東芝の仕事内容

原子力、鉄道、パワー半導体、量子暗号——社会インフラを支える9.5万人の仕事のリアル。

エネルギーシステム 原子力・火力・再エネ
水素・送変電
🏗️ インフラシステム 鉄道・上下水道
ビルソリューション
💾 デバイス&ストレージ パワー半導体
HDD・SSD
💻 デジタルソリューション IoT・量子暗号
AI画像認識

プロジェクト事例で見る仕事のリアル

エネルギー 数年〜10年 / チーム数百名規模

次世代原子力(小型モジュール炉・SMR)開発

カーボンニュートラルに不可欠な次世代原子力発電所の設計・開発。小型モジュール炉(SMR)は従来の原発より安全性が高く、建設コストも低い。2030年代の実用化を目指し、日米の規制当局との協議を進めている。

👤 若手の関わり方 若手エンジニアは原子炉の熱流体解析シミュレーションや安全評価計算を担当。原子力工学の知識を実務で活かせる
インフラ 1〜3年 / チーム20〜100名

鉄道向け次世代制御システム

鉄道会社に納入する列車制御システム・信号システムの開発。AIを活用した遅延予測や自動運転技術を組み込み、鉄道の安全性と定時性を向上。日本の鉄道品質を支える縁の下の力持ち。

👤 若手の関わり方 入社2〜3年目は組み込みソフトウェアの設計・テストを担当。人の命に関わるため品質基準は極めて厳格
デバイス 半導体ファブ / チーム50〜200名

パワー半導体の開発・製造

EV・鉄道・産業機器に使われるパワー半導体の設計と製造。SiC(シリコンカーバイド)やGaN(窒化ガリウム)など次世代材料の研究も。電力変換効率の向上はカーボンニュートラルのキーテクノロジー

👤 若手の関わり方 若手は半導体チップの評価・測定やプロセス改善を担当。クリーンルーム内での作業が中心
デジタル 研究開発 / チーム10〜50名

量子暗号通信の実用化プロジェクト

絶対に盗聴できない通信」を実現する量子暗号通信技術の開発。金融機関や政府機関での実証実験が進行中。東芝は量子鍵配送(QKD)で世界トップクラスの研究開発力を持つ。

👤 若手の関わり方 若手研究者は量子光学実験や暗号プロトコルの実装を担当。最先端の物理学を実用技術に変える仕事

事業領域マップ

エネルギーシステムソリューション

電力会社・エネルギー企業向け

原子力: 原子炉の設計・建設・保守。次世代SMR(小型モジュール炉)の開発
火力発電: 蒸気タービン・発電機。高効率コンバインドサイクル発電
再生可能エネルギー: 水力(日本トップ)・地熱・風力発電システム
水素: 水電解装置、水素サプライチェーンの構築支援
送変電: 変圧器・遮断器・系統安定化システム

売上構成
約30%(中核事業) 中核
🏗️

インフラシステムソリューション

鉄道・自治体・ビル管理向け

鉄道システム: 車両制御、信号システム、駅務システム。日本の鉄道インフラの中核を担う
上下水道: 浄水場・下水処理場の監視制御システム。IoTで遠隔監視を実現
ビルソリューション: エレベーター・空調・照明の統合管理
セキュリティ: 顔認証・監視カメラシステム。空港や大型施設で導入

売上構成
約25%
💾

デバイス&ストレージソリューション

データセンター・産業機器・自動車向け

パワー半導体: MOSFET・IGBT・ダイオード。EV・鉄道・産業機器の電力制御に不可欠
HDD: データセンター向けニアラインHDD。AI時代のデータ爆発で需要増。FY2025の好業績を牽引
SSD: エンタープライズ向けフラッシュストレージ
※キオクシア(旧東芝メモリ)は2018年に分離。現在の東芝の半導体はパワー半導体が中心

売上構成
約25%(HDD好調で利益貢献大)
💻

デジタルソリューション

製造業・金融・政府機関向け

量子暗号通信: QKD(量子鍵配送)で世界トップクラス。金融・政府向けに実用化を推進
IoTプラットフォーム: 製造業・物流向けのデータ収集・分析基盤
AI画像認識: 道路のインフラ点検、製造ラインの品質検査にAIを活用
セキュリティ: サイバーセキュリティサービスの提供

売上構成
約10%(成長領域)

ひよぺん対話

ひよこ

新入社員でいきなり原子力の仕事とかできるの?

ペンギン

いきなり炉心設計は無理だけど、原子力部門でも若手ができる仕事はたくさんある。例えば——

・原子炉の熱流体シミュレーション(計算機の前でモデルを回す)
・保守点検の計画立案サポート
・安全審査に必要な技術文書の作成
・現場での機器の健全性評価

原子力は10年単位のプロジェクトだから、じっくり育成してもらえる環境。先輩について学びながら、5年かけて一人前になるイメージだよ。「未来のエネルギー」に関われる数少ない会社の1つ。

ひよこ

文系で東芝に入ったらどんな仕事?

ペンギン

東芝の事務系はインフラ案件の営業が花形。具体的には——

電力会社への営業: 「次の発電所にこの技術を」と提案する数十億〜数千億円規模の大型商談
官公庁向け営業: 上下水道システムや防災システムの入札対応
海外営業: 東南アジア・中東の電力インフラプロジェクト
経営企画: 非公開化後の事業再編を推進する戦略立案

BtoB × インフラだから1案件の規模がデカい。「数百億円の商談をまとめる」みたいなスケール感は東芝ならでは。

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