予算規模と待遇で見る総務省

18.8兆円の大半は地方交付税。国家公務員の年収と採用の実態。

知っておきたい数字

約18.8兆円
所管予算(FY2025)
うち地方交付税が約16兆円
約708万円
国家公務員平均年収
2025年人事院勧告ベース
24.2万円
総合職初任給(大卒)
本府省手当込みで実質約27万円
約4,800人
本省職員数
外局・地方局を含むとさらに多い

予算配分の内訳

地方交付税交付金等 85%

約16兆円。自治体への財源保障が最大の予算項目

情報通信関連 5%

5G基盤整備・サイバーセキュリティ等

統計調査費 3%

国勢調査等の基幹統計実施費用

消防・防災 3%

消防庁の運営・緊急消防援助隊

その他 4%

行政評価・管理等

国家公務員の給与体系

年次・役職年収目安
1年目(係員)350〜400万円
5年目(係長)450〜550万円
10年目(課長補佐)650〜800万円
15〜20年目(課長)900〜1,200万円
局長級1,500〜1,800万円
事務次官約2,300万円

※本府省業務調整手当・超過勤務手当等を含む概算。住居手当(最大約2.8万円/月)は別途。

ひよぺん対話

ひよこ

国家公務員の年収ってぶっちゃけどのくらい?

ペンギン

2025年人事院勧告ベースで、国家公務員の平均年収は約708万円。総合職(キャリア)だと30歳で500〜600万円、課長クラス(45歳前後)で約1,000万円。民間コンサルや外資と比べると低いけど、退職金(2,000万円超)と年金が手厚いよ。

ひよこ

初任給は?

ペンギン

総合職(大卒)の初任給は約24.2万円。本府省手当を加えると実質約27万円。2025年の勧告で大幅に引き上げられたけど、民間の大手企業と比べるとまだ見劣りする。ただし住居手当や超過勤務手当を含めると年収ベースではそこそこになるよ。

ひよこ

採用人数は?倍率は?

ペンギン

総務省の総合職採用は年間20〜30名程度。国家総合職試験自体が倍率10倍前後で、そこから官庁訪問での採用面接がある。法律・経済・政治区分からの採用が中心だけど、工学・情報系の採用も増えてるよ。

ひよこ

予算18.8兆円って他の省と比べてどうなの?

ペンギン

額面では巨大だけど、85%以上が地方交付税(自治体に配るお金)。自分たちで使える裁量予算は小さい。「巨額の予算を扱う」のは事実だけど、「自由に使える予算が多い」わけではないことは理解しておこう。