💼 仕事内容を知る

自動車からアフリカまで——豊田通商の6つの事業領域と、入社後に実際に動かすプロジェクトを解説する。

具体的なプロジェクト事例

自動車 アフリカ複数国・数百億円規模

アフリカでのトヨタ車販売ネットワーク構築

CFAO(アフリカ本部)を通じ、サブサハラアフリカ各国にトヨタ車のディーラー網・整備拠点を展開。現地政府との交渉、関税・規制対応、アフターサービス体制の構築まで一気通貫で担う。現地スタッフのマネジメントや文化的適応が重要。

👤 若手の関わり方 若手の関わり方:現地赴任のチームメンバーとして、ディーラー管理・在庫調整・販売実績のモニタリングを担当。3〜5年目から実際に海外赴任するケースが多い
電池材料 権益取得・長期契約 数百億〜数千億円

リチウム・コバルト鉱山の権益確保とEVサプライチェーン構築

EV普及に伴う電池材料需要の急増に対応し、南米・アフリカ・豪州の鉱山に出資。採掘から精製・加工・トヨタへの安定供給まで「川上から川下まで」のサプライチェーンを作る。相手国政府・鉱山会社・トヨタ・デンソー等との多者間交渉が伴う。

👤 若手の関わり方 若手の関わり方:サプライチェーン担当として、調達先の定期モニタリング・契約管理・物流調整を担う。資源ビジネスの基礎を学べる数少ない機会
エネルギー 国内外複数拠点・数十億〜数百億円

再生可能エネルギー発電所の開発・運営

太陽光・風力・バイオマス発電所の開発・建設・運営に参画。用地取得から設計・施工管理・電力会社との売電契約・資金調達まで、プロジェクト全体を統括。日本・東南アジア・アフリカで複数案件を並行して進める。

👤 若手の関わり方 若手の関わり方:プロジェクト管理の補佐として、スケジュール管理・業者調整・書類整備を担当。数年で1案件を完遂する達成感を得られる
アフリカ アフリカ各国・中長期案件

アフリカでの医薬品流通・ヘルスケアインフラ構築

CFAOの医薬品流通部門を通じて、アフリカ各国の病院・薬局への医薬品安定供給を支援。現地の流通インフラが未整備な国も多く、コールドチェーン(冷蔵輸送)の構築や現地代理店のマネジメントが課題。グローバル製薬メーカーとのパートナーシップも重要。

👤 若手の関わり方 若手の関わり方:現地法人に派遣され、ロジスティクス管理・顧客開拓・規制当局との調整を担当。商社マンとして「社会インフラを作る」体験ができる

6つの事業領域

🚗

自動車・モビリティ事業

トヨタグループ・海外ディーラー・自動車ユーザー

  • トヨタ・レクサス車の海外販売・物流・通関
  • アフリカ・中東・アジアでの販売金融・保険
  • EV充電インフラ・カーシェア・MaaSへの投資
  • 中古車・リースビジネスの展開

最大セグメント
収益の約4割
⚙️

金属・電池材料事業

トヨタ・デンソー・電池メーカー・鉄鋼メーカー

  • 鉄鋼・ステンレス・アルミ等の調達・販売・加工
  • リチウム・コバルト・ニッケル等の電池材料権益確保
  • スクラップ・リサイクル金属の流通
  • 稀少金属(レアメタル)の権益投資

収益への貢献
収益の約2割

機械・エネルギー事業

電力会社・製造業・政府機関

  • 産業機械・工作機械の調達・販売
  • 再生可能エネルギー(太陽光・風力・バイオマス)への投資
  • LNG・電力トレーディング
  • プラント・インフラ建設の仲介

収益への貢献
収益の約1.5割
🧪

化学品・エレクトロニクス事業

化学メーカー・半導体メーカー・電子部品メーカー

  • 化学品・樹脂・塗料の調達・販売
  • 半導体材料・電子部品のサプライチェーン管理
  • 自動車向け電子部品の調達代行
  • フィルム・ディスプレイ材料の流通

収益への貢献
収益の約1.2割
🌾

食料・生活産業事業

食品メーカー・小売・アフリカ現地企業

  • 穀物・油脂・砂糖・水産物の輸出入
  • 農業資材・肥料の供給
  • アフリカでの食品流通ネットワーク
  • 日用品・消費財のアフリカ流通

収益への貢献
収益の約8%
🌍

アフリカ本部(CFAO)

アフリカ54カ国の法人・個人・政府機関

  • 自動車販売(トヨタ車・他ブランド)
  • 医薬品・医療機器の流通
  • 食品・消費財の小売・流通
  • エネルギー・インフラ投資

アフリカ本部の純利益795億円(FY2025)はグループ最大。「アフリカの豊田通商」として現地に根付いた存在。

純利益への貢献(最大)
純利益の約2割超 グループ最大

ひよぺん対話

ひよこ

商社に入ったら実際どんな仕事するの?デスクワークばかり?

ペンギン

豊田通商の場合、海外に出る機会が相対的に多いのが特徴。

入社1〜3年目:本社(名古屋または東京)で担当セグメントの基礎業務。貿易書類・契約管理・顧客折衝のデスクワーク中心。

3〜5年目以降:海外赴任の可能性が高くなる。特にアフリカ・中東・東南アジアへの派遣事例が多い。現地の販売会社・合弁会社に出向し、現地スタッフをまとめて事業を動かす体験ができる。

デスクワークもあるけど、「商社マンとしての真骨頂は現地で事業を動かすこと」。アフリカ担当になれば「他の商社には行けない場所で仕事する」体験ができる。

ひよこ

文系でも理系でも入れるの?どちらが有利?

ペンギン

豊田通商は文理バランスよく採用している

文系: 営業・トレーディング・事業企画・ファイナンス系。語学力・コミュニケーション力が評価される。アフリカ・中東のビジネス経験・インターン経験があると有利
理系: 化学品・エレクトロニクス・機械・エネルギー担当は理系が歓迎。電池材料や再エネ分野では化学・電気系の知識が直接活きる

ただし「総合職全体としては文系が多め」という傾向。理系でも文系寄りのキャリアを歩む人も多い。

英語力は必須。TOEICより実践的なコミュニケーション力を重視する傾向がある。

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