明治安田生命の仕事内容
「保険を売るだけ」じゃない。47兆円の運用、商品開発、DX——4大生保の仕事のリアル。
プロジェクト事例で見る仕事のリアル
新型医療保険の開発プロジェクト
健康増進型の医療保険商品を新規開発。アクチュアリー(数理)、マーケティング、IT、法務が連携し、保険料の設計から約款の作成、システム実装まで一貫して担当。発売後の契約件数で成果が数字で見える仕事。
国内外の債券・株式運用
47兆円の保険契約者の資産を国内外の株式・債券・不動産・オルタナティブ資産で運用。金利動向やマクロ経済の分析をもとに、ポートフォリオの最適化を図る。生保の収益の根幹を支える仕事。
支社での営業戦略立案・推進
全国70の支社でMYリンクコーディネーター(営業職員)約3.7万人をサポート。販売戦略の立案、営業ツールの開発、成績管理を通じて「売れる仕組み」を作る。人を動かすマネジメントの仕事。
保険DXプロジェクト
保険のオンライン申込みシステム、AIによる保険金査定の自動化、営業職員向けタブレットアプリの開発。レガシーシステムの刷新とクラウド移行も並行して推進中。
事業領域マップ
個人保険事業
個人の生命保険・医療保険・年金終身保険: 一生涯の死亡保障。「ベストスタイル」で各種特約をカスタマイズ
医療保険: 入院・手術・先進医療をカバー。健康増進型の商品も
がん保険: がん診断一時金+治療給付
個人年金保険: 老後資金の積立。円建て・外貨建ての選択肢
学資保険: 子どもの教育資金準備
法人・団体保険事業
企業・団体向け福利厚生・経営者保険団体保険: 企業の福利厚生として従業員に提供。死亡保障・医療保障を低コストで実現
経営者保険: 経営者の万一に備える。事業承継対策にも活用
企業年金: 確定給付年金(DB)・確定拠出年金(DC)の受託
明治安田の強み: 法人保険は4大生保の中でもトップクラスのシェア
資産運用事業
保険契約者の資産を長期安定運用国内債券: 日本国債・社債への投資。保険負債のマッチング運用
外国債券: 米国債・欧州債への分散投資。為替ヘッジも含む
国内外株式: 長期保有を基本とした成長投資
不動産: 丸の内MY PLAZAなどの優良物件を保有。安定収益源
オルタナティブ: PE、インフラ、ヘッジファンドへの分散
海外事業
北米・アジアでの保険事業スタンコープ(米国): 2016年に約6,250億円で買収。北米の団体生命保険・障害保険市場で強固な地位
アジア展開: インドネシア・中国・タイ等で現地パートナーとの合弁事業
海外利益貢献: スタンコープの利益がグループ全体の成長エンジンに
ひよぺん対話
生命保険会社って保険を売るだけじゃないの?
実は「お金を集めて運用する」のが生保ビジネスの本質。保険料を集める → 保険金を払うまでの間、何十年もお金を預かる → その間に47兆円を運用して利益を出す。
だから「保険を売る人」と「お金を運用する人」の両方が必要。資産運用部門に行けば、投資銀行やアセマネに近い仕事ができるよ。
入社してすぐ営業に回されるって本当?
総合職(全国型)の場合、最初の1〜3年は支社配属が多いのは事実。ただし「保険を自分で売る」のではなく、営業職員をサポートする仕事。具体的には——
・営業戦略の立案と数値管理
・営業職員の研修企画・運営
・契約事務の管理
「現場を知る」という意味で支社経験は全職種に活きる。3年目以降は本社の企画・運用・IT・海外など希望部門への異動チャンスがあるよ。
アクチュアリーってよく聞くけど何する人?
保険の「設計士」。確率論・統計学を使って保険料を計算する専門職。例えば——
・「30歳男性が60歳までに死亡する確率は?」→ 生命保険の保険料を算出
・「がんになる確率と治療費は?」→ がん保険の保険料を設計
年収は資格取得後に大幅アップ。日本のアクチュアリー資格は超難関(合格率10%前後)だけど、取得すると生保業界のどこでも引く手あまた。理系で数学が得意なら最強のキャリアパスだよ。