数字で見る川崎重工業
ESや面接で使える数字を完全整理。「2兆1,293億円・過去最高益」の中身を読み解く。
知っておきたい数字
事業セグメント別売上
約5,700億円——C-2・P-1・ヘリ・民間機部品。事業利益最大のセグメント
約5,700億円——Kawasakiバイク・ジェットスキー・汎用エンジン
約2,800億円——産業用ロボット・油圧機器
約2,800億円——エンジニアリング・建設機械等
約2,100億円——液化水素船・LNGタンカー・ガスエンジン
約2,100億円——新幹線・地下鉄・海外鉄道車両
業績推移(直近3期)
| FY2023 | FY2024 | FY2025 | |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 約1兆6,900億円 | 約1兆8,500億円 | 2兆1,293億円 |
| 事業利益 | 約440億円 | 約462億円 | 1,431億円 |
| 事業利益率 | 約2.6% | 約2.5% | 6.7% |
※FY2025は航空宇宙システムが黒字転換し、全セグメントで増収増益。
給与・待遇
| 平均年収 | 793万円(平均年齢41.5歳) |
| 初任給(学部卒) | 月額260,000円 |
| 初任給(修士了) | 月額281,000円 |
| 賞与 | 年2回 |
| 社宅・寮 | あり(独身寮・社宅制度) |
| フレックスタイム | 導入済み(コアタイムあり) |
採用データ
| 新卒採用数(2026年卒) | 325名(技術系262名・事務系63名) |
| 技術系比率 | 約80% |
| 事務系比率 | 約20% |
| 選考プロセス | ES → 適性検査 → 面接複数回 |
| 主な採用大学 | 神戸大・大阪大・東大・東工大・早稲田・慶應・九大・名大・同志社・関西大 |
重工メーカー比較
| 川崎重工 | 三菱重工 | IHI | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 2兆1,293億円 | 約5兆2,000億円 | 1兆6,268億円 |
| 事業利益率 | 6.7% | 約7% | 8.8% |
| 平均年収 | 793万円 | 約900万円 | 813万円 |
| BtoCブランド | あり(Kawasaki) | なし | なし |
| 水素戦略 | 世界初実証完遂 | 一部参画 | アンモニア専焼 |
| 本社 | 神戸 | 東京(丸の内) | 東京(豊洲) |
ひよぺん対話
年収793万円はIHIの813万円より低いけど、どう考える?
数字だけで比較するとIHIに見劣りするけど、背景を理解すると違う見方ができる——
・IHIは航空エンジン特化で利益率8.8%。川崎重工は多角化で6.7%。利益率の差が年収差になっている
・川崎重工は2025年3月期が過去最高益。航空宇宙セグメントが黒字転換して大幅改善
・2026年3月期は売上2.3兆円目標(前期比+8.5%増)で、業績好調が続けば年収も上がる可能性
年収793万円(平均年齢41.5歳)は重工メーカーとしては標準的。IHIより低いとはいえ、製造業全体では上位水準。バイクや水素への情熱があるなら年収差の20万円は十分気にならないレベルだよ。
神戸本社ってそんなに影響ある?
かなり影響があると思う。重工3社で神戸本社は川崎重工だけ(三菱重工は東京、IHIは豊洲)。
・コーポレート職(経営企画・人事・財務)は神戸本社が中心
・航空宇宙・車両の工場は岐阜・兵庫・神戸に集中
・東京オフィスは営業・一部コーポレートが入るが神戸より規模が小さい
「東京に住みたい」「東京で働きたい」という人にはマイナス。逆に神戸・関西が好きな人には最高の環境。神戸は住みやすい都市として評価も高いし、阪神間(神戸〜大阪〜芦屋)は生活コストが東京より低いので実質的な豊かさは高い。
OB/OG訪問で「実際の勤務地の実態」を必ず確認しよう。