3分でわかるセブン銀行
全国28,000台のATMで稼ぐ「インフラ銀行」。
普通の銀行とは全く違うビジネスモデルで過去最高収益を達成。
セブン&アイグループの金融インフラ | 海外4カ国でも展開
グループ内ポジションを理解する
セブン-イレブンのATM設置場所という強みを活かしたビジネス。就活ではセブン銀行単体への採用(年間15〜20名)を狙う形。倍率は非常に高い。
3つのキーワードで理解するセブン銀行
銀行なのに「ATMを貸す」ビジネス
普通の銀行はお金を貸して利ざやで稼ぐ。セブン銀行は違う。全国28,000台のATMを他の金融機関に「貸す」ことで手数料をもらうのが主な収益源。200以上の金融機関と提携し、1件のATM利用ごとに手数料が入る「場所貸しビジネス」だ。
従業員1,300人の「小さな銀行」
売上2,000億円超なのに従業員はたった約1,300人。これは銀行業界では驚異的な少なさで、「人ではなくATMが稼ぐ」ビジネスモデルの象徴。少人数精鋭で、新卒採用は年間15〜20名と非常に少ない。
セブン-イレブンとの相互依存関係
セブン-イレブンの店舗網がATMの設置場所。コンビニの集客力がATM利用件数を生み、銀行の収益になる。逆にATMがあることで顧客が来店する。完全にセブン&アイグループの傘の中で生きるビジネスという理解が重要。
セブン銀行ATMが身近にある場面
全国セブン-イレブンの約28,000台。どの銀行のカードでも使えるため、「とりあえずセブンのATMで」が日常化している。
海外からの訪日外国人向けに多言語対応ATMを設置。外国のカードでの現金引き出しに対応。
日本在住の外国人が母国への送金をATMから行えるサービス。外国人労働者・留学生に利用される。
ATM内から消費者金融の借り入れ・返済ができる。提携ローン会社の融資窓口としての機能も持つ。
ひよぺん対話
セブン銀行ってコンビニのATMの会社でしょ?普通の銀行とどう違うの?
全然違う会社だよ。普通の銀行は「お金を預かって、貸して、利ざやで稼ぐ」。セブン銀行のメインは「ATMを設置して、他の金融機関のお客さんに使ってもらい、1回ごとに手数料をもらう」。コンビニ感覚で「インフラを使わせてあげる課金ビジネス」に近い。銀行免許を持ちながら、ビジネスモデルはむしろインフラ会社に近い。
従業員1,300人って少なすぎない?大丈夫なの?
逆に言うと「少人数でも成立するビジネスモデル」を作った会社ということ。ATMが24時間自動で稼いでくれるから人が少なくて済む。従業員1人あたりの売上で見ると非常に高い。ただし少人数なので新卒採用は年間15〜20人しかなく、入社難易度は非常に高い。入れれば「一人一人が重要なミッションを持つ」という環境で働ける。
ATMってキャッシュレス化でなくなるんじゃないの?将来大丈夫?
これが最大の論点で、正直に言う。ATM利用件数は長期では減少傾向にある。キャッシュレスが進めば現金需要は減る。ただセブン銀行はそれを見越して「次世代ATM」構想を推進していて、ATMをキャッシュ端末ではなく「金融サービスの窓口」に進化させようとしている。本人確認・融資申込・保険加入がATMでできる世界を目指している。変わり続ける会社か消える会社か——就活生はここを自分で判断すべき。