💼 仕事内容を知る——良品計画

良品計画の仕事は「レジ打ち」ではない。7,500アイテム×1,474店舗の売場を自分の裁量で経営し、「感じ良いくらし」を世界に届ける仕事だ。

プロジェクト事例で知る「リアルな仕事」

店舗運営 年商2〜5億円の店舗を1人で経営

売場レイアウト改革——生鮮食品導入で来店頻度2倍に

地方の大型店「無印良品 500」で、生鮮食品売場の新規導入プロジェクトを担当。地元農家との連携で旬の野菜を仕入れ、「週1回の雑貨店」から「毎日行くスーパー」への転換を推進。来店頻度が2倍に増加し、雑貨・衣料の売上にも波及効果。

👤 若手の関わり方 入社2年目で食品フロアのリーダーを担当。地元農家との交渉、陳列デザイン、廃棄ロス管理まで一気通貫で経験。「店舗を経営する」感覚を入社早期に味わえる。
商品企画 年間新商品数百アイテム

「土着化」商品開発——インドの手紡ぎ布をグローバル展開

インドの伝統的な手紡ぎ布「カディ」を使った衣料品を企画。現地の職人と直接交渉し、素材の調達→デザイン→品質管理→全世界の店舗展開までを一貫でプロジェクト管理。「わけあって安い」の原点である素材と工程の見直しを体現する仕事。

👤 若手の関わり方 若手は素材調査・サンプル手配・品質テストから担当。海外の生産拠点への出張もあり、グローバルなサプライチェーンを実体験できる。
海外事業 中国422店舗・東南アジア急拡大

タイ新規出店——現地の生活文化に合わせた店舗設計

タイ・バンコクの新規出店プロジェクト。タイの気候・食文化・住居スタイルに合わせた品揃えの最適化、現地スタッフの採用・研修、ローカルサプライヤーの開拓を担当。日本の「無印らしさ」を保ちながら現地化するバランス感覚が求められる。

👤 若手の関わり方 海外事業は店舗経験3〜5年後に挑戦可能。現地法人への出向で、出店計画からオペレーション構築まで裁量を持って動ける。英語+現地語があると強い。
地域事業 地方自治体・地域コミュニティ連携

過疎地域の「暮らしの拠点」づくり——自治体連携プロジェクト

人口減少地域に「無印良品 500」を出店し、買い物難民対策×地域コミュニティ拠点として機能させるプロジェクト。自治体と連携してバスの停留所を店舗前に移設、高齢者向け配送サービスを導入。「売上」だけでなく「地域の課題解決」が評価指標。

👤 若手の関わり方 地域事業部は店長経験者から異動するケースが多い。自治体との交渉力店舗経営の実力の両方が求められる。

4つの事業領域

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店舗運営

一般消費者・地域住民

良品計画の新卒のほぼ全員が最初に配属される主力領域。「販売員」ではなく「店舗を経営する人」——売場レイアウト、品揃え、在庫管理、スタッフ育成、地域連携まで、1つの店舗を「自分の事業」として動かすのが仕事。早ければ入社2〜3年で店長に昇格し、年商2〜5億円の店舗経営を任される。「無印良品 500」のような大型店では生鮮食品の仕入れや地元農家との連携も担当する。

新卒配属比率
約90% 全員が店舗スタート
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商品企画・開発(MD)

生産パートナー・素材サプライヤー

7,500アイテムの企画・開発を担う。衣料・生活雑貨・食品・家具とカテゴリが極めて広いのが特徴。「ノーブランド」の哲学に基づき、素材と工程を見直して本当に必要な品質を適正価格で提供する。世界中の生産拠点を回って素材を調達し、デザイン→試作→品質管理→全世界への展開を一貫して行う。店舗経験で「何が売れるか」を知った上で異動するのが王道ルート。

配属目安
約5% 店舗経験後
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海外事業

海外現地法人・現地パートナー

32の国・地域で757店舗を展開する海外事業の統括・推進。中国大陸422店舗が最大市場で、東南アジア(タイ39店・ベトナム17店)や欧米(米国10店)にも拡大中。各地域の生活文化に合わせた商品開発(土着化)を推進しながら、「MUJIらしさ」を維持するのがミッション。2030年に海外2,500店舗を目指す。現地法人への出向では出店計画・マーケティング・オペレーションまで幅広く担当。

売上構成比
約45% 急成長中
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地域事業・まちづくり

地方自治体・地域コミュニティ

2021年の「第2創業」で立ち上がった新領域。地方の過疎地域に大型店を出店し、買い物インフラと地域コミュニティの拠点を兼ねる。自治体と連携した移動販売・高齢者向け配送・地元産品の販売など、「売上」だけでは測れない社会的価値を創出。良品計画が掲げる「生活の基本を担う企業」の象徴的な事業。

成長性
新規領域 第2創業の柱

ひよぺん対話

ひよこ

良品計画って結局「店員」になるんでしょ?オフィスワークじゃないの?

ペンギン

最初は店舗配属だけど、「店員」と「店舗経営者」は全然違うよ。良品計画が求めているのは「売場で商品を売る人」ではなく「店舗を丸ごと経営する人」。入社2〜3年で店長になれば、年商2〜5億円の事業を1人で回すことになる。売場設計、在庫管理、スタッフのシフト管理、地域イベントの企画——全部自分の裁量。中小企業の社長と同じレベルの経営経験を20代で積めるのは、小売の醍醐味だよ。

ひよこ

商品企画に行きたいんだけど、最初から配属されないの?

ペンギン

いきなり商品企画はほぼない。まず店舗で「何が売れて何が売れないか」を肌で知ることが前提。良品計画の商品企画は「こういう素材が面白い」ではなく「お客様がこう使うから、こう変えるべき」という発想で動く。その「お客様視点」は店舗経験なしには持てない。ただし3〜5年の店舗経験後に社内公募で商品企画に異動できるし、店舗にいても「この地域ではこの商品が売れている」というフィードバックを本部に上げることで間接的に商品開発に関わるよ。

ひよこ

海外で働けるチャンスってある?

ペンギン

小売業界の中ではトップクラスにある。良品計画は32地域に757店舗を展開してて、2030年に海外2,500店舗を目指してるから、海外人材のニーズは急増中。ルートとしては店舗→店長→エリアマネージャーを経験した後、海外現地法人への出向が一般的。中国・東南アジアが中心だけど、欧米のポジションも増えている。英語は必須で、中国語ができるとさらに強い。海外志向で良品計画を選ぶ人は実際に多いよ。

ひよこ

転勤ってある?東京で働きたいんだけど…

ペンギン

良品計画には「定時入社コース」と「地域限定コース」がある。定時入社コースは全国転勤ありで、初任給27万円。地域限定コースは転勤なしだけど給与が低い。キャリアアップを目指すなら全国転勤は避けられない。特に「無印良品 500」は地方出店が多いから、地方配属の可能性は高い。ただし「地方だからつまらない」とは限らない——地方の大型店の方が裁量が大きくて成長できるケースは多いよ。

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