📊 数字で見るマツキヨコクミンHD
ESや面接で使える数字と、就活生が本当に知りたい給与・採用データ。業界平均より高い利益率の理由も理解しよう。
知っておきたい数字
業績推移(直近3期)
| FY2023(2023年3月期) | FY2024(2024年3月期) | FY2025(2025年3月期) | |
| 売上高 | 約9,826億円 | 約1兆224億円 | 1兆616億円 |
| 営業利益 | 約470億円 | 約757億円 | 820億円 |
| 営業利益率 | 約4.8% | 約7.4% | 7.7% |
※3期連続で増収増益。FY2024の利益率大幅改善はマツモトキヨシ・コクミン統合シナジーの本格発現による。
売上カテゴリ構成(概算)
化粧品PBとインバウンド向け商品が高利益率。マツキヨブランドの差別化要素
1,002店舗。高齢化社会で安定成長。処方箋調剤が主体
食品・日用雑貨。来店頻度向上のための商品群
※公表されているカテゴリ別データをもとに概算。化粧品PBの比率が高い点が利益率改善に貢献している。
給与・待遇
| 平均年収(持株会社本体) | 約849万円(有価証券報告書ベース) |
| ⚠️ 注意 | 持株会社・管理職込みの数字。実態は配属先と役職によって大きく異なる |
| 一般店舗社員(入社数年後) | 400〜450万円台が一般的な目安 |
| 登録販売者資格取得後 | 資格手当で月数万円のアップ。昇格・昇給の条件にもなる |
| 店長クラス | 500〜600万円台 |
| 薬剤師採用(調剤薬局) | 600〜800万円台(処遇は別途設定) |
| 福利厚生 | 社員割引(店舗商品)、育休・時短勤務、エリア限定コース選択可 |
| 労働時間 | 店舗はシフト制(土日祝出勤)。本部はオフィス勤務が基本 |
採用データ
| 新卒採用人数 | 年間数百名規模(ドラッグストア業界では採用数多め) |
| 採用コース | 総合職(全国転勤あり)/ エリア限定コースを選択可 |
| 文理比率 | 文理不問。薬学部・理系は調剤薬局・MD職種で有利 |
| 資格 | 入社後に登録販売者資格の取得が求められる(会社がサポート) |
| 選考の特徴 | 医薬品・化粧品・健康への関心の高さと、ドラッグストア業界への理解が問われる |
ドラッグストア業界主要企業 比較
| マツキヨコカラ | ウエルシアHD | ツルハHD | スギHD | |
| 売上高 | 1兆616億円 | 約1兆2,850億円 | 約1兆円 | 約7,000億円 |
| 営業利益率 | 7.7% | 約4%台 | 約3〜4%台 | 約5%台 |
| 店舗数 | 3,499店 | 約3,000店超 | 約2,400店 | 約1,700店 |
| 強み | 都市型×化粧品PB×インバウンド | 郊外型×調剤×ファミリー | 東日本地盤×全国展開 | 東海×調剤薬局強化 |
| 平均年収(本体) | 約849万円 | 約700万円台 | 約600万円台 | 約700万円台 |
※各社の公開情報をもとに概算。マツキヨコカラは利益率が業界最高水準。
ひよぺん対話
年収849万円って、ドラッグストアなのに高いね?
これはマツキヨコカラ&カンパニー本体(持株会社)の有価証券報告書ベースの平均年収で、経営幹部・管理職・本部スタッフが中心の数字。店舗の一般社員はこの水準にはなく、実態は入社数年で400〜450万円台からスタートする。登録販売者資格を取得すると数万円アップ、店長になると500〜600万円台が一般的。薬剤師採用は処遇が別で、600〜800万円台の水準もある。「百貨店やSIerほど高くはないが、ドラッグストア・小売業の中では平均的〜やや高め」というのが実態だよ。
採用人数どのくらい?入りやすい?
マツキヨコカラは毎年数百名規模の新卒採用を行っている(正確な数値は年度によって変動)。3,499店舗を運営するためにそれなりの人数が必要なため、ドラッグストア業界の中では採用数は多め。「数十名しか採らない」という狭き門ではない。ただし総合職コースは倍率が高めで、「ドラッグストアや健康・美容への関心の高さ」「登録販売者資格への前向きな姿勢」が問われる。文系・理系不問だが、医薬品・化粧品への興味・関心が選考の評価軸になるよ。
営業利益率7.7%ってドラッグストアとして高いの?低いの?
ドラッグストア業界の平均的な営業利益率は3〜5%台が多いから、7.7%は業界の中でかなり高い水準。なぜかというと、①化粧品PBの比率が高い(他社より利益率の高い化粧品が強い)、②インバウンド客の高額購入(外国人観光客は化粧品を大量購入するため客単価が高い)、③統合シナジー(仕入れコスト削減)——この3つが高利益率の主因。比較すると、ウエルシア(約4%台)やツルハ(約3〜4%台)より明確に上。これを面接で語れると「業界理解が深い就活生」として評価されるよ。