📊 数字で見る三井化学

ESや面接で使える数字と、気になる年収・採用データをまとめて確認。

知っておきたい数字

1.8兆円
売上収益(FY2025)
前期比+3.4%増。モビリティ・ICTが牽引
1,010億円
コア営業利益(FY2025)
前期比+5%。VISION 2030目標10%超へ道半ば
世界1位
眼科用レンズ材料MR樹脂
近視人口増加で長期成長の独占的市場
864万円
平均年収(有報ベース)
平均年齢43.7歳。化学メーカー上位水準

セグメント別売上収益構成(FY2025概算)

モビリティソリューション 35%

ウレタン・ポリプロピレン等の自動車向け素材。売上最大のセグメント

ベーシック&グリーン・マテリアルズ 25%

汎用化学品。高付加価値化・環境対応を推進中

ライフ&ヘルスケア・ソリューション 25%

MR樹脂世界1位・不織布・農業化学品。独自競争力の源泉

ICTソリューション 15%

半導体封止材・感光材料。AI需要で最も成長率が高いセグメント

注目ポイント: モビリティが売上最大だが利益率は中程度。ICTソリューションはAI需要で成長率最高のセグメント。ライフ&ヘルスケア(MR樹脂)は売上比率は小さいが利益率が高い「稼ぎ頭」。ベーシックは縮小方向で、高付加価値セグメントへの移行が進む。

給与・待遇

平均年収864万円(平均年齢43.7歳、有報ベース)
初任給(学部卒)280,000円/月(2025年7月1日改定)
初任給(修士了)302,000円/月(2025年7月1日改定)
賞与年2回(6月・12月)、業績連動あり
福利厚生独身寮・社宅(主要工場周辺)、三井グループ健保、財形貯蓄、社員持株会、育児短時間勤務制度

採用データ

FY2025入社技術系96名、事務系22名(計118名)
文理比率技術系(理系)約80% / 事務系(文理)約20%
採用大学旧帝大・東工大・早慶理系が中心。農工大・地方国公立からも採用実績あり
選考フローES → 適性検査 → グループディスカッション → 面接2〜3回
インターン夏・冬に実施。研究・技術職は理系専門インターン(1週間程度)が評価される

働き方データ

平均残業時間月20.0時間(公式開示)
有給取得取りやすい雰囲気(具体的な取得率は非公式)
リモートワーク事務・研究企画系は週2〜3日程度可。製造・工場は制限あり
勤務地東京本社(港区)、市原・大阪・名古屋等の工場、海外拠点(米国・欧州・アジア)
海外出張ICT担当は韓国・台湾・中国への出張が多い。モビリティは欧米

業績推移(直近3期)

FY2023(3月期)FY2024(3月期)FY2025(3月期)
売上収益約1兆8,975億円約1兆7,497億円約1兆8,092億円
コア営業利益約776億円約962億円1,010億円
コア営業利益率約4.1%約5.5%約5.6%
FY2023の谷から回復基調。ICTソリューションとライフ&ヘルスケアの販売増加が利益改善を牽引。FY2026はさらなる増収増益を予想。VISION 2030目標(10%超)への道半ばだが、着実に改善中。

化学メーカー比較

三井化学信越化学三菱ケミカル住友化学旭化成
売上高1.8兆円2.56兆円4.4兆円2.6兆円3.0兆円
営業利益率約5.6%29.0%約6.8%約7.4%約7%
初任給(修士)302,000円(2025年7月〜)296,850円約280,000円約260,000円約270,000円
平均年収864万円876万円約654万円(単体)818万円約760万円
特徴MR樹脂世界1位・初任給高少数精鋭・利益最強規模最大・変革中農薬4位・偏光フィルム多角化
初任給(修士了)では三井化学が2025年7月改定後に化学大手トップレベルへ。平均年収も信越化学とほぼ同水準。「待遇面でも戦える」化学メーカーへの転換が見られる。

ひよぺん対話

ひよこ

年収ぶっちゃけどのくらい?他社と比べて高い?

ペンギン

有報ベースで平均年収864万円(平均年齢43.7歳)。化学メーカーの中では信越化学(876万円)とほぼ同水準の上位。さらに2025年7月に初任給を大幅引き上げ(学部卒28万円→修士了30.2万円)。信越化学の修士了296,850円を上回る水準になった。20代の実態は450〜560万円、30代で600〜750万円、管理職で800万円以上というイメージ。化学メーカーとしては待遇面は良い部類。

ひよこ

VISION 2030の目標「コア営業利益率10%超」って達成できそう?

ペンギン

FY2025実績は5.6%で、目標10%の半分程度。簡単ではないが、不可能ではないという感じ。ICTセグメント(AI半導体需要増)とライフ&ヘルスケア(MR樹脂アジア拡大)が成長しており、汎用品(ベーシック)の縮小が進めば分母が減って利益率が改善するはず。ただしモビリティ(自動車)の回復が鍵で、EV市場の成長スピードと素材採用のタイミングによって変わる。FY2026予想も増収増益なので、トレンドは良い。

ひよこ

残業多い?工場配属になったらどうなる?

ペンギン

公式開示の平均残業時間は月20.0時間。化学メーカーとして標準的。工場配属(市原・大阪・名古屋等)になると3交代勤務がある部署もあるが、残業は少ない。研究開発は実験の性質上、繁忙期は増える。ICT(半導体)担当は海外出張が多いが残業は少なめ。全体として「普通のホワイト企業」で、過剰な長時間労働の文化はない。有給取得も取りやすい雰囲気。

ひよこ

採用人数は少ない?競争率は?

ペンギン

FY2025入社で技術系96名・事務系22名の合計118名程度。三菱ケミカル(約100名)や旭化成と同程度の規模。理系中心だが事務系も採用あり。競争倍率は公開されていないが、「化学系大手を受ける就活生には必ずエントリーリストに入る」会社で、旧帝大・東工大・早慶理系が多め。ただし初任給引き上げで注目度が上がっており、倍率は上昇傾向。早めのインターン参加で先手を打つことが重要。