💼 仕事内容を知る

塩化ビニルの生産管理から、生分解性プラスチックの開発、そしてCAR-T細胞療法の製造受託まで——「化学×バイオ×医療」が融合するカネカの多彩な仕事。

🏗️ Material SU 塩ビ・基礎化学品
建材・電線インフラ
🌿 Quality of Life SU 生分解性プラ・CoQ10
太陽電池フィルム
🧬 Life Science SU CAR-T再生医療
ECMO・医薬成分
🥛 Nutrition SU 乳業・食品添加物
サプリメント原料

プロジェクト事例 — 若手はこう関わる

素材営業 BtoB・国内

CoQ10を化粧品・食品メーカーへ提案

コエンザイムQ10(CoQ10)は美容・健康サプリや化粧品の原料として需要が高い。カネカは世界最大の生産能力を持ち、花王・資生堂・DHC等の有名企業へ原料供給している。営業担当は「成分の特性・エビデンス」を説明しながら採用を提案する。

👤 若手の関わり方 入社1〜3年目の営業が担当顧客への原料提案・サンプル提供・技術的フォローを担当。先輩同行から徐々に独り立ち。
開発・研究 グローバル

PHBHを使った生分解性包装材の開発

欧州の食品メーカーや日本のコンビニチェーンから「プラスチック包装をPHBHに切り替えたい」という引き合いが増えている。カネカの研究員はPHBHの成形加工技術を開発し、顧客の要求する強度・透明度・生分解速度を実現する研究を行う。

👤 若手の関わり方 入社2〜5年目の研究員が材料設計・評価実験・顧客向け技術資料作成に参画。上市まで数年かかるプロジェクト。
新規事業 グローバル・製薬

CAR-T細胞療法 製造受託(CDMO)の立ち上げ

がん患者から採取したT細胞を遺伝子改変して個別化医療を提供するCAR-T細胞療法。各患者ごとに細胞を製造する必要があり、カネカは製薬企業からの受託製造(CDMO)ビジネスを構築中。製造技術・品質保証・薬事対応が求められる。

👤 若手の関わり方 入社5年目以降の技術系社員が製造プロセス開発・品質管理システム構築を担当。製薬会社との協業が中心。
工場・製造 国内工場

高槻工場での塩ビ生産最適化

カネカの基幹事業である塩化ビニル樹脂の生産をデジタル技術で効率化するプロジェクト。センサーデータのリアルタイム分析による品質管理自動化、省エネルギー化を推進。化学プラントの安定稼働と品質保証を担う。

👤 若手の関わり方 入社1〜3年目の技術系社員が設備管理・品質検査・生産管理に従事。製造の現場から学ぶキャリアのスタート。

事業領域マップ

🏗️

Material SU(基礎化学品)

建材・電線メーカー・農業

塩化ビニル樹脂(PVC)はカネカの祖業にして基盤事業。水道管・電線被覆・建材・農業フィルムなど日本の社会インフラを支える。苛性ソーダも同時に生産される(電解工程での副産物)。景気変動に対してやや影響を受けやすい汎用品事業だが、安定した需要基盤として機能。

売上比率(概算)
約35% 基盤
🌿

Quality of Life SU(高機能材料)

化粧品・食品・農業・エネルギー

CoQ10(コエンザイムQ10): 美容・健康サプリ・化粧品原料で世界最大の製造能力。PHBH(生分解性ポリマー): 海洋生分解性の環境対応プラスチック(欧州シェア約40%)。フレキシブル太陽電池: 曲げられる薄型太陽電池フィルムで建物一体型太陽光発電に対応。

成長率
前年比増 成長中
🧬

Life Science SU(ライフサイエンス)

製薬企業・医療機関

CAR-T細胞療法向け製造技術: がん患者のT細胞を遺伝子改変する再生医療製品の製造受託(CDMO)。ECMO(体外式膜型人工肺): 重症呼吸不全患者の救命機器。コロナ禍で需要急増。CoQ10医薬品原体: 心疾患治療薬の有効成分製造。化学メーカーが「再生医療」に挑む先端事業。

将来性
育成事業 将来の柱
🥛

Nutrition SU(乳業・食品)

食品メーカー・小売

乳業事業(牛乳・乳製品)と食品添加物・機能性素材(カロテノイド・ビタミン等)を展開。カロテノイド(天然色素・抗酸化成分)は食品・飼料向けに世界展開。乳業は国内を中心に安定事業として機能。

売上比率(概算)
約20%

ひよぺん対話

ひよこ

化学メーカーの営業って、何を売るの?文系でも専門知識必要?

ペンギン

カネカの場合、売るのは素材・原料。CoQ10を「うちの化粧品に使いませんか」と化粧品メーカーに提案したり、PHBHを「袋の素材に使いませんか」と食品会社に提案したりする。専門知識は入社後の研修で身に付くから、最初から完璧じゃなくていい。大事なのは「相手の課題を理解して解決策を提案できる力」。化粧品会社が「環境に配慮した素材が欲しい」という課題を持っていたら、PHBHという解決策を提案するわけ。

ひよこ

再生医療って化学会社がやるの?なんで?

ペンギン

面白い質問。カネカは長年発酵技術・バイオテクノロジーを磨いてきた。CoQ10も微生物を使って作るし、PHBHも微生物が産生する。その延長線上に「細胞を育てる技術」がある。CAR-T細胞療法って、患者のT細胞を取り出して遺伝子改変して増殖させて戻すんだけど、「生きた細胞を工場で安定製造する」のはまさにカネカのバイオ技術が活かせる領域なんだよ。「化学メーカーが医療?」じゃなくて「バイオ技術の自然な進化」として捉えると納得できるよ。

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