3分でわかる関西電力

関西2,000万人の電気を支え、国内最多の原発7基を動かす——インフラの巨人が不祥事を乗り越え、再エネ・通信で次の成長へ

4.34兆円 連結売上高(FY2025)
約33,000人 連結従業員数
原発7基 国内最多の原子力発電所

電力3強の一角 × 原子力発電国内最多 × eo光・mineoの親会社

事業ポートフォリオ — 関電グループの4本柱

収益の柱
エネルギー事業(発電・小売)
原子力7基・火力・水力で発電<br/>関西2府4県に電力供給
売上の約70%
🔌
送配電事業
関西電力送配電(子会社)<br/>送電線・変電所・配電網の管理
安定した規制事業
📡
情報通信事業
オプテージ(eo光・mineo)<br/>関西圏の通信インフラ
売上の約8%
🏢
不動産・ソリューション
関電不動産開発<br/>介護・エネルギーサービス
多角化の成長領域

原子力を中心とする発電・小売が売上の7割。送配電は規制事業で安定収益。オプテージ(eo光・mineo)の情報通信と不動産で多角化を推進。

3つのキーワードで理解する

1

関西2,000万人の電気を支える——関西最大のインフラ企業

大阪・京都・神戸・奈良——あなたが関西で使う電気の大半を関西電力が発電し、届けている。売上4.34兆円は関西最大級の企業。東京電力、中部電力と並ぶ日本の電力3強の一角。

2

原発7基——国内最多の原子力で「安い電気」を実現

福井県の美浜・高浜・大飯に計7基の原子力発電所を保有し、発電量の約48%を原子力が占める。原子力は燃料費が安いため、原発が動くほど利益が出る構造。再稼働でV字回復を果たした。

3

金品問題からの再出発——ガバナンス改革の途上

2019年に役員が福井県高浜町の元助役から計3.6億円の金品を受領していた問題が発覚。社長・会長が辞任し、取締役の過半数を社外に。不祥事と信頼回復の歴史も含めて理解しておくのが就活では重要。

身近な接点 — 関電の仕事に触れている瞬間

💡 毎日の電気

関西で暮らすなら、ほぼ関西電力。スマホの充電も、エアコンも、この会社の発電所から

📡 eo光・mineo

関西で人気の光回線「eo光」、格安SIM「mineo」は関電グループのオプテージが運営

⚛️ 原子力発電所

福井県の若狭湾に並ぶ原発群。関西の電気の約半分をここで作っている

🔌 電柱・送電線

街中の電柱や送電線の管理。停電時に復旧するのも関電グループの仕事

ひよぺん対話

ひよこ

関西電力って不祥事の会社ってイメージがあるんだけど...

ペンギン

正直に言うと、2019年の金品受領問題は関電の歴史に大きな傷を残した。福井県高浜町の元助役から役員75人が計3.6億円の金品を受け取っていた。社長・会長が辞任し、82人が処分された。

ただしその後——
取締役の過半数を社外取締役に(日本の大手インフラ企業では異例)
・コンプライアンス部門を抜本改革
・新経営陣による「信頼回復」を最優先に

面接で聞かれたら「不祥事があったことは知っている。だからこそガバナンス改革に力を入れているし、自分もその改革に貢献したい」と言えると好印象。隠すより正面から向き合う姿勢が評価されるよ。

ひよこ

原子力発電って危なくない?福島の事故もあったし...

ペンギン

不安はもっともだし、世論も分かれるテーマ。でも就活では「原子力の是非」ではなく「関電のビジネスモデル」として理解するのが大事。

事実として——
・関電は発電量の約48%を原子力に依存。原発が止まると火力(LNG)に頼るから燃料費が爆増する
・福島以降の新規制基準をクリアして7基が再稼働済み
・原発が動くと利益が大幅改善。2023年3月期以降のV字回復は原発再稼働のおかげ

「原発に賛成/反対」ではなく「日本のエネルギーミックスの現実として原子力が必要な理由を理解している」と語れると面接では強いよ。

ひよこ

関電って安定してそうだけど、成長はあるの?

ペンギン

電力会社の「安定」は規制に守られた送配電事業原子力のコスト優位性から来ていて、これは本物。でも成長余地も結構ある——

再エネ: 2030年に600万kW以上を目標。洋上風力は大型案件
情報通信: オプテージ(eo光・mineo)は関西で独自のポジション
ガス小売: 「関電ガス」で大阪ガスの顧客を逆に奪取中
海外: 東南アジアの再エネ事業への出資

ただし正直なところ、大阪ガスや東京ガスほど海外での成長ストーリーは強くない。「安定×ほどよい成長」が関電の立ち位置だね。

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