📊 数字で見るマツキヨコクミンHD

ESや面接で使える数字と、就活生が本当に知りたい給与・採用データ。業界平均より高い利益率の理由も理解しよう。

知っておきたい数字

1兆616億円
売上高(FY2025)
前年比+3.8%。化粧品好調・インバウンド増が牽引。ドラッグストア業界2位
820億円
営業利益(FY2025)
営業利益率7.7%——業界平均(3〜5%台)を大きく上回る高収益体質
3,499店
国内ドラッグストア店舗数
うち調剤薬局併設1,002店。全国の都市型・郊外型に展開
業界2位
ドラッグストア売上高ランキング
1位ウエルシアHD(約1兆2,850億円)に次ぐ規模
約12,753名
連結従業員数(目安)
店舗スタッフ・本部社員・薬剤師を含む。パート含まず
1兆3,000億円
2031年3月期 売上目標
オーガニックグロース目標。化粧品PB・調剤・インバウンドの3本柱で達成を目指す

業績推移(直近3期)

FY2023(2023年3月期)FY2024(2024年3月期)FY2025(2025年3月期)
売上高約9,826億円約1兆224億円1兆616億円
営業利益約470億円約757億円820億円
営業利益率約4.8%約7.4%7.7%

※3期連続で増収増益。FY2024の利益率大幅改善はマツモトキヨシ・コクミン統合シナジーの本格発現による。

売上カテゴリ構成(概算)

ドラッグストア(OTC・化粧品・日用品) 約65%

化粧品PBとインバウンド向け商品が高利益率。マツキヨブランドの差別化要素

調剤薬局・医薬品 約25%

1,002店舗。高齢化社会で安定成長。処方箋調剤が主体

食品・その他 約10%

食品・日用雑貨。来店頻度向上のための商品群

※公表されているカテゴリ別データをもとに概算。化粧品PBの比率が高い点が利益率改善に貢献している。

給与・待遇

平均年収(持株会社本体)約849万円(有価証券報告書ベース)
⚠️ 注意持株会社・管理職込みの数字。実態は配属先と役職によって大きく異なる
一般店舗社員(入社数年後)400〜450万円台が一般的な目安
登録販売者資格取得後資格手当で月数万円のアップ。昇格・昇給の条件にもなる
店長クラス500〜600万円台
薬剤師採用(調剤薬局)600〜800万円台(処遇は別途設定)
福利厚生社員割引(店舗商品)、育休・時短勤務、エリア限定コース選択可
労働時間店舗はシフト制(土日祝出勤)。本部はオフィス勤務が基本

採用データ

新卒採用人数年間数百名規模(ドラッグストア業界では採用数多め)
採用コース総合職(全国転勤あり)/ エリア限定コースを選択可
文理比率文理不問。薬学部・理系は調剤薬局・MD職種で有利
資格入社後に登録販売者資格の取得が求められる(会社がサポート)
選考の特徴医薬品・化粧品・健康への関心の高さと、ドラッグストア業界への理解が問われる

ドラッグストア業界主要企業 比較

マツキヨコカラウエルシアHDツルハHDスギHD
売上高1兆616億円約1兆2,850億円約1兆円約7,000億円
営業利益率7.7%約4%台約3〜4%台約5%台
店舗数3,499店約3,000店超約2,400店約1,700店
強み都市型×化粧品PB×インバウンド郊外型×調剤×ファミリー東日本地盤×全国展開東海×調剤薬局強化
平均年収(本体)約849万円約700万円台約600万円台約700万円台

※各社の公開情報をもとに概算。マツキヨコカラは利益率が業界最高水準。

ひよぺん対話

ひよこ

年収849万円って、ドラッグストアなのに高いね?

ペンギン

これはマツキヨコカラ&カンパニー本体(持株会社)の有価証券報告書ベースの平均年収で、経営幹部・管理職・本部スタッフが中心の数字。店舗の一般社員はこの水準にはなく、実態は入社数年で400〜450万円台からスタートする。登録販売者資格を取得すると数万円アップ、店長になると500〜600万円台が一般的。薬剤師採用は処遇が別で、600〜800万円台の水準もある。「百貨店やSIerほど高くはないが、ドラッグストア・小売業の中では平均的〜やや高め」というのが実態だよ。

ひよこ

採用人数どのくらい?入りやすい?

ペンギン

マツキヨコカラは毎年数百名規模の新卒採用を行っている(正確な数値は年度によって変動)。3,499店舗を運営するためにそれなりの人数が必要なため、ドラッグストア業界の中では採用数は多め。「数十名しか採らない」という狭き門ではない。ただし総合職コースは倍率が高めで、「ドラッグストアや健康・美容への関心の高さ」「登録販売者資格への前向きな姿勢」が問われる。文系・理系不問だが、医薬品・化粧品への興味・関心が選考の評価軸になるよ。

ひよこ

営業利益率7.7%ってドラッグストアとして高いの?低いの?

ペンギン

ドラッグストア業界の平均的な営業利益率は3〜5%台が多いから、7.7%は業界の中でかなり高い水準。なぜかというと、①化粧品PBの比率が高い(他社より利益率の高い化粧品が強い)、②インバウンド客の高額購入(外国人観光客は化粧品を大量購入するため客単価が高い)、③統合シナジー(仕入れコスト削減)——この3つが高利益率の主因。比較すると、ウエルシア(約4%台)やツルハ(約3〜4%台)より明確に上。これを面接で語れると「業界理解が深い就活生」として評価されるよ。

次に読む