数字で見るスタンレー電気
2025年3月期は営業利益が前年比37%増の490億円と絶好調。その背景と年収の実態を数字で確認しよう。
知っておきたい数字
5,096億円
売上高(FY2025)
前年比7.9%増。自動車機器が好調
490億円
営業利益(FY2025)
前年比37%増。営業利益率9.6%
約3,900人
従業員数(単体)
グループ連結では約2万人規模
641万円
平均年収(単体)
平均年齢41.1歳・平均勤続15.8年
事業別売上構成
自動車機器事業 86
ヘッドランプ・テールランプ・二輪照明。売上のほぼすべて
電子応用製品事業 10
産業照明・道路情報板・施設照明(岩崎電気統合で拡大予定)
コンポーネンツ事業 4
LEDデバイス・フォトカプラ・光センサー
給与・待遇
| 項目 | データ | 補足 |
|---|---|---|
| 平均年収(単体) | 641万円 | 平均年齢41.1歳 |
| 初任給(大卒) | 月20.8万円 | 賞与別途(年2回) |
| 平均勤続年数 | 15.8年 | 製造業としては標準的 |
| 従業員数(単体) | 約3,900人 | グループ全体で約2万人 |
| 内定者数(参考) | 約133人 | 男性約110人・女性約23人(2024年実績) |
業績推移(直近3期)
| 指標 | FY2023 | FY2024 | FY2025 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 約4,165億円 | 約4,723億円 | 約5,096億円 |
| 営業利益 | 約188億円 | 約358億円 | 約490億円 |
| 営業利益率 | 約4.5% | 約7.6% | 約9.6% |
※日本基準。FY2025は2025年3月期。
車載照明メーカー比較
| 会社名 | 売上規模 | 平均年収 | 主要顧客 |
|---|---|---|---|
| スタンレー電気 | 約5,096億円 | 641万円 | Honda・スズキ |
| コイト電工 | 約4,900億円 | 約620万円 | トヨタグループ |
ひよぺん対話
営業利益が前年比37%増って、なんでそんなに急増したんですか?
主に3つの理由。①売上が前年比7.9%増——Honda・スズキの生産台数増加と価格改定効果。②原材料費の落ち着き——2022〜23年に急騰した半導体・金属材料の価格が正常化。③製造コストの改善——カイゼン活動と生産効率化の積み重ね。ただし「毎年こんなに増える」わけではなく、2025年3月期がたまたま好条件が重なった年。中期的には営業利益率8〜10%水準を維持できるかが焦点。
年収641万円はスタンレーの規模として妥当ですか?
単体3,900人・売上5,000億円規模のメーカーとして見ると業界平均よりやや高いが、デンソー・アイシン等の大手サプライヤーよりは低い。平均年齢41.1歳でこの水準なので20代は400〜500万円台が現実的。ボーナスが業績連動のため、2025年3月期のような好決算の年は年収が上振れしやすい。安定的に昇給するモデルで「長く勤めるほど年収が上がる」タイプの報酬設計。