(2000年〜)、『科捜研の女』(1999年〜)、『ドクターX』のような超長寿シリーズドラマがある。これは「毎クール新作を当てなきゃいけない」TBSやフジとは違う安定型ドラマ戦略。長く愛される作品を作れるのはテレ朝ドラマの独自性だよ。
ABEMAの仕事はテレ朝に入ればできるの?
限定的。ABEMAの運営主体はサイバーエージェント側で、テレ朝からの出向・連携はあるけど人数は限られる。テレ朝のデジタル部門ではABEMAとのコンテンツ連携やテレ朝動画・TVerの運営に関わる。「ABEMAで働きたい」ならサイバーエージェントを受けるのが近道。テレ朝で「テレビ×デジタル」をやりたいなら、TELASA(KDDIとの合弁VOD)やSNSマーケティングが現実的な仕事だよ。