💼 仕事内容を知る——コメダホールディングス
「自分で店を経営する」ではなく「FC加盟者の成功を支援する」——これがコメダ本部社員の仕事の核心。直営チェーンとは全く異なるキャリアが待っている。
プロジェクト事例で知る「リアルな仕事」
業績低迷FCオーナーへの立て直し支援——朝の来客数30%増を達成
担当エリアのFC加盟店1店舗でモーニング来客数が減少。オーナーへのヒアリングから「スタッフの接客品質のばらつき」と「常連客との関係構築不足」が原因と判断。接客研修の実施・店長とのコミュニケーション改善・地域向けSNS発信の支援を実施。3ヶ月でモーニング来客数前年比+30%、オーナーの業績目標を達成させた。
関東新エリアへのFC加盟者開拓——6ヶ月で新規3オーナーの開業支援
コメダ珈琲が未出店だった関東郊外エリアのFC開拓を担当。商圏分析・競合調査・候補物件の評価を行い、地元不動産業者や異業種の元経営者にアプローチ。コメダの理念と収益モデルへの共感を軸に3名のオーナーと契約に至り、6ヶ月で3店舗を新規開業させた。開業後も定期的に経営状況をフォローしながら軌道に乗せた。
「秋限定シロノワール」の開発——発売後インスタで2万件シェア
コメダの定番シロノワールの秋冬限定バージョンを開発。「和栗×ソフトクリーム」という意外性のある組み合わせを提案し、材料調達・試作・コスト計算・テスト導入まで担当。コメダらしい「たっぷりのボリューム感」を維持しながら、SNS映えする季節感を演出。発売後インスタグラムで2万件以上のシェアを記録し、限定販売期間の来客数増加に貢献した。
4つの事業領域
FC加盟店支援(スーパーバイザー)
FC加盟店オーナー・店長コメダ本部社員の中核業務。担当エリアのFC加盟店10〜15店舗を巡回し、業績改善・品質管理・オーナーとの関係構築を担う。「コメダの看板を守りながら、加盟者の事業が成功するよう支援する」二重の責任がある。「店長として自分で経営する」直営チェーンとは全く異なる仕事で、コンサルタント的な問題解決力と人間関係構築力が求められる。
出店開発・新規FC加盟開拓
FC加盟候補者・不動産オーナー年間50〜60店の新規出店を実現するために、FC加盟候補者を発掘・審査・開業まで支援する部門。「どのエリアにコメダを出店するか」という商圏分析と、「誰をオーナーにするか」という人物評価が重要な判断。コメダは「理念共感型のオーナー」を選ぶ方針で、加盟候補者との面談が業務の核心。
商品開発・マーケティング
消費者・FC加盟店シロノワール・コーヒー・季節メニューの商品企画・開発を担う部門。「コメダらしさ」(ゆったり・たっぷり・本格)を維持しながら新しい価値を提案する仕事。全国1,083店舗の看板メニューを決定するという影響力の大きさが特徴。SNS活用・インフルエンサー連携・テレビCMなどのマーケティング施策も担当。
新業態・ブランド開発
消費者・新規FC加盟候補者LaVinotheque(ワインバー型)・ジェリコ堂・ベイス・米屋の太郎・おかげ庵など、コメダ珈琲以外の業態を開発・展開する部門。「コメダらしいゆっくり空間」の価値を、コーヒー以外のカテゴリーで展開する試み。「次の1,000店舗を作る業態は何か」を考え、テスト出店・改善を繰り返すアントレプレナー的な仕事。
ひよぺん対話
コメダ本部のSVって、ガスト店長とどう違うの?
根本的に違う。ガスト店長は「自分が経営者として店舗の業績に責任を持つ」。コメダSVは「他者(FC加盟者)の経営を成功させるための支援者」。自分が決断して即実行できる直営チェーンと異なり、「加盟者オーナーに納得してもらいながら改善を進める」コミュニケーション力と説得力が求められる。「自分でやった方が早い」と感じる人には難しいかもしれないけど、他者の成功を自分のやりがいにできる人にとっては最高の仕事だよ。
商品開発って、コメダって変なメニューを増やせないじゃないの?
「コメダらしさ」という制約の中での商品開発が特徴。「ゆったり・たっぷり・本格コーヒー」というブランドイメージを壊す商品は絶対にNG。その代わり季節限定・地域限定・コラボ商品で驚きを提供する。シロノワールの季節バリエーション、地域限定メニュー(名古屋エリアの小倉トースト特別版等)は「コメダらしさの範囲内でどれだけ革新するか」という知的な挑戦。「コメダのブランド価値を守りながら少しずつ進化させる」という仕事の性質は、ブランドマネジメントに興味がある就活生には面白い環境だよ。