📊 数字で見る神戸製鋼所
ESや面接で使える数字をまとめた。売上・年収・セグメント構成を把握して、業界3社との比較を理解しよう。
知っておきたい数字
セグメント別売上構成
1兆456億円 / 利益率1.5%(低い)
4,040億円 / 日野エンジン問題から回復途上
2,833億円 / 自動車・電機向け鋳鍛造品
2,227億円 / 圧縮機等。利益率が最も高い
1,687億円 / 環境設備・電力設備
927億円 / 世界トップ3の溶接材料
※ 鉄鋼アルミが売上の4割を占めるが利益率は1.5%と低く、産業機械(9%)が最も高い利益率を誇る構造。
業績推移(直近3期)
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2023年3月期 | 2兆2,760億円 | 1,527億円 | 6.7% |
| 2024年3月期 | 2兆5,428億円 | 1,870億円 | 7.4% |
| 2025年3月期 | 2兆5,550億円 | 1,587億円 | 6.2% |
※ 2025年3月期の利益率低下は建設機械回復遅れ+鉄鋼市況悪化が主因。産業機械は引き続き好調。
給与・待遇データ
| 平均年収 | 812万円(平均年齢39.9歳) |
| 初任給(大卒) | 290,060円/月 |
| 平均勤続年数 | 約16年 |
| 従業員数(単体) | 約11,368人 |
| 従業員数(連結) | 約38,488人 |
※ 年収データは有価証券報告書(2025年3月期)に基づく。職種・配属先・昇進状況で個人差あり。
業界内比較
| 日本製鉄 | JFEスチール | 神戸製鋼所 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 約7〜8兆円 | 約3.4兆円 | 2.6兆円 |
| 平均年収 | 約900万円 | 1,171万円 | 812万円 |
| 営業利益率 | 約4〜5% | 約2.8% | 6.2% |
| 産業機械 | なし | なし | ◎ 世界トップ |
| 建設機械 | なし | なし | ◎ コベルコ建機 |
| 特徴 | 規模・グローバル | 自動車ハイテン鋼 | 多角化・高利益率 |
※ JFEスチールの年収はJFEホールディングス系列の単体データ。持株会社ベースでは異なる場合がある。
ひよぺん対話
年収812万円って3社の中で一番低い?正直に教えて
そうだね。日本製鉄が約900万円、JFEスチール単体だと1,171万円と比べると低い。ただ平均年齢が39.9歳と3社の中で最も若い傾向があり、年功序列で上がっていく部分を考えると、将来の伸び代はある。また利益率が高い産業機械部門に配属されると評価・昇給が上がりやすいとも言われてる。
利益率6.2%って鉄鋼メーカーとして高いの?低いの?
鉄鋼業界の中ではまあ良い方だよ。JFEが約2.8%、日本製鉄が4〜5%の中で6.2%は多角化の恩恵が出てる数字。産業機械セグメントが利益率を引き上げているのが理由で、純粋鉄鋼メーカーとして比較するとフェアじゃないけどね。2024年3月期の7.4%から少し下がったのは建設機械の回復遅れと鉄鋼市況の影響。
鉄鋼アルミが売上1兆円なのに利益が162億円(1.5%)って低すぎない?
そう、これが神戸製鋼の構造的な課題だよ。鉄鋼は原材料(鉄鉱石・コークス)の価格に左右され、中国の鉄鋼過剰供給が市況を押し下げる。汎用品は価格競争から逃げられない。だから神戸製鋼は特殊鋼・特殊アルミへのシフトを進めてるけど、量(売上)が大きい分、汎用品も切り捨てられない状況が続いてる。
採用ってどのくらいの規模?文理比率は?
公開されてる直近データでは新卒採用は年間200〜250人前後の規模が続いてる。メーカーなので理系が多く、文理比率は理系6〜7割・文系3〜4割程度が目安。製鉄所や機械工場への配属があるため、理系(機械・材料・化学・電気系)の採用が厚い。文系は営業・購買・財務・人事など管理部門に配置される。
業績が2024年より2025年は落ちてるのはなぜ?
2024年3月期(7.4%利益率)から2025年3月期(6.2%)に下がったのは主に2つ原因がある。①建設機械部門の回復遅れ: 日野エンジン認証不正の影響で受注が一時停止し、その回復が想定より時間がかかった。②鉄鋼アルミの市況悪化: 中国の鉄鋼過剰供給が世界市況を押し下げ、神戸製鋼も影響を受けた。産業機械は引き続き好調なので、建設機械が本格回復すれば再び7%台に戻る可能性はある。