SUMCOの仕事内容
シリコンウェーハの製造・研究・営業を一貫して行う。技術系が中心だが、グローバル技術営業では文系も活躍できる。
具体的なプロジェクト事例
300mmウェーハ製造ラインの収率(歩留まり)改善
ウェーハの「収率(良品率)」を1%改善するだけで数億円のコスト削減・増収につながる。製造データを分析し、不良発生工程の特定・改善を行う大規模プロジェクト。
次世代2nm半導体向けウェーハの平坦度基準策定
TSMCやSamsungが量産を目指す2nm世代の半導体製造には、従来以上の超精密なウェーハ平坦度が要求される。この要求仕様の技術的な達成可能性を評価し、製品として実現するための研究開発。
グローバルファウンドリへの新規ウェーハ採用活動
TSMC・Samsung・インテルなどの大手ファウンドリへ、新製品(次世代ウェーハ)を採用してもらうための技術提案活動。仕様調整・評価サポート・品質問題対応を担当。
事業領域別の仕事
製造・プロセス技術
社内(安定した高品質・低コスト製造)- シリコンウェーハの引き上げ(CZ法・FZ法)工程管理
- スライシング・研磨・洗浄工程の品質管理
- 製造設備の保全・改善・新設備導入
- 収率改善・コスト削減プロジェクト推進
研究・開発
社内(次世代製品・技術の先行開発)- 次世代ウェーハの材料・プロセス研究
- 顧客要求仕様(先端2〜5nm世代)への技術対応
- エピタキシャルウェーハ・アニールウェーハの改善
- 特許出願・学術論文の作成
技術営業・品質保証
TSMC/Samsung/Intel/国内半導体メーカー- グローバル顧客への製品提案・採用活動
- 品質問題の技術対応・報告書作成
- 長期供給契約の条件交渉・管理
- 顧客サイト訪問(海外出張あり)
ひよぺん対話
ウェーハを作る仕事って、毎日機械の前に立って単純作業をするイメージがある...
実際は単純作業じゃないよ。ウェーハ製造は数十〜数百の精密工程からなってて、品質を極限まで高めるための改善・最適化が常に必要。「なぜこの工程でこの不良が出るのか」を科学的に分析して改善する技術者の仕事が中心。また顧客要求(5nm、3nmの極薄チップ製造用)は毎世代どんどん厳しくなっていくから、常に新しい技術課題と向き合う必要がある。面白さは「物理・化学の基礎がビジネスに直結する」ことだよ。
文系の自分はSUMCOに入れる?どんな仕事ができる?
文系も採用してるよ。主に技術営業・経営管理・人事・法務・財務などの職種。特に技術営業はTSMCやSamsungといった世界の半導体メーカーが顧客だから、英語力があると有利。入社後に製品の技術的な基礎を勉強しながら、グローバル顧客との関係構築を担う。「製品を売る」よりは「顧客の技術課題を解決するパートナー」として長期関係を作る仕事に近い。専門性は高くなるけど、文系ビジネス職として活躍できる環境はある。