仕事内容を知る
医薬品卸のMS・物流から、日用品卸(PALTAC)まで——メディパルグループの仕事を把握しよう。
具体的なプロジェクト事例
新薬採用に向けた病院薬剤部への情報提供
新薬が発売された際、担当する病院の薬剤部に対して薬の特性・使い方・副作用情報を提供し、採用(フォーミュラリー登録)を目指す活動。MRが医師に働きかけるのと並行して、MSは薬局・薬剤師ルートからのアプローチを担う。
緊急対応品の夜間配送オペレーション
病院からの緊急発注(手術用薬剤など)への即時対応。医薬品物流センターから夜間・早朝でも配送できる体制を維持する。温度管理が必要な製品(冷蔵・冷凍)は専用の温度管理ボックスと専用車で配送する。
ドラッグストア向け棚割り提案
ウエルシア・マツキヨなどのドラッグストアに対し、日用品・化粧品の棚割り(どの製品をどの位置に置くか)を提案。売上データを分析して最適な品揃えを提案し、メーカーとドラッグストアの橋渡しをする。
事業セグメント詳細
MS(医薬品卸販売担当者)
病院・クリニック・保険薬局- 担当病院・薬局への定期訪問・医薬品受注対応
- 新薬情報の提供(DI)・採用促進
- 在庫管理サポート・発注システム利用支援
- 製薬メーカーのMRとの情報連携
- 緊急品の即時手配・供給対応
MRと混同されやすいが、MSは「物流+情報提供」の両方を担う役割。
物流・SCM(サプライチェーン)
全国医療機関・薬局- 全国50か所超の物流センター運営
- 医薬品の入出庫・在庫管理・期限管理
- 温度管理物流(冷蔵・室温・遮光品の分別管理)
- 物流センターの自動化・省人化プロジェクト推進
PALTAC(日用品・化粧品卸)
ドラッグストア・スーパー・コンビニ- 日用品・化粧品・OTC医薬品のドラッグストアへの卸売
- 棚割り提案・販売促進サポート
- 物流センター(全国展開)の運営
コーポレート・IT・企画
社内各部門- 経理・財務・法務・人事
- 医薬品受発注システムの開発・運用(IT部門)
- 新規事業・M&A企画(経営企画)
ひよぺん対話
MSとMRって何が違うの?同じ医療系の営業じゃないの?
全然違う仕事だよ。MR(製薬メーカー営業)は「自社の薬を処方してください」と医師に働きかける仕事。給料が高い(800〜1,000万円)が専門知識が問われ、薬学・医学背景が有利。MS(医薬品卸担当者)は「どのメーカーの薬でも仕入れて届ける」物流+情報提供の仕事。特定のメーカーに縛られず幅広い医薬品を扱える。給料はMRより低めだが、医療業界への入口として捉える人も多い。
文系でもMSになれる?医薬品って専門知識が必要そう…
文系でもOKだよ。MSに求められるのは①コミュニケーション能力(病院・薬局スタッフとの信頼関係構築)②基本的な医薬品知識(これは入社後に研修で学べる)③段取り力(複数の担当先を効率的に回る)——この3つ。薬剤師の資格は不要。もちろん薬学・看護など医療系出身者は有利だが、文系・理系問わず毎年採用している。特に最初は先輩MSに同行しながらOJTで学ぶので、入社直後から即戦力は求められない。