📊 数字で見るカネカ

ESや面接で使える数字を整理。「生分解性プラがまだ小さい」という現実と、「それでもなぜカネカか」を語る根拠を押さえよう。

知っておきたい数字

8,072億円
売上高(FY2025・3月期)
前年比+5.9%、過去最高を更新
400億円超
営業利益(FY2025・3月期)
前年比+22.9%、営業利益率約5%
約40%
欧州でのPHBHシェア
生分解性ポリマー市場で欧州トップ
世界最大
CoQ10製造能力
美容・健康・医薬品原料として世界展開

セグメント別売上構成(概算)

Material SU(塩ビ等基礎化学品) 35%

塩化ビニル・苛性ソーダ等。社会インフラ向け安定事業

Quality of Life SU(高機能材料) 28%

CoQ10・PHBH(生分解性プラ)・フレキシブル太陽電池等

Nutrition SU(乳業・食品) 20%

乳業・カロテノイド・ビタミン等の食品素材

Life Science SU(再生医療・医薬) 10%

CAR-T製造技術・ECMO・CoQ10医薬原体(育成事業)

その他・消去 7%

共通費・セグメント間消去等

※ カネカは日本基準。セグメント区分は概算。Life Science SUは先行投資段階で利益貢献は限定的。

給与・待遇

平均年収813万円(平均年齢41.5歳)※有価証券報告書ベース
初任給(大卒)月224,000円(2024年度)
初任給(修士卒)月243,000円(2024年度)
賞与年2回(業績連動部分あり)
住宅補助社宅・独身寮あり
諸手当地域手当・家族手当等

採用データ

2024年入社実績71名(前年同水準)
文理比率理系約70〜80%・文系約20〜30%
採用職種技術系(研究・開発・生産)・事務系(営業・管理)
採用大学傾向旧帝大・関関同立・理系国立大が中心

働き方データ

平均残業時間月20〜25時間程度(部署により差あり)
有給取得率60%台(化学メーカー標準的)
テレワーク事務系は利用可。工場・研究部門は限定的
転勤全国転勤あり(関西・関東・北海道・茨城等)

業績推移(直近3期・日本基準)

FY2023(3月期)FY2024(3月期)FY2025(3月期)
売上高約7,670億円約7,624億円8,072億円
営業利益約190億円約326億円約401億円
営業利益率約2.5%約4.3%約5.0%

※ FY2023は原材料高騰の影響で利益が低下。FY2024以降はコスト管理改善と価格転嫁で回復。

化学メーカー比較(売上・年収)

カネカ信越化学旭化成三菱ケミカル
売上高8,072億円2.56兆円約2.5兆円約3.9兆円
営業利益率約5%約29%約5%約4%
平均年収813万円約1,410万円約800万円約800万円
強み素材PHBH・CoQ10塩ビ・半導体シリコンサランラップ・高機能繊維総合化学品
採用人数約71名約100名約400名約200名

※ 各社有価証券報告書・採用サイトの公開情報をもとに作成。年収は有価証券報告書記載の平均。

ひよぺん対話

ひよこ

年収813万円って化学メーカーとして高い方?低い方?

ペンギン

化学メーカーの中では標準より少し上の水準。信越化学は1,400万円超、旭化成は800万円前後、三菱ケミカルは800万円前後と言われてる。カネカの813万円はそれと並ぶレベル。ただ注意してほしいのは、この数字は平均年齢41.5歳の平均。30代前半の実態は600〜700万円程度が多い。ボーナスは業績連動の部分があり、好業績年は手厚くなる傾向。

ひよこ

採用人数71名って少なくない?入れるの?

ペンギン

確かに少ない。旭化成(400名超)と比べると圧倒的に少ないが、競争率はその分高い。ただ信越化学(約100名)とは近い規模感。カネカの採用は理系が全体の7〜8割で、文系採用は数十名程度とかなり狭き門。でも「PHBHに真剣に関わりたい」「再生医療製造に携わりたい」という具体的な志望動機を持てる人は少ないから、それを磨いてES・面接に臨めば勝算はあるよ。

ひよこ

PHBHって今どのくらい売れてるの?大きな事業なの?

ペンギン

まだ「育成事業」の段階で、グループ全体の売上に占める割合は大きくない。欧州シェア40%とはいえ、PHBHの市場自体がまだ小さい。カネカの現在の稼ぎ頭は塩ビ・CoQ10・乳業。ただしプラスチック規制が世界的に進む中で「伸びしろが最も大きい事業」の一つ。5〜10年後には主要事業に育つシナリオを描いている。「今は赤字投資段階でも、将来の大きな柱になる」という長期視点が大事だよ。

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