SUBARUの仕事内容
水平対向エンジン×AWD×アイサイト——「走り」と「安全」にこだわる3.8万人の仕事のリアル。
プロジェクト事例で見る仕事のリアル
次世代クロストレックの開発
SUBARUの主力SUV「クロストレック」のフルモデルチェンジ。水平対向エンジン+シンメトリカルAWDの走行性能を維持しつつ、燃費性能とデザインを大幅に刷新。北米市場で戦えるサイズ感とパッケージングが開発の焦点。
次世代アイサイトのAI画像認識開発
ステレオカメラで取得した映像をAIで認識・判断する次世代アイサイトの開発。歩行者・自転車・動物の検知精度を向上させ、2030年死亡事故ゼロを目指す。ディープラーニングで夜間・悪天候時の認識精度を大幅改善。
SUBARUらしいBEVの開発
トヨタと共同開発したe-TNGAプラットフォームをベースに、AWD×BEVのSUBARUらしい電動車を開発。ソルテラの次を見据え、水平対向エンジンに代わる「SUBARUらしさをBEVでどう表現するか」が最大のチャレンジ。
北米市場のブランド戦略
SUBARU最大の市場である北米でのブランドポジショニング戦略の企画・実行。「Love(愛)」をテーマにした広告キャンペーンの企画、ディーラー網の拡充、「スバリスト」コミュニティとの共創マーケティング。
事業領域マップ
車両開発
グローバルの自動車ユーザー水平対向エンジン: 低重心・低振動のSUBARU独自エンジン。世界でポルシェとSUBARUだけが量産
シンメトリカルAWD: 左右対称レイアウトの四輪駆動。雪道やぬかるみでも安定走行
SGP(スバルグローバルプラットフォーム): 全車種共通の車体基盤。衝突安全性と走行性能を両立
主要車種: クロストレック、フォレスター、アウトバック、レヴォーグ、インプレッサ、WRX
アイサイト・安全技術
SUBARU全車種に搭載ステレオカメラ: 左右2つのカメラで前方を立体的に認識。距離・速度・形状を判別
衝突被害軽減ブレーキ: 追突事故約8割減を実現した実績
全車速追従クルーズコントロール: 0km/hから高速まで自動で車間距離を維持
車線逸脱抑制: 車線からのはみ出しをステアリング操作で修正
次世代アイサイト: AI画像認識で夜間・悪天候の検知精度を大幅向上
電動化
次世代モビリティソルテラ: トヨタbZ4Xの兄弟車。e-TNGAプラットフォーム。SUBARUのAWD制御技術を搭載
ストロングHEV: トヨタのTHS(ハイブリッドシステム)をSUBARU車に搭載。クロストレックe-BOXERなど
2030年目標: BEV販売比率50%(約60万台)。「AWDの走りをBEVでも」がコンセプト
航空宇宙事業
防衛省・ボーイングヘリコプター: 防衛省向けUH-2多用途ヘリコプター。中島飛行機から続く航空技術
ボーイング787中央翼: 世界最大の旅客機のCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製中央翼を製造
無人機システム: 偵察用無人航空機の開発。防衛・災害対応用途
※売上は約5%だが、航空機品質の精密加工技術が自動車の品質向上に貢献
ひよぺん対話
自動車メーカーって車のどの部分を自分で作ってるの?
SUBARUは完成車メーカーだから、車全体の企画・設計・組立を行う。具体的には——
・エンジン: 水平対向エンジンは自社開発・自社製造
・トランスミッション: CVT(無段変速機)を自社開発
・ボディ: プレス・溶接・塗装は群馬の自社工場
・アイサイト: ソフトウェアを自社開発(カメラはデンソー等から調達)
一方でタイヤ、シート、電装品などはサプライヤーから調達。完成車メーカーの仕事は「車全体を企画し、自社とサプライヤーの技術を統合すること」。部品メーカーとの最大の違いは「最終製品の責任を持つ」点だよ。
プログラミングの仕事もある?SUBARUって機械のイメージだけど...
めちゃくちゃある。今のSUBARUはソフトウェア人材を急募中——
・アイサイト開発: AI画像認識、ディープラーニング、コンピュータビジョン
・コネクテッドサービス: SUBARU STARLINKの車載通信ソフト開発
・電動化制御: AWDトルク配分の制御ソフト、BMS(電池管理)
・シミュレーション: 車両の衝突解析、空力解析、NVH(騒音振動)解析
特にアイサイトは「カメラ+AI」で自社開発にこだわっているから、画像認識エンジニアの需要は高い。機械メーカーだけど中身は半分ソフトウェアの時代になってるよ。