3分でわかる日本ガイシ
セラミックス技術で世界をリードする名古屋の素材メーカー。
排ガスフィルター世界首位・NAS電池世界唯一。碍子の会社が先端素材企業に進化。
2025年10月「NGK」に社名変更予定
事業ポートフォリオ
主力は自動車排ガス浄化セラミックス(DPF・GPF)。半導体製造装置向けセラミックスと創業事業のがいしが続く。NAS電池は売上は小さいが、カーボンニュートラル時代の成長事業。
3つのキーワードで理解する
排ガス浄化セラミックスで世界首位
車のマフラーの中にあるDPF(ディーゼル微粒子フィルター)やGPF(ガソリン微粒子フィルター)で世界シェアトップ。排ガス規制が厳しくなるほど日本ガイシの製品需要が増える。世界中のトヨタ・VW・BMWの車に搭載されている。
NAS電池——再エネ時代の切り札
世界で唯一量産できるナトリウム硫黄電池。太陽光・風力の「発電量が天候に左右される」問題を解決する大規模蓄電池。容量はリチウムイオン電池の数倍で、電力インフラレベルの蓄電に対応。カーボンニュートラルの切り札。
「碍子(がいし)」の会社が先端素材企業に進化
1919年創業。もともと送電線の絶縁体「碍子」を作る会社。そこで培ったセラミックス焼成技術を100年かけて進化させ、今や自動車・半導体・エネルギーの先端素材を供給するグローバル企業に。名前は古いが中身は最先端。
身近な接点
車の排ガス
ガソリン車・ディーゼル車のマフラー内にある排ガスフィルター。きれいな空気は日本ガイシのセラミックスのおかげ
送電線
高圧送電線に吊り下がっている白い碍子。電気が安全に届くのは碍子が絶縁しているから
再エネ電力
太陽光発電の余剰電力を貯めるNAS電池。夜でも太陽光の電気が使えるのはこの技術のおかげ
スマホの半導体
半導体製造装置の内部にNGKのセラミックス部品。チップが正確に作られる裏側の立役者
ひよぺん対話
日本ガイシって名前がなんか古い...碍子って何?
碍子は送電線の電気が鉄塔に漏れないようにする絶縁体だよ。白いお皿みたいなやつを高圧鉄塔で見たことない?あれが碍子。でも今の日本ガイシは碍子だけの会社じゃなくて、セラミックス技術で自動車・半導体・エネルギーを支える先端素材企業に進化してる。2025年10月から社名も「NGK」に変わるよ。
BtoBすぎて全然イメージ湧かない...就活的にどう見ればいいの?
まさに「知る人ぞ知る超優良企業」の典型。平均年収845万円、名古屋の生活コストなら実質1,000万円クラス。営業利益率13%超は素材メーカーとしてトップレベル。排ガスフィルターで世界首位、NAS電池は世界唯一——「ニッチトップ」が好きな就活生にはドンピシャだよ。
EVが普及したら排ガスフィルターいらなくなるんじゃ?
いい質問。確かに長期的にはEV化で主力製品の需要は減る。でも2035年までは排ガス規制の強化で需要は底堅い。その間にNAS電池と半導体向けセラミックスを次の柱に育てる戦略。「今の稼ぎ頭が先細る前に次を育てる」という構造変革の真っ只中にいる会社だよ。
理系じゃないと入れない?
素材メーカーだから理系有利なのは事実。ただ営業・調達・管理部門で文系も採用してる。自動車メーカーへの素材提案営業は技術知識より顧客との関係構築力が大事。名古屋本社で安定して働きたい文系にもおすすめだよ。