清水建設の仕事内容

寺社仏閣の修復からロボット施工、月面基地構想まで——「伝統と革新の二刀流」で働くフィールド。

🏢 建築事業 寺社仏閣〜超高層
ロボット施工
🏗️ 土木事業 トンネル・ダム
洋上風力基礎
🏭 エンジニアリング 半導体工場
クリーンルーム
🔧 LCV事業 建物維持管理
リニューアル

プロジェクト事例で見る仕事のリアル

建築 工期2〜4年 / ロボット施工導入

都心大型オフィスビル建設(ロボット施工適用)

Shimz Smart Siteの技術を適用した最先端の建設現場。自律型溶接ロボット、耐火被覆ロボット「Robo-SprayII」、自動搬送ロボットが人間と協働して施工。現場の生産性を30%以上向上させ、人手不足時代の建設を実現。

👤 若手の関わり方 入社1〜2年目でもロボット施工の管理に関われる。ロボットの作業計画立案、稼働監視、品質データの確認を担当
土木 工期5〜8年 / 大型シールドマシン

大深度地下トンネル工事

都市部の地下50m以上に直径12mのシールドトンネルを掘削。地上への影響を最小限に抑えつつ、高水圧・複雑な地盤条件に対応する高難度の土木工事。清水の土木技術の粋を集めたプロジェクト。

👤 若手の関わり方 入社2〜3年目から計測管理やシールドマシンの運転管理を担当。地盤データのリアルタイム解析も
エンジニアリング クリーンルーム規格 / チーム50〜150名

半導体工場建設

半導体製造に必要な超精密クリーンルームの設計・施工。振動制御(ナノメートル精度)、超高精度の温湿度管理、ケミカル配管——通常の建築の100倍の精度が求められる。半導体需要の急増で受注が拡大中。

👤 若手の関わり方 入社3年目以降からクリーンルームの性能試験を担当。パーティクル計測、気流解析のデータを管理
営業 担当案件: 数十億〜数百億円規模

デベロッパー・メーカーへの提案営業

デベロッパーの再開発計画や、メーカーの新工場建設に対する提案営業。清水の強み(ロボット施工、エンジニアリング、DX)を組み合わせた技術提案で差別化。寺社仏閣の修復工事の営業というユニークな仕事もある。

👤 若手の関わり方 入社3〜4年目から先輩と共に提案書を作成。クライアントの要望を技術部門と調整し、コスト・工期・品質の最適解を探る

事業領域マップ

🏢

建築事業

デベロッパー・官公庁・民間企業・宗教法人

オフィスビル: 都心の大型オフィス、自社ビル「汐留シオサイト」など
医療施設: 大学病院、クリニックモールの設計・施工
寺社仏閣: 220年の歴史を持つ伝統建築の修復技術。重要文化財の改修も
ロボット施工: 溶接ロボ、耐火被覆ロボ、搬送ロボの実現場投入で業界をリード
データセンター: 高密度サーバー対応の冷却設計・セキュリティ設計

売上構成
約55%(最大セグメント)
🏗️

土木事業

国交省・自治体・鉄道会社・電力会社

トンネル: シールド工法・NATM工法の設計・施工
ダム・河川: 大型ダム建設、河川改修工事
港湾・海洋: LNG基地、洋上風力の基礎工事。海洋土木に強み
道路・鉄道: 高速道路、新幹線関連工事
環境修復: 土壌汚染の浄化、災害復旧工事

売上構成
約18%
🏭

エンジニアリング事業

半導体メーカー・製薬会社・食品メーカー

半導体工場: 超精密クリーンルームの設計・施工。振動制御はナノメートル精度
医薬品工場: GMP対応の無菌環境構築
食品工場: HACCP対応の衛生管理施設
研究施設: 大学・企業の最先端研究施設の設計・施工
「建築の中でも最も精密さが求められる」高付加価値領域

売上構成
約12%(高付加価値) 成長領域
🔧

LCV事業(ライフサイクルバリュエーション)

ビルオーナー・管理会社・自治体

建物維持管理: 大規模修繕、設備更新、省エネ改修
リニューアル: 既存建物の改修・用途変更
ストック型ビジネス: 「建てて終わり」ではなく、建物のライフサイクル全体で収益を上げるモデル
新築だけに頼らない安定収益の柱として拡大中

売上構成
約8%(拡大中)

ひよぺん対話

ひよこ

ロボット施工ってどのくらい進んでるの?本当にロボットが建物建ててるの?

ペンギン

実際に現場で使われている。2024〜2025年時点で実用化されているのは——

Robo-SprayII: 耐火被覆の吹き付けを自動で行うロボット。生産性2.5倍
自律型溶接ロボット: 鉄骨の現場溶接を夜間に自動実行
自動搬送ロボット: 建設資材を各階に自動で運搬
配筋検査AI: AIカメラで鉄筋の配置を自動チェック

まだ「ロボットだけで建物が建つ」段階ではないけど、人間がやる必要のない作業をロボットに任せて、人間は判断業務に集中するという方向。人手不足の建設業界では、この技術を持つ清水は5年後・10年後に大きなアドバンテージになる。

ひよこ

寺社仏閣の修復って、普通の建築と全然違う仕事?

ペンギン

全く違う。通常の建築は図面通りに「新しく作る」けど、寺社の修復は——

現状調査: 数百年前の木材の状態を一本一本調査
伝統工法: 釘を使わない木組み、漆塗り、金箔貼りなどの伝統技術
文化財保護法: 重要文化財の場合、文化庁の監修のもと厳密な工法で施工
工期が長い: 数年〜10年がかりのプロジェクトも

清水は1804年の創業以来、寺社建築の技術を220年間途切れずに継承してきた。これは他のゼネコンには真似できない独自の資産。「歴史ある建物を未来に残す仕事」に興味があるなら、清水しかない。

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