予算規模と待遇で見る農林水産省

2.3兆円の使い道と、農水省職員の年収・採用の実態。

知っておきたい数字

2.3兆円
予算総額(FY2025)
食料安全保障強化で増加傾向
約1.4万人
本省+林野庁+水産庁の定員
地方農政局含む全国体制
約24万円
大卒総合職初任給(月額)
地域手当込み・FY2026基準
5兆円
農産物輸出2030年目標
2024年実績:約1.5兆円

予算配分の内訳

農業・農村関連予算 50%

農地整備・担い手支援・スマート農業・食料安全保障対策(約1.1兆円)

林業関連予算(林野庁) 20%

森林整備・木材産業振興・森林吸収源対策(約4,500億円)

水産・漁業関連予算(水産庁) 15%

漁業資源管理・養殖振興・水産物輸出促進(約3,400億円)

輸出促進・国際農業 8%

農林水産物輸出5兆円目標に向けた施策(約1,800億円)

その他(農業共済等) 7%

農業災害補償、収入保険等

国家公務員の給与体系

年次・役職年収目安
1年目(係員)350〜400万円
5年目(係長)450〜550万円
10年目(課長補佐)650〜800万円
15〜20年目(課長)900〜1,200万円

農水省の採用データ(参考)

区分内容
総合職採用予定数127人程度(2025年度)
主な採用区分法律・経済(文系)、農学・自然科学(理系)
大卒初任給月240,840円(FY2026、地域手当込み)
院卒初任給月268,920円(FY2026、地域手当込み)
地方農政局全国9か所(北海道・東北・関東・北陸・東海・近畿・中国四国・九州・沖縄)

ひよぺん対話

ひよこ

農水省の予算2.3兆円って多い?少ない?

ペンギン

文科省の5.4兆円や厚労省の30兆円超に比べると小さく見えるけど、農林漁業という実物経済を直接支える予算としてはかなり大きい。ただし「農業予算が少ない」という声は農業界に根強く、予算拡充が農水省の継続的な課題でもあるよ。

ひよこ

農水省の初任給は?

ペンギン

他省庁と同じ国家公務員俸給表。大卒程度総合職の初任給は月約240,840円(FY2026)、院卒は約268,920円。東京都特別区内の地域手当を含む。地方農政局勤務になると地域手当が若干変わるよ。

ひよこ

採用人数は?文系・理系の比率は?

ペンギン

総合職全体では年間127人程度(2025年度採用予定)が農水省に採用される見込み。法律・経済区分(文系)に加えて、農学・自然科学系(農業職)の採用が多いのが農水省の特徴。理系の比率が他省庁より高い。

ひよこ

一般職の採用はある?

ペンギン

ある。一般職(大卒程度)は各地方農政局・本省で採用。農政局勤務がメインで、農家・農業団体の窓口業務や補助金事務が中心。総合職のような全国異動・政策立案は少ないが、地域に根ざした農政実務を担う安定したキャリアだよ。