💼 仕事内容を知る

三井化学に入社したら、どんな仕事をするのか。自動車・半導体・眼科材料という3つの成長領域を具体的なプロジェクト事例からイメージしよう。

プロジェクト事例

モビリティ チーム: 約15名 / 期間: 2〜3年

EV車体向け軽量化ウレタン素材の開発

電気自動車の航続距離延長のため、EV車体・バンパー向けの超軽量高強度ウレタン材料を開発。従来の鋼板比30〜40%の軽量化を実現しながら、衝突安全性を確保する難易度の高い開発。主要自動車メーカーとの共同開発プロジェクト。

👤 若手の関わり方 若手: 材料の配合実験・強度評価・自動車メーカーへのサンプル提供。入社2〜3年で自分のテーマを担当し、自動車メーカーへの技術説明も担当
ICT・半導体 チーム: 約20名 / 期間: 2年

AI半導体向け次世代封止材の量産開発

生成AIの普及でデータセンターの半導体需要が急増。高発熱・高密度なAI用半導体(GPU)向けの封止材は従来品より放熱性・耐熱性が格段に高い新材料が必要。最先端の半導体パッケージング技術に対応した材料開発。

👤 若手の関わり方 若手: 材料の樹脂合成・特性評価、半導体メーカーとの仕様調整補助。世界最先端の半導体に使われる素材の開発現場に立てる
ライフ&ヘルスケア チーム: 約10名 / 期間: 3年

アジア市場向けMR樹脂の新グレード開発

アジアで近視人口が急増する中、薄型・高屈折率・低コストを両立したMR樹脂の新グレードを開発。中国・韓国・東南アジアのレンズメーカーへの採用を目指す。世界シェア1位を維持・拡大するための重要プロジェクト。

👤 若手の関わり方 若手: 樹脂の合成実験・光学特性測定、レンズメーカーへのサンプル対応。「世界で自分たちしかやっていない素材」を開発する達成感が大きい仕事
事務系・営業 チーム: 3〜5名 / 期間: 通年

半導体封止材のアジア顧客開拓(韓国・台湾)

韓国・台湾・中国の半導体パッケージングメーカーへの技術提案営業。先端パッケージ技術(CoWoS等)に対応した封止材の仕様提案から契約まで一気通貫で担当。技術的な知識と英語・韓国語のコミュニケーション能力が求められる。

👤 若手の関わり方 若手: 先輩営業に同行して顧客訪問、見積もり・仕様書作成補助。入社2〜3年で単独出張が始まる。半導体業界の技術ロードマップを把握することが必須

事業領域マップ

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モビリティソリューション

自動車メーカー・自動車部品(Tier1・2)

自動車向け機能性素材の開発・製造。ウレタン原料(MDI/TDI)、ポリプロピレン系プラスチック、接着剤・シーリング剤など。EVの軽量化ニーズで新素材の需要が急増している。

研究開発職は「EV向け新素材の探索」が最前線。生産技術は大規模ウレタン・プラスチック製造プロセスの管理。技術営業は自動車メーカーの設計部門に深く入り込んだ提案活動が中心。

売上収益比率(概算)
約35%
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ICTソリューション

半導体メーカー・半導体パッケージングメーカー・光学メーカー

半導体・電子材料に特化した高付加価値素材。半導体封止材(エポキシ樹脂)、感光性材料(フォトレジスト)、光学レンズ用樹脂など。AI半導体の発展に伴い、封止材への要求性能が急速に高まっている。

研究開発職は先端半導体パッケージ技術のスペシャリスト。技術営業はTSMC・サムスン・日本の半導体メーカーとの直接交渉。AI革命の素材最前線に立てる領域。

売上収益比率(概算)
約20%
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ライフ&ヘルスケア・ソリューション

レンズメーカー・医療機器メーカー・農業法人・衛生用品メーカー

三井化学の独自性が最も高いセグメント。MR樹脂(メガネレンズ用高屈折率材料、世界シェア1位)、医療・衛生用不織布、農業化学品、オーラルケア材料など生活直結の素材群。

MR樹脂事業は「世界で自分たちしか本格的に作っていない素材」の開発・製造。近視人口が急増するアジアでの市場拡大が成長ドライバー。農業化学品も食糧安保に直結した社会課題対応事業。

売上収益比率(概算)
約25%
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コーポレート・管理部門

全社横断

経理・財務・法務・人事・研究企画・DX推進など。連結1.7万人・海外展開多数のグローバル経営を支える管理機能。規模が大きすぎないため、若手でも経営に近い仕事に早期から携われる。

特に研究企画(R&D戦略)は「何の素材を次に開発するか」を決める重要な仕事。VISION 2030の目標達成に向けた事業ポートフォリオ管理、M&A・アライアンス戦略なども担う。

事務系採用比率(概算)
約18%

ひよぺん対話

ひよこ

「機能化学」って何が違うの?普通の化学メーカーと何が違う?

ペンギン

化学メーカーには大きく「汎用品(ポリエチレン等の安い大量生産品)」と「機能品(特定の用途・性能に特化した高付加価値品)」がある。三井化学は機能品に特化している。MR樹脂(メガネ用)も半導体封止材も、特定の性能を追求した高付加価値素材。「汎用品は中国メーカーに価格競争で負けるが、機能品は性能で勝負できる」という戦略だよ。

ひよこ

半導体封止材ってそんなに重要なの?

ペンギン

超重要。半導体チップはそのままでは壊れやすいので、エポキシ樹脂の封止材で包んで保護する。スマホのSoC、パソコンのCPU、データセンターのGPU——すべての半導体に封止材が必要。しかもAI半導体は発熱が激しいから、従来以上に放熱性の高い封止材が求められる。三井化学の封止材は国内外の半導体メーカーに採用されており、AI革命の「縁の下の力持ち」といえる。

ひよこ

三菱ケミカルや住友化学より小さい会社に入るのってどうなの?

ペンギン

規模の小ささは「武器」にもなる。連結1.7万人だから、若手でも担当領域の意思決定に近い場所で仕事できる。三菱ケミカル(6.6万人)だと20代は「チームの一員」として動く感じが強い。また初任給を2025年7月に修士了30.2万円に引き上げたのは、規模の小さい会社なりの「本気の競争」の表れ。「規模よりも仕事の面白さと成長環境を重視」するなら三井化学は有力な選択肢だよ。