TDKの働く環境とキャリアパス

残業16.1時間、年収830万円、東京本社——メーカーとしてはレアなWLBの良さで、素材技術を極めるキャリア。

キャリアステップ

1〜3年目

基礎固め——材料・プロセスの基本を習得

  • 技術職: 配属部署で先輩の指導のもと、材料評価・プロセス実験・シミュレーションを担当。工場研修で製造現場を体験
  • 事務職: 営業は先輩同行でスマホメーカーや自動車メーカーを訪問。購買は特定部材の調達を担当
  • 全員がTDKの技術基盤(材料×積層×薄膜)を理解するための研修を受講
  • メンター制度で技術とキャリアの両面をサポート
4〜7年目

一人前——テーマの主担当として成果を出す

  • 技術職: 開発テーマの主担当に。新材料の探索・製品仕様の設計・量産立ち上げまでを一気通貫で経験
  • 事務職: 担当顧客を持ち、数億円規模の受注を管理。海外顧客との英語交渉も増える
  • 海外赴任: 中国(ATL拠点)・欧州・北米への駐在チャンス。TDKは海外比率が高いので早期に経験できる
  • 社内公募制度で異動希望を出すことも可能
8〜15年目

リーダー——チームを率いて技術・事業を牽引

  • グループリーダー〜課長クラス。5〜15人のチームを統括し、開発テーマのポートフォリオを管理
  • 技術職は「スペシャリスト」か「マネジメント」のキャリア選択。専門性を極めるルートも用意されている
  • 事務職は事業部の経営企画海外子会社のマネジメントポジションに
  • 選抜型のリーダーシップ研修(グローバルリーダー育成プログラム)に参加
16年目〜

経営層——事業の方向性を決める

  • 部長〜執行役員。事業セグメント全体の戦略策定・投資判断を統括
  • 技術フェロー制度で「TDKの技術の顔」として社外にも発信するポジション
  • グローバルな意思決定——ATL(中国)、欧州子会社、北米拠点をまたぐ経営
  • 素材技術で世界を変える」ミッションを次世代に引き継ぐ役割

研修・育成制度

🎓

新入社員研修(約2ヶ月)

全社共通研修+職種別研修。技術職はTDKのコア技術(材料・積層・薄膜)を集中的に学ぶ。工場実習あり

🔬

テクノロジーアカデミー

TDK独自の社内大学。電磁気学・材料科学・電気化学・AIなどの専門講座を業務時間内に受講可能

🌏

グローバル研修

海外拠点での短期派遣プログラム(3ヶ月〜1年)。ATL(中国)への派遣は電池技術を学ぶ貴重な機会

💼

MBA派遣制度

選抜者を国内外のMBAプログラムに会社費用で派遣。将来の経営幹部候補を育成

📚

eラーニング

技術系・ビジネス系のオンライン講座を自由に受講。語学(英語・中国語)の支援も充実

向いている人 / 向いていない人

向いている人

  • 素材・材料に興味がある人——フェライト・セラミック・電池材料。「ナノメートルの世界で勝負する」面白さがある
  • コツコツ型の研究開発が好きな人——地道な実験と改良の積み重ねで世界トップシェアの製品を生み出す
  • グローバルに働きたい人——海外売上比率は約9割。ATL(中国)との連携、欧米顧客との交渉が日常
  • 「縁の下の力持ち」にやりがいを感じる人——一般消費者には見えないが、世界の電子機器を支える重要な部品を作る
  • 東京勤務を希望する人(事務職)——本社は日本橋。メーカーなのに東京勤務が可能
⚠️

向いていない人

  • 工場勤務が嫌な人(技術職)——技術職は秋田・山形・千葉・長野の工場勤務が中心。東京本社ではない
  • BtoCの仕事がしたい人——TDKの顧客はスマホメーカー・自動車メーカー。一般消費者の顔は見えない
  • 短期で目に見える成果を出したい人——材料開発は1つの成果に数年かかることも。長期戦に向く人向け
  • 「自分の名前で勝負したい」人——TDKの部品は他社製品の中に入っている。自分の仕事がダイレクトに見えにくい
  • ATLの仕事をやりたい人——ATLは中国拠点がメイン。日本のTDK本体からの配属は限定的

ひよぺん対話

ひよこ

勤務地は東京?工場は田舎って聞いたけど...

ペンギン

正直に——

本社(営業・管理部門): 東京都中央区日本橋。東京駅から徒歩圏内
工場・技術センター: 秋田(にかほ市・由利本荘市)、山形(酒田市)、千葉(市川市・成田市)、長野(佐久市)

事務職は東京勤務が中心だけど、技術職は地方工場がメイン。特に秋田・山形は「田舎」と言われても仕方ない立地。ただし——

家賃は激安(社員寮あり)
・自然環境は最高
通勤ストレスゼロ(車通勤)

「東京で華やかに」を求める人には合わないけど、モノづくりに集中できる環境としては理想的だよ。

ひよこ

残業とか休日は?メーカーとしてのWLBは?

ペンギン

TDKのWLB関連データ——

平均残業: 16.1時間/月(メーカーとしてはかなり少ない)
有給取得率: 73.5%
10年以内離職率: 男性18.1%、女性16.7%(業種平均より大幅に低い)
フレックス勤務: コアタイムありのフレックスを導入

メーカーの中ではWLBは良い方。デンソー(24.6時間)やニデック(19.3時間)と比べても残業は少ない。年収830万円×残業16.1時間はコスパ最強クラス

ただし工場は交替勤務の部署もある。研究開発は比較的自由度が高いよ。

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