3分でわかるソニーミュージック
YOASOBIを世界へ、鬼滅の刃を映画館へ。
音楽×アニメ×ゲームで日本エンタメを世界に届ける会社
ソニーグループの音楽・エンタメ部門。アニプレックス・クランチロールを傘下に持つ非上場企業
グループ構成
ソニーミュージックエンタテインメント(SME)を頂点に、音楽レーベル・マネジメント・アニメ・ゲーム・ライブ・映像など100社超のグループ会社が連携。アニプレックスはアニメIPの企画・制作・展開を担い、グローバルにはクランチロール(Sony Pictures傘下)と連携してアニメの世界配信を実現している。
3つのキーワードで理解する
ソニーグループの「コンテンツ工場」——音楽×アニメ×ゲームで世界を制する
ソニーミュージックは単なるレコード会社ではない。音楽(YOASOBIや星野源)・アニメ(鬼滅の刃・Fate)・ゲーム(FGO)・ライブ・配信を縦横無尽に組み合わせ、IPの価値を最大化するエンタテインメント企業だ。ソニーグループ全体ではゲーム(PlayStation)・半導体・金融も持ち、そのコンテンツ部門の中核を担う。「日本発のエンタメが世界でどう戦うか」という最前線にいる会社。
アニプレックス+クランチロールで「アニメの世界制覇」を目指す
ソニーミュージックが今最も力を入れているのがアニメIPのグローバル展開。国内でアニプレックスが企画・制作した作品(「鬼滅の刃」「Fate/Grand Order」「ソードアート・オンライン」等)を、ソニー・ピクチャーズ傘下のクランチロール(世界1,000万人超の有料会員)で世界配信する垂直統合モデルを構築。日本アニメの人気が世界的に爆発する中、「作る→届ける」を自社で完結できるのがソニーの強み。
YOASOBIからAdoまで——「デジタル時代の音楽プロデュース」を牽引
CDが売れない時代に、ソニーミュージックはデジタルネイティブなアーティストの育成で先行している。YOASOBIの「Yoru ni Kakeru」はSpotifyで4億回以上再生、Adoの「新時代(ウタ from ONE PIECE FILM RED)」は世界的ヒット。これらのアーティストはSNS・動画配信・アニメタイアップを駆使してグローバルにファンを獲得している。「CDを売る会社」から「IPを世界に届けるデジタル企業」へと変貌を遂げている。
身近なソニーミュージック——あなたが聴いている音楽・観ているアニメ
「Yoru ni Kakeru」「アイドル(推しの子OP)」などSpotifyで世界的ヒット。デジタルネイティブなアーティスト戦略の象徴的存在。
アニプレックスが映像化権を保有。国内アニメ映画史上1位の興行収入(無限列車編:400億円超)。LiSAの「紅蓮華」「炎」もソニーミュージック。
アニプレックスが運営するスマホRPG。累計3,500億円超の売上を誇るモバイルゲーム超大作。アニメ・映画・グッズ展開も全てグループ内で完結。
世界1,000万人超の有料会員を持つアニメ配信サービス。ソニー傘下で日本アニメを世界に届ける。「SAO」「進撃の巨人」等を配信。
ひよぺん対話
ソニーミュージックって「ソニー」と何が違うの?
ソニーグループ(親会社)はゲーム・半導体・カメラ・金融と幅広いけど、ソニーミュージックはその中の「音楽・エンタメ」部門。国内法人として別会社として動いてて、採用も別。ソニー本体に入るのとは全く違う仕事・文化だよ。「モノを作るソニー」と「コンテンツを作るソニーミュージック」ってイメージ。
「鬼滅の刃」はアニプレックスが作ってるの?ソニーミュージックは関係ないの?
アニプレックスはソニーミュージックの100%子会社だよ。だから「ソニーミュージックグループが鬼滅の刃を作った」は正確な言い方。鬼滅は国内アニメ映画の興行収入で史上1位(400億円超)になったし、Fate/Grand OrderというスマホゲームはApp Storeの売上ランキング上位の常連。アニプレックス1社だけでグループ売上の大半を占めていた時期もあるくらい稼ぎ頭なんだよ。
エンタメ系で就職したいんだけど、ソニーミュージックって倍率どのくらい?
公式倍率は非公開だけど、100〜200倍以上と言われてる超難関。マスコミ就職の中でも最上位クラス。グループ総合職とグループ専門職の2コースがあって、総合職はプロデューサー・営業・企画等。採用人数は年間30〜50名程度(非公表)。選考は書類→適性検査→複数回の面接が一般的。特徴的なのは「何が好きか」より「それで何をしたいか」を問われること。「音楽が好きです」だけでは落ちる世界だよ。
非上場って何で?ソニーグループの一部なのに?
ソニーミュージックはソニーグループの100%子会社だから、株式市場に上場する必要がない。財務情報も外部に詳しく公開しなくていいし、株主(=ソニー本体)の方針に従って長期視点で経営できるメリットがある。短期的な株価を気にせず、10年先のIP育成に投資できるのは非上場ならでは。デメリットは外からは財務情報が見えにくいこと——だから就活生にとっては情報収集が難しい会社でもある。