数字で見るNEXCO中日本

ESや面接で使える数字を整理。NEXCO3社最高の年収水準と東名・名神が生む安定収益を把握する。

知っておきたい数字

1兆688億円
営業収益(FY2025)
東名・名神の高交通量が支える安定収益
約2,200km
管理延長
東海・静岡・北陸・一部関西エリア
約13,000人
連結従業員数
グループ全体(子会社含む)
約830万円
平均年収
NEXCO3社の中で最高水準
232,500円
初任給(大学卒)
修士了は約251,000円(2023年実績)
2005年
設立年(道路公団民営化)
国交省所管の特殊会社

収益構造(事業別)

道路事業(料金収入等) 70%

約7,500億円——東名・名神の高交通量が生む安定した料金収入

SA・PA商業事業(EXPASA等) 30%

約3,000〜3,200億円——フードコート・ショッピング・ガソリンスタンドの売上

業績推移(直近3期)

FY2023FY2024FY2025
営業収益約8,600億円約9,800億円1兆688億円
純利益約430億円約540億円約900万円(記録的大雪)
特記事項コロナ後の交通量回復通常年の収益水準記録的豪雪で除雪費激増

※純利益は除雪費(積雪が多い年は大幅増)により年度間の変動が大きい。収益力の評価には複数年の平均で見ることが重要。

給与・待遇

平均年収約830万円(NEXCO3社最高水準)
初任給(大学卒)約232,500円(2023年実績)
初任給(修士了)約251,000円(2023年実績)
賞与年2回
勤務地本社(名古屋市)、全国の管理事務所・支社(静岡・金沢・岐阜等)
社宅・寮あり(転勤時の住居費補助)
転勤範囲東海〜北陸エリア(NEXCO3社でコンパクト)

採用データ

新卒採用規模技術系中心、事務系少数(毎年数十名規模)
技術系採用職種土木・建築・機械・電気・情報
事務系採用職種総合職(経営企画・SA事業・財務・人事)
選考プロセスES → 適性検査 → 面接2〜3回
インターンシップ夏・冬・春に実施。現場見学型・EXPASA見学が多い
採用大学名工大・名大・東工大・早稲田・日大など土木・建築系が多い

NEXCO3社・首都高比較

NEXCO中日本NEXCO東日本NEXCO西日本首都高速
管理延長約2,200km約3,600km約3,100km約330km
営業収益1.07兆円1.17兆円約6,500億円約3,000億円
平均年収約830万円約790万円約770万円約820万円
本社所在地名古屋市東京都大阪市東京都
転勤範囲東海〜北陸(コンパクト)北海道〜関東(広域)近畿〜九州首都圏内
特徴東名・高収益・EXPASA管理延長最長・SA多い広域・山間部多い転勤少・都市高速

ひよぺん対話

ひよこ

年収830万円ってNEXCO東日本(790万円)より高いんだ。なんで?

ペンギン

理由はいくつかある——

①東名・名神の交通量が圧倒的
管理延長はNEXCO東日本より短い(2,200km vs 3,600km)が、1km当たりの料金収入が高い。収益性の高さが給与に反映されている。

②EXPASAブランドの商業収益
海老名・富士川など人気SA群の商業収益が安定している。SA商業の利益率はインフラ事業より高め。

③転勤範囲が小さい分の補填はない
NEXCO東日本は北海道勤務など不便な地域へのインセンティブが一部ある。NEXCO中日本は転勤エリアがコンパクトな分、純粋な生産性で年収が決まる。

NEXCO3社(東日本790万/中日本830万/西日本770万)を比べると、収益性の高い路線を持つ会社の年収が高いという構造が見える。

ひよこ

初任給はいくら?スーパーゼネコンと比べてどう?

ペンギン

NEXCO中日本の初任給(概算):

大学卒: 約232,500円(2023年実績。2025年度は改定の可能性あり)
修士了: 約251,000円

スーパーゼネコンが大卒で30万円に引き上げた2024〜2025年と比べるとやや低め。ただし——
・スーパーゼネコンの高い初任給には厳しい現場・残業前提の面もある
・NEXCO中日本は残業時間が比較的少ない

初任給だけで選ぶより、「5年後・10年後の年収軌道」と「働き方」の両面で判断するのが賢明。

※最新初任給は採用サイトで確認を(毎年改定あり)。

ひよこ

純利益が99%減って大丈夫?経営状況は?

ペンギン

特殊会社の財務は「純利益」より「営業収益・キャッシュフロー」で見るべき

2025年3月期に純利益が激減した理由——
記録的大雪(2024-2025年冬)で除雪費が大幅に増加。これは一時的な要因
・除雪費は年度によって大きく変動する(積雪が少ない年は高利益、多い年は利益圧縮)

本質的な収益力は変わっていない:
・営業収益1兆688億円は前期比9%増。通行料収入は堅調
・EXPASAブランドのSA事業も成長継続

一般企業と違い、インフラ管理の収益は「除雪費のような変動費を除いた中長期的な収益力」で評価するのが適切。就活の面接では「除雪費増加は一時的要因で、本質的な収益力は安定している」と説明できると評価される。

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