📊 数字で見るNEDO

ESや面接で使える数字と、採用25名の実態。年間7,300億円の事業規模の中身と「どこで働くのか」を数字で理解する。

知っておきたい数字

約7,300億円
年間事業規模(2024年度)
GI基金執行を含む大型R&D管理
2兆7,564億円
グリーンイノベーション基金(総額)
2021年設立・10分野・2030年代半ばまで執行
1,565名
職員数(2025年4月)
川崎本部を中心に国内外に拠点
約846万円
平均年収(2022年度)
平均ボーナス244.7万円・平均給与398千円/月

事業規模の内訳(概算)

グリーンイノベーション基金 40%

2.7兆円の大型基金。水素・太陽電池・蓄電池等の脱炭素10分野を推進

エネルギー・環境R&D 25%

再生可能エネルギー、省エネ技術、CCS等の通常予算での研究支援

AI・デジタル・半導体 20%

AI基盤モデル・次世代半導体・量子コンピュータ等のデジタル分野

モビリティ・素材・バイオ・その他 15%

EV電池・燃料電池・先進素材・バイオ燃料・スタートアップ支援等

※ NEDO公開情報をもとにした概算比率。年度により大きく変動。

給与・待遇

平均年収約846万円(2022年度・事務・技術系職員)
平均月給約398,000円(2022年度)
平均ボーナス約244.7万円(年2回)
プロジェクトマネジメント手当月最大7,000円(PM担当者)
海外赴任手当欧州・アジア事務所への赴任時に支給
退職金あり(公的機関水準)
勤務地川崎本部中心(海外・国内出張所もあり)

採用データ

新卒採用数25〜27名(2025年度: 25名、2024年度: 27名)
男女比2025年度: 女性15名・男性10名(女性比率60%)
採用職種総合職(技術系・事務系)
倍率(推定)10〜20倍程度(非公表)
就職難易度独立行政法人87法人中第11位(偏差値58.7)

産業技術系機関の待遇比較

NEDO産総研JAXA経産省
平均年収約846万円約873万円約873万円約700〜800万円
採用人数25〜27名100名以上数十〜100名約30名(総合職)
採用難易度高(理系中心)超難関
勤務地川崎中心つくば中心・全国全国(転勤多)霞が関
WLB良好良好良好(激務期あり)部署による(残業多め)
自分で研究するかしないするするしない

ひよぺん対話

ひよこ

年収846万円って、経産省のキャリア官僚と比べてどう?

ペンギン

国家公務員(経産省の総合職)の平均年収は約700〜800万円(課長補佐クラスで)で、NEDOの約846万円のほうが高め。ただし経産省の総合職は「出世」すると局長・次官クラスで1,500〜2,000万円になるので、最終到達点は違う。
また経産省は国家公務員試験が必要だが、NEDOは独自採用で入れる「公務員試験を受けたくないけど産業政策に携わりたい」人にとって、NEDOは極めて有効な選択肢。産総研(平均873万円)やJAXA(873万円)と比べると若干低いが、ほぼ同水準だよ。

ひよこ

採用25名って少なすぎない?倍率はどのくらい?

ペンギン

2024年度は27名採用、2025年度は25名(うち女性比率が高い:2025年は女性15名・男性10名)。倍率の公式発表はないが、「年間25名枠に数百名が応募する」と仮定すると10〜20倍程度と推定される。知名度的にJAXA(最人気)やJICAより応募者が少ない分、倍率は相対的に低いかもしれない。
ただし「技術理解+政策志向」という特殊な人材像を求めているため、ミスマッチは多い。「水素の技術的課題を語れて、なぜ政府主導のR&Dが必要かを説明できる」レベルの準備が必要。

ひよこ

NEDOは文系でも採用してる?理系じゃないと難しい?

ペンギン

文系でも採用している。採用職種に技術系総合職だけでなく事務系総合職もある(ただし比率は年度によって違う)。
文系が活躍できる業務: 契約・法務、予算管理、広報・渉外、国際連携、政策調整
ただし「プロジェクトマネジメント」の仕事は技術の中身を理解していないとできない場面が多い。文系でも「水素社会とは何か」「ペロブスカイト太陽電池と従来技術の違いは何か」を自力で調べて語れるレベルの技術リテラシーは必要。「技術を語れる文系」は貴重で、採用・活躍ともに可能性は十分あるよ。

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