📊 数字で見る協和キリン
ESや面接で使える数字と、気になる年収994万円・採用データのリアル。
知っておきたい数字
4,968億円
売上収益(2025年12月期)
前年比+0.3%。着実な成長継続
1,031億円
コア営業利益(2025年12月期)
過去最高更新。利益率20.8%
994万円
平均年収
製薬業界でも上位水準
約90名
新卒採用数(2023年度)
MR中心に理系・薬学系が多数
地域別売上構成(2025年12月期)
北米(グローバル戦略品) 38%
約1,887億円。クリースビータを中心に最大市場
EMEA(欧州・中東・アフリカ) 22%
約1,093億円。欧州での希少疾患薬の浸透が進む
日本 28%
約1,391億円。腎臓・がん領域での実績が厚い国内事業
アジア・その他 12%
約597億円。中国など新興市場への展開を加速
注目ポイント: 海外(北米+EMEA+アジア)が売上の72%を占め、真のグローバル企業。北米でのクリースビータが最大の収益源。「キリンビールの会社」ではなく「グローバルバイオ製薬」であることが数字で分かる。協和キリンは12月決算(IFRS基準)。
給与・待遇
| 平均年収 | 994万円(有価証券報告書ベース、平均年齢42歳前後) |
| 初任給(学部卒) | 約248,000円/月 |
| 初任給(修士了) | 約272,000円/月 |
| 賞与 | 年2回(6月・12月)。年5〜6ヶ月分が目安(業績連動あり) |
| 福利厚生 | 独身寮・社宅、フレックス勤務、育児支援制度充実 |
採用データ
| 採用人数(2023年度) | 約90名 |
| 主な採用職種 | MR(医薬情報担当者)・研究開発職・CRA(臨床開発)・コーポレート職 |
| 文理比率 | 理系(薬学・生命科学・化学)が多数。文系はMR・事業開発・コーポレートで採用 |
| MR採用 | 全国転勤あり。MR認定試験への合格が必須 |
働き方データ
| MRの勤務 | 直行直帰型。夕方以降の医師面談あり。不規則になりやすい |
| 研究職の勤務 | 実験スケジュール依存。フレックス活用が多い |
| 有給取得率 | 高水準を維持 |
| 育休取得率 | 男女とも高水準。復職率もほぼ100% |
業績推移(直近3期)
| 2023年12月期 | 2024年12月期 | 2025年12月期 | |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 4,741億円 | 4,953億円 | 4,968億円 |
| コア営業利益 | 885億円 | 955億円 | 1,031億円 |
| コア営業利益率 | 18.7% | 19.3% | 20.8% |
協和キリンは12月決算(IFRS基準)。コア営業利益は一時的な損益を除いた実力ベースの利益指標。3期連続で利益率が上昇しており、グローバル展開の収益化が着実に進んでいる。
国内製薬メーカー比較
| 武田薬品 | アステラス | 協和キリン | 小野薬品 | |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 約4.7兆円 | 約1.7兆円 | 4,968億円 | 約5,600億円 |
| 平均年収 | 約1,100万円 | 約870万円 | 994万円 | 約1,000万円 |
| 得意領域 | がん・消化器等多分野 | がん・眼科・泌尿器 | 希少疾患・腎臓 | がん免疫 |
| 新卒採用 | 約200名超 | 約150名前後 | 約90名 | 約80名 |
| 決算期 | 3月 | 3月 | 12月 | 3月 |
武田薬品・アステラスは3月決算、協和キリンは12月決算。比較は最新公開情報ベース。小野薬品も3月決算。製薬各社は決算期が異なるため、比較時は注意。
ひよぺん対話
平均年収994万円って本当?製薬ってそんなに高い?
有価証券報告書ベースで994万円(2024年12月期、平均年齢42歳前後)。製薬業界は全体的に年収が高く、協和キリンはその中でも上位。理由は「希少疾患薬の高い利益率」と「グローバル展開による業績の安定成長」。30代MRで680〜750万円、40代で900〜1,100万円が目安。ただし賞与の変動分が大きいので、業績連動で上下する。
製薬会社の採用って何人くらい取るの?倍率は?
協和キリンの新卒採用は年間約90名(2023年度実績)。製薬会社としては中程度の規模。倍率の公式情報はないが、MR職は薬学・生命科学の理系が中心で、文系は事務系・BD職での採用が多い。製薬業界の中では知名度が低い分、超人気メガファーマ(武田薬品等)より競争倍率はやや低めとも言われる——ただし専門性の高さで劣ると書類で弾かれる。
2025年業績って良かった?クリースビータ頼みじゃない?
2025年12月期はコア営業利益1,031億円(前年比+8%)で過去最高を更新。クリースビータの貢献は確かに大きいが、技術ライセンス収入の増加やポテリジオの海外展開も寄与している。「クリースビータ依存」は将来リスクとして本物だが、今の財務状況は非常に健全。問題は2030年代以降——特許切れのタイミングで次世代品を用意できるかどうかが試される。