法務省の仕事内容を知る

法務省は「法秩序の維持」と「国民の権利擁護」を担う。検察・矯正・入管・登記の4大部門を中心に、社会の安全と公正を支えている。

具体的な業務イメージ

矯正 全国75施設

受刑者の職業訓練プログラム企画

刑務所での溶接・介護・プログラミング等の職業訓練を企画・運営。出所後の就労率向上を目指す再犯防止の最前線。

👤 若手の関わり方 若手でも訓練プログラムの企画立案や受刑者との面談を担当
入管 年間3,000万人超

空港での入国審査業務

成田・羽田・関西等の空港で外国人の入国審査を担当。偽造パスポートの発見、在留資格の確認など。

👤 若手の関わり方 入国審査官として2〜3年目から一人で審査ブースを担当
登記 年間1,000万件超

不動産登記の審査

法務局で不動産の権利関係を公示する登記の申請を審査。国民の財産権を守る基盤業務。

👤 若手の関わり方 法務局配属の若手は登記申請の受付・審査から開始
検察 年間90万件

検察事務官としての捜査補助

検事とペアで刑事事件の捜査・取り調べ・起訴の手続きを担当。証拠の整理・法廷への書類準備も。

👤 若手の関わり方 検察事務官は入庁直後から検事の右腕として捜査に参加

部門別ガイド

🏛️

矯正局(刑務所・少年院)

受刑者・少年

全国75の刑務所・26の少年院・7つの拘置所を運営。受刑者の処遇計画策定、職業訓練、教育プログラムの実施。刑務官は受刑者の生活全般を管理し、更生を支援する。

近年は高齢受刑者の増加(受刑者の約2割が65歳以上)や外国人受刑者への対応が課題。

職員数
約2.3万人
✈️

出入国在留管理庁

外国人・在留者

2019年に入国管理局から庁に格上げされた。空港・港での出入国審査、在留資格の審査、不法滞在者の摘発・送還、難民認定を担当。

外国人労働者の受入れ拡大(特定技能・育成就労)に伴い、業務量は急増中。最も人員増加が著しい部門。

職員数
約6,500人
📋

法務局(登記・人権・供託)

国民全般

全国50の法務局で不動産登記・商業登記・供託・戸籍・国籍の事務を担当。不動産取引の安全と国民の財産権を支える社会基盤。

人権擁護部門では、いじめ・DV・ハラスメント等の人権相談・調査・救済を実施。

局数
全国50局
⚖️

検察庁

被疑者・被害者

最高検察庁を頂点に、高等検察庁(8庁)・地方検察庁(50庁)・区検察庁(438庁)で構成。犯罪の捜査・起訴・公判を担う。

検察事務官は検事を補佐し、取り調べの立会い・証拠の収集整理・法廷事務を行う。

職員数
約1.2万人

ひよぺん対話

ひよこ

法務省って部門が多すぎて、どこに配属されるか分からなくて不安...

ペンギン

実は採用の時点である程度決まるよ。刑務官採用試験に受かれば矯正施設、入国警備官試験なら入管、国家一般職で法務省を選べば法務局か本省。検察事務官は検察庁採用。だから「どの部門で働きたいか」を先に決めてから試験を選ぶのがコツ。

ひよこ

文系でも技術系の仕事はできる?

ペンギン

法務省はほぼ文系の世界。法律・制度・政策がメインだから。ただし矯正施設の建築・設備管理とか、入管のシステム開発とか、技術職の採用もある。数は少ないけどね。

ひよこ

一番やりがいがある部門ってどこ?

ペンギン

人によるけど、「人の人生に直接関わる実感」で選ぶなら矯正や保護。受刑者が更生して社会復帰する姿を見届けられる。「スケールの大きさ」で選ぶなら入管。外国人政策は今まさに国の根幹に関わる課題だから、若手でも大きな制度設計に関われる。「専門性」なら登記。不動産登記のプロフェッショナルになれる。

ひよこ

正直、きつい部門はどこ?

ペンギン

矯正は精神的に重い。毎日受刑者と向き合うし、暴力事案のリスクもある。入管は業務量が爆発的に増えてるのに人が足りない。検察は悲惨な事件の証拠を扱うのがきつい。ただ、どの部門も「社会を支えてる」実感は確実にあるから、そこにやりがいを見出せるかだね。

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