数字で見る森永乳業
面接やESで使える数字を完全整理。乳業大手3強の一角を数字で理解する。
知っておきたい数字
事業セグメント別売上
約5,040億円——牛乳・ヨーグルト・チーズ・飲料・アイスクリーム
約560億円——アジア等の海外事業・ヘルスサイエンス等
業績推移(直近3期)
| FY2023 | FY2024 | FY2025 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 5,157億円 | 5,472億円 | 5,600億円 |
| 営業利益 | 278億円 | 279億円 | 295億円 |
| 営業利益率 | 5.4% | 5.1% | 5.3% |
| 純利益 | 約600億円 | 約600億円 | 約50億円(大幅減:一時要因) |
※FY2025の純利益大幅減少は資産評価損等の一時的な要因による。本業(営業利益)は黒字を維持。
給与・待遇
| 平均年収 | 792万円(平均年齢40.2歳、有価証券報告書) |
| 初任給(学部卒・N社員) | 月額215,000円 |
| 初任給(修士了・N社員) | 月額230,000円 |
| 賞与 | 年2回(6月・12月) |
| 転勤制度 | N社員(全国転勤)/ A社員(エリア限定)の2コース |
| 主な福利厚生 | 社員寮・住宅補助、育児休業制度、退職金制度、自社製品割引 |
採用データ
| 新卒採用数(2025年実績) | 約153人(事務営業系35人、研究25人、生産技術87人) |
| 推定採用倍率(事務営業系) | 約70倍(プレエントリー約10,000人÷採用35人) |
| 文理比率 | 事務営業系は文系中心、研究・生産技術は理系中心 |
| 主な採用大学 | 北海道大・農工大・明治大・立命館大・慶應・早稲田等 |
| インターン | 夏・冬に実施。内容:職場見学・グループワーク |
| 選考フロー | ES → 適性検査 → GD → 面接複数回 |
乳業3強 比較
| 森永乳業 | 明治(株式会社) | 雪印メグミルク | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 5,600億円 | 約8,000億円(食品のみ) | 6,158億円 |
| 営業利益率 | 5.3% | 約8% | 3.1% |
| 平均年収 | 792万円 | 約730〜780万円 | 約766万円 |
| 採用倍率(事務営業系) | 約70倍 | 300倍以上 | 約50〜80倍 |
| 代表ブランド | マウントレーニア・ピノ | R-1・SAVAS | 恵・北海道バター |
| 強みの特徴 | チルド飲料・アイス・ヘルスサイエンス | 食品+医薬の多角化 | 乳業最大手・北海道ブランド |
ひよぺん対話
年収792万円って食品メーカーとしてどう?
食品メーカーの中での比較——
・明治HD: 約910万円(持株会社。株式会社明治は730〜780万円程度)
・森永乳業: 約792万円(平均年齢40.2歳)
・雪印メグミルク: 約766万円
・ヤクルト本社: 約840万円
・カルビー: 約630万円
食品メーカーの中では高め〜中上位の水準。明治(持株会社)には劣るが、乳業同士で比較すると雪印より高く、業界内では良い水準。ただし初任給は標準的で、年収が伸びるのは30代以降。
純利益が大幅減少ってどういうこと?やばい会社なの?
2025年3月期の純利益が前年比91.8%減(約50億円)になったのは本当。ただし原因を正しく理解することが大事——
・営業利益は黒字を維持(本業は継続している)
・純利益が減少した主な原因は資産評価損等の一時的な要因
・生乳価格高騰のコスト転嫁が遅れた影響もある
「やばい会社」ではなく「一時的な業績悪化」の状態。ただし、構造的な課題(原材料高・牛乳消費減少)は継続中なのも本当。就活面接では「この課題を知った上でなぜ入りたいか」を語れると評価される。
採用倍率70倍って高い?どうすれば受かる?
70倍は食品メーカー全体の中では「中程度」。明治(300倍以上)と比べると入りやすい。
受かるポイント——
1. 「なぜ森永乳業か」の具体性
「マウントレーニアが好き」だけでは落ちる。「チルドコーヒー市場での長期No.1の維持」「ヘルスサイエンスへの転換期に貢献したい」等、具体的な事業・ブランドへの言及が必要。
2. 「森永製菓との違いを明確に理解している」
混同すると一発アウト。面接官が必ず確認する。
3. 食への熱量
「食が好き」という気持ちは当たり前で差別化にならない。「乳製品×健康機能×マーケティングに具体的に興味がある」レベルまで落とし込む。