数字で見るスズケン

2.4兆円の収益構造と、給与・採用データ。薄利多売の医薬品卸ビジネスを数字で理解しよう。

知っておきたい数字

2.4兆円
グループ売上高(FY2025)
前期比+3.5%増収。東海・関西地盤の着実な成長
371億円
営業利益(FY2025)
前期比+6.4%増益。利益率改善が続く
約9,000人
連結従業員数
MS・物流・薬局・コーポレートを含む
東証プライム
上場区分(証券コード9987)
安定した機関投資家保有。財務の透明性が高い

セグメント別売上構成

医療用医薬品等卸売事業 93

病院・薬局への医療用医薬品・医療機器卸(約2.2兆円)

保険薬局・その他 7

スズケン薬局等(約1,700億円)

給与・待遇データ

項目データ備考
平均年収705〜728万円複数調査値の範囲。医薬品卸標準水準
初任給月18.65万円(総合職)2025年4月基準。別途手当
賞与年2回業績連動あり
週休週休2日制(土日祝)MS職は担当先に合わせた勤務も
転勤主に東海・関西・中国四国エリア地盤地域内が多い傾向

業績推移(直近3期)

決算期グループ売上営業利益営業利益率
FY2023(2023年3月期)約2.1兆円約260億円約1.2%
FY2024(2024年3月期)約2.3兆円約349億円約1.5%
FY2025(2025年3月期)2.4兆円371億円約1.5%

※薄利多売の卸売業界特性。利益率は低いが継続的な増益トレンドが特徴。

医薬品卸4社 業績比較(FY2025)

会社グループ売上医薬品卸売上特徴
メディパルHD3.7兆円2.4兆円PALTAC(日用品卸)含む最大グループ
アルフレッサHD2.96兆円2.64兆円医薬品卸単独No.1。全国8社体制
スズケン2.4兆円約2.2兆円東海・関西地盤。薬局事業も展開
東邦HD1.5兆円1.5兆円関東・甲信越が強み

ひよぺん対話

ひよこ

利益率1〜2%ってかなり低くない?それで大丈夫?

ペンギン

医薬品卸はそういうビジネスモデル。「1兆円売って100〜200億円の利益」——利益率だけ見ると薄く見えるが、2.4兆円という巨大な売上規模から生み出す利益の絶対額は大きい。スズケンの営業利益は約371億円(FY2025)。「利益率は低いが利益額は大きい」という卸売業の構造を理解しておかないと面接で質問されたとき困る。同様に、Amazonやウォルマートも利益率は低いが絶対額は巨大——薄利多売の小売・卸売ビジネスに共通の特性。

ひよこ

年収700万円台って、もっと上を目指せる?

ペンギン

平均は705〜728万円だが、これは全社員の平均(若手〜管理職含む)。営業所長クラス(8年目以降)になると800〜900万円台も現実的で、エリア統括・本社管理職では1,000万円に届くケースもある。ただし、同じ年収水準を目指すなら製薬メーカーのMRの方が若いうちから達成しやすい面がある。スズケンは「高い年収よりもワークライフバランスと地元勤務」を優先する人に向いた給与水準という位置づけ。