数字で見るキッコーマン

ESや面接で使える数字と、給与・採用データ。醤油メーカーにして海外売上73%——数字でキッコーマンの全体像をつかむ。

知っておきたい数字

7,090億円
売上収益(2025年3月期)
醤油メーカーとして世界最大規模。IFRSで売上収益を報告
737億円
営業利益(2025年3月期)
営業利益率約10.4%。調味料メーカーとして高水準
約73%
海外売上比率
食品メーカートップクラス。味の素(65%)超え
約50%
醤油の世界シェア(数量ベース)
100カ国以上で展開。「醤油といえばキッコーマン」を世界標準化

セグメント別売上構成(概算)

食料品卸売 約50%

JFCインターナショナルによる海外日本食品・アジア食品卸売。海外売上の大半を占める

醤油・調味料 約35%

キッコーマン醤油・つゆ・ソース類。国内家庭用・業務用・海外現地生産品

デルモンテ食品 約15%

トマトジュース・ケチャップ・缶詰。日本デルモンテが担う国内事業

※ キッコーマンはIFRS採用。セグメント区分は事業の性質に基づく概算。食料品卸売(JFC)が海外売上の大半を占める構造が特徴。

給与・待遇

平均年収823万円(連結・平均年齢43.5歳、2025年3月期)
初任給(大卒)月給230,000円
初任給(修士了)月給245,000円
賞与年2回(業績連動)
平均残業時間月約13.9時間(法定外)
諸手当住宅手当・通勤手当・家族手当等

※ 初任給は2025年度実績。海外駐在時は現地手当・赴任手当等が加算される。

採用データ

新卒採用人数推定80〜90名程度(非公開)
職種総合職(営業・マーケティング・海外・管理)+技術職(R&D・生産技術)
平均勤続年数約16〜18年(定着率が高い)
従業員数(連結)約7,700名(2025年3月期)

業績推移(直近3期・3月期)

FY2023FY2024FY2025
売上収益6,227億円6,715億円7,090億円
営業利益664億円710億円737億円
営業利益率約10.7%約10.6%約10.4%
海外売上比率約71%約72%約73%

※ IFRS基準。売上収益・営業利益ともに増収増益傾向。円安の追い風もあり海外売上の円換算が好調。

食品メーカー4社比較

キッコーマン味の素ハウス食品G日清食品HD
売上高7,090億円1兆5,305億円3,154億円7,766億円
営業利益737億円1,593億円(事業利益)200億円744億円
平均年収823万円1,037万円約700万円台881万円
海外売上比率約73%約65%約10%台約40%
主力事業醤油+卸売調味料+電子材料カレールウ+外食即席麺
会計基準IFRSIFRS日本基準日本基準

※ 各社最新決算期(2025年3月期または2024年3月期)のデータ。会計基準の違いに注意。

ひよぺん対話

ひよこ

年収823万円って実際どう?若手はどのくらいもらえる?

ペンギン

823万円は全社員平均(2025年3月期・平均年齢43.5歳)の数字。若手の実態は:

初任給:大卒23万円、修士卒24.5万円
・入社3年目:年収450万円前後
・主任クラス(8〜10年目):600〜750万円
・課長クラス(13〜15年目):800〜1,000万円

食品メーカーの中で比べると、味の素(初任給27.5万円・平均1,037万円)より初任給が低いが、年功で着実に上がるのが特徴。残業月13.9時間に対してこの水準は「悪くない」が、「初年度から稼ぎたい」人には向かない給与体系。

ひよこ

採用人数って多いの?競争率は?

ペンギン

キッコーマンは採用人数を非公開にしているが、年間80〜90名程度と推定されている。食品メーカーとしては標準的だが、ブランド力が高いためプレエントリーが多く、倍率はかなり高い

職種は総合職(営業・マーケティング・海外・管理系)+技術職(R&D・生産技術)の2系統。文理比は非公開だが、R&D・生産技術の採用も一定数あるため理系も一定割合いる。海外志望を明示すると差別化しやすい。

ひよこ

業績って伸びてるの?最近どう?

ペンギン

2025年3月期の売上収益7,090億円は好調。営業利益737億円、営業利益率約10.4%は調味料メーカーとして高水準。

成長ドライバーは①海外事業の拡大(JFC卸売+醤油の海外販売増)と②国内の高付加価値商品(減塩・有機)へのシフト。円安の追い風もあり、海外売上の円換算が好調。逆に円高になると目減りするリスクはある。直近3期は増収傾向が続いており、財務体質も安定している。

関連ページ