3分でわかるコマツ
世界中の建設現場と鉱山を動かしている会社。
油圧ショベルからAI無人ダンプまで、インフラを「つくる機械」のグローバルリーダー。
建設機械で世界2位。IoT・自動化で業界DXをリード
事業ポートフォリオ
売上の92.5%が建設機械・車両。建設現場の油圧ショベル・ブルドーザーから、鉱山の超大型ダンプトラックまでフルラインナップ。産業機械(大型プレス等)とリテールファイナンス(建機リース)が残りを構成。
3つのキーワードで理解する
建設機械で世界2位——キャタピラーに次ぐ巨人
油圧ショベル、ブルドーザー、ダンプトラック——世界中の建設・鉱山現場でコマツの黄色い機械が動いている。世界シェア11.2%で、首位キャタピラー(15.9%)と2強を形成。3位以下を大きく引き離す。日本メーカーでは圧倒的1位。
KOMTRAX——建機にIoTを載せた先駆者
2001年、世界に先駆けて全建機にGPS・通信モジュールを標準搭載。世界約77万台の建機の位置・稼働状況・燃料消費をリアルタイムで把握できる。盗難防止だけでなく、顧客の稼働率向上やメンテナンス最適化に活用。このデータは景気指標としてエコノミストも注目する。
無人ダンプで鉱山を変える——自動化のパイオニア
2008年に世界初の商用無人ダンプトラック運行システム(AHS: FrontRunner)を実用化。現在5カ国・23鉱山で700台超が稼働し、累計75億トンを運搬。積込・運搬コストを15%以上削減。次は建設現場への自律施工拡大を目指す。
身近な接点
建設現場
ビル・道路・橋・トンネル——あらゆる建設現場でコマツの黄色い油圧ショベルやブルドーザーが稼働している
鉱山
オーストラリアやチリの巨大鉱山で、400トン積載の超大型ダンプが無人で走る。その多くがコマツ製
自動車工場
車のボディをプレスする大型プレス機械はコマツの産業機械事業。日本車の多くがコマツの機械で成形
住宅の基礎工事
家を建てる前の地盤工事で使うミニショベルもコマツ製。ICT建機で測量から施工まで自動化
ひよぺん対話
コマツって名前は聞くけど、正直何を作ってる会社なのかピンとこない...
一言で言えば「建設現場と鉱山で使う巨大な機械を作る会社」だよ。油圧ショベル、ブルドーザー、ダンプトラック——ビルや道路を作るとき、鉱山で鉄鉱石を掘るとき、必ずコマツの機械が使われてる。売上4兆円は建設機械では世界2位で、日本メーカーではダントツ1位。日立建機やコベルコの3〜10倍の規模だよ。
BtoB企業ってことだよね?就活的にどう見ればいいの?
BtoBだけど知る人ぞ知る超優良企業だね。平均年収859万円、離職率1.26%、有給取得率ほぼ100%。しかもIoT(KOMTRAX)と自動運転(無人ダンプ)でDXを20年以上前から実践してる技術先進企業でもある。「IT企業じゃないとDXできない」なんて思ってるなら、コマツを見てほしい。
石川県の会社?東京で働けないの?
創業の地は石川県小松市だけど、本社は東京・赤坂だよ。ただし主要工場は石川(粟津・金沢)、大阪(枚方)、茨城(ひたちなか)、栃木、神奈川など全国各地。技術系なら工場がある地方勤務の可能性は高い。事務系は東京本社勤務もあるけど、「絶対に東京がいい」人には向かないかも。一方で独身寮は月1〜2万円、年間休日128日、地方の生活コストの安さを考えると、実質的な豊かさはかなり高いよ。
文系でも入れる?理系メーカーのイメージだけど...
技術系の採用が多いのは事実だけど、事務系(文系)の採用枠もしっかりあるよ。営業、調達、経理、人事、海外事業管理など。特にコマツの営業は建機のスペックだけじゃなく、顧客の施工現場の課題を丸ごと解決するソリューション営業。ICT施工の提案もするから、単なる「モノ売り」じゃない。海外売上が8割超だから、グローバルに活躍したい文系にもチャンスは大きいね。
ぶっちゃけ、建設機械って将来性あるの?
むしろこれからが本番だよ。世界的なインフラ整備需要(新興国の都市開発、先進国の老朽インフラ更新)は今後30年続く。しかもコマツは「ただ機械を売る」から「IoT+自動化で現場全体を最適化する」ビジネスに転換中。KOMTRAXで集めた77万台分のデータ、無人ダンプの自動運転技術、ドローン測量——これは建設業界のテスラ的ポジションと言ってもいい。機械メーカーだと思って見くびると損するよ。