📊 数字で見る信越化学工業

ESや面接で使える数字と、気になる年収・採用データをまとめて確認。

知っておきたい数字

29.0%
営業利益率(FY2025)
Apple・Googleに匹敵。化学業界平均の4〜6倍
世界1位 ×5
世界シェア1位の製品数
塩ビ・シリコンウェーハ・フォトマスク・合成石英・フェロモン剤
12.8兆円
時価総額
日本の化学メーカーで断トツの1位
42.5%
半導体シリコンウェーハ世界シェア
2位SUMCOの2倍以上のシェア

セグメント別営業利益構成(FY2025)

電子材料 44%

営業利益3,248億円(半導体シリコン・フォトマスク・レジスト・合成石英)

生活環境基盤材料 39%

営業利益2,915億円(塩ビ樹脂・苛性ソーダ)

機能材料 13%

営業利益1,000億円(シリコーン・セルロース・希土類磁石)

加工・商事・技術サービス 4%

営業利益288億円

注目ポイント: 電子材料(半導体関連)が営業利益の44%を稼ぎ、生活環境基盤材料(塩ビ)が39%。この2セグメントで利益の83%を生み出す集中型のポートフォリオ。

給与・待遇

平均年収876万円(平均年齢41.3歳、平均勤続19.2年)
初任給(学部卒)272,450円/月
初任給(修士了)296,850円/月
初任給(博士了)338,000円/月
賞与年2回(6月・12月)
福利厚生独身寮(月約1万円)、社宅、保養所、財形貯蓄、社員持株会、住宅融資制度

採用データ

2025年入社108名(技術系89名、事務系15名、一般職4名)
2024年入社86名(技術系71名、事務系12名、一般職3名)
2023年入社93名(技術系78名、事務系11名、一般職4名)
文理比率技術系(理系)約85% / 事務系(文理不問)約15%
倍率(推定)約60倍(文系約55倍、理系約14倍)
女性採用目標事務系40%、技術系10%

働き方データ

平均残業時間17.9時間/月(2023年度)
有給取得率75.3%(2024年度)
離職率1.8%(2023年度)
男性育休取得率80%超(2年連続)
平均勤続年数19.2年
勤務制度フレックスタイム制(部署による)、在宅勤務制度あり

業績推移(直近3期)

FY2023(3月期)FY2024(3月期)FY2025(3月期)
売上高2兆8,088億円2兆4,149億円2兆5,612億円
営業利益9,982億円7,010億円7,421億円
営業利益率35.5%29.0%29.0%
FY2023はシリコンウェーハと塩ビの市況が好調で、営業利益率35.5%の過去最高を記録。FY2024〜2025は市況正常化で落ち着いたが、それでも29%は化学業界で異次元の水準。FY2026見通し: 営業利益6,350億円(前期比-14.4%)、塩ビ市況悪化が主因。

化学メーカー比較

信越化学三菱ケミカル旭化成住友化学
売上高2.56兆円約4.6兆円約3.0兆円約2.6兆円
営業利益率29.0%約4.5%約7%低水準
時価総額約12.8兆円約2.3兆円約1.6兆円約0.8兆円
平均年収876万円973万円約760万円842万円
従業員(単体)3,881人約4万人(連結)約8,600人約6,200人
世界シェア1位5製品
特徴少数精鋭・利益重視売上最大の総合化学多角化経営農薬・医薬に強み
売上高では3〜5位だが、営業利益率・時価総額・世界シェア数では圧倒的な差。「売上規模」と「企業の強さ」は別物であることを示す好例。

世界シェア一覧

製品世界順位シェア
塩化ビニル樹脂(PVC)1位—(シンテック社経由)
半導体シリコンウェーハ1位約42.5%
フォトマスクブランクス(先端品)1位
合成石英1位
フェロモン製剤1位
フォトレジスト2位
シリコーン4位

ひよぺん対話

ひよこ

年収ぶっちゃけどのくらい?

ペンギン

有報ベースで平均年収876万円(平均年齢41.3歳)。化学メーカーの中では上位。ただし三菱ケミカル(973万円)には負ける。でも信越化学の本当の強みは独身寮が月約1万円という福利厚生。東京で家賃10万円払うのと、地方で寮費1万円のところでは手取りの差が全然違う。生活コスト込みで考えると実質的な待遇はかなり良い。

ひよこ

営業利益率29%って他の業界と比べてもすごいの?

ペンギン

すごいなんてもんじゃない。日本の全上場企業で見てもトップクラス。参考までに——Apple約30%、Google約28%、キーエンス約55%。信越化学の29%はGAFAMと肩を並べる水準。日本のメーカーで比較すると、トヨタ10%、ソニー13%、日立8%。化学業界平均5〜8%の中で29%は異次元。ESで「なぜ信越化学に注目したか」と聞かれたら、この営業利益率の数字一つで説得力がある

ひよこ

残業多い?有給ちゃんと取れる?

ペンギン

数字を見れば安心できるよ:

・平均残業: 17.9時間/月(化学メーカー平均とほぼ同水準)
・有給取得率: 75.3%(まあまあ良い)
・離職率: 1.8%(驚異的に低い)
・男性育休取得率: 80%超(2年連続)

少数精鋭だから一人当たりの業務量は多いけど、効率的に回す文化があるから残業は少なめ。工場は交代勤務があるけど、その分残業は発生しにくい。「地味だけどホワイト」が信越化学の働き方の特徴。

ひよこ

初任給は高い?他社と比べてどう?

ペンギン

学部卒272,450円、修士了296,850円、博士了338,000円。化学メーカーの中では高い水準。三菱ケミカルの修士了が約28万円台だから、初任給では信越化学のほうが上。さらに博士了の初任給を明示しているのは、技術志向の表れ。賞与は年2回(6月・12月)で、業績連動部分が大きい。利益率29%の会社のボーナスがどうなるか...想像つくよね。

ひよこ

採用人数が少ないって聞いたけど、入るの難しい?

ペンギン

2025年入社で108名(技術系89名、事務系15名、一般職4名)。大手化学メーカーとしてはかなり少ない。三菱ケミカルが200〜300名規模、旭化成が200名前後だから半分以下。倍率は約60倍(文系約55倍、理系約14倍)。特に事務系は年15名で超狭き門。理系は旧帝大・早慶が多いけど、地方国公立からの採用実績もある。少数精鋭だからこそ、一人一人をしっかり選んでいる印象。