3分でわかる鹿島建設
霞が関ビル、黒部ダム、東京湾アクアライン——日本の近代建築史を作ってきた、スーパーゼネコンのトップランナー。
スーパーゼネコン売上1位 × 海外比率38% × 技術の鹿島
スーパーゼネコン5社 — 業界の頂点
スーパーゼネコン5社は売上1兆円超の総合建設会社。鹿島は売上1位かつ海外比率1位で、「技術の鹿島」として超難度の大型案件を得意とする。
3つのキーワードで理解する
スーパーゼネコン売上No.1——「技術の鹿島」
売上高2兆9,118億円はスーパーゼネコン5社で堂々の1位。日本初の超高層ビル「霞が関ビル」、黒部ダム、東京湾アクアライン、六本木ヒルズ——日本の近代建築史はほぼ鹿島の歴史と言っても過言ではない。「技術の鹿島」の異名は伊達じゃない。
海外売上比率38%——ゼネコン随一のグローバル展開
海外売上1兆1,145億円、比率約38%はスーパーゼネコンでダントツ。北米のデータセンター建設、東南アジアのインフラ開発を現地法人主導で推進。40カ国以上に展開し、「日本のゼネコンで最も海外で稼いでいる会社」。
1840年創業——180年超の信頼とネットワーク
天保11年創業の老舗。180年以上にわたる施主との信頼関係が最大の参入障壁。ダム・原発・トンネルなど国家プロジェクト級の難工事を任されるのは、長年の実績と技術の蓄積があるからこそ。
身近な接点 — 鹿島建設が作った空間
鹿島が施工した東京のランドマーク。森ビルとの長年のパートナーシップ
海底トンネル+橋で千葉と神奈川を結ぶ。鹿島の土木技術の結晶
都心の大型オフィスビルの多くに鹿島の施工実績。毎日通うビルが鹿島製かも
北米でデータセンター建設が急増中。あなたが使うクラウドの「箱」を鹿島が建てている
ひよぺん対話
ゼネコンって何?建設会社と何が違うの?
ゼネコンは「ゼネラル・コントラクター(総合建設業者)」の略。普通の建設会社との違いは「自分では手を動かさない」こと。
建設業界の構造はこう——
施主(発注者)→ ゼネコン(元請け)→ サブコン・専門工事会社(下請け)
ゼネコンは設計・施工管理・工程管理を統括する「建設プロジェクトの総監督」。実際に鉄骨を組んだり配管を通したりするのはサブコン(関電工、高砂熱学、きんでんなど)。
映画でいうと、ゼネコンが監督、サブコンが俳優やスタッフ。鹿島建設はその中でもスピルバーグ級の超大作を任される監督だと思ってくれればいい。
スーパーゼネコン5社って何がスーパーなの?
売上1兆円以上のゼネコンを「スーパーゼネコン」と呼ぶ。鹿島・大林組・大成・清水・竹中の5社だけがこのクラス。
何がスーパーかというと——
・技術力: 超高層ビル、ダム、トンネルなど「他社では無理」な難工事ができる
・資金力: 数千億円規模のプロジェクトを受注できる財務基盤
・総合力: 設計・施工・開発を自社で完結できる
・信用力: 国や大企業が「ここなら任せられる」と思うブランド
その中で鹿島は売上1位(2.91兆円)かつ海外比率1位(38%)。「スーパーゼネコンのトップ」という立ち位置だよ。
文系でもゼネコンに入れるの?現場で汗かくイメージなんだけど...
入れる。むしろ鹿島は毎年40人前後の事務系を採用してる。仕事は——
・営業: デベロッパー(三井不動産、森ビルなど)や官公庁への提案。「この土地にこんなビルを建てませんか?」という数百億円規模の提案営業
・開発: 自社で土地を仕入れてビルを開発。不動産デベロッパーに近い仕事
・管理部門: 経理・法務・人事・IR。海外事業の契約交渉は英語必須
ただし新卒の約87%は技術系(施工管理・設計)。文系は全体の13%くらいだから、枠は狭い。でも「営業で数百億円の案件を動かす」経験は、他業界ではなかなかできないスケール感だよ。
鹿島って海外に強いの?他のゼネコンと何が違う?
圧倒的に違う。数字で見ると——
・鹿島: 海外売上1兆1,145億円(38%)
・大林組: 約4,000億円(15%)
・大成: 約2,000億円(10%)
・清水: 約2,500億円(13%)
鹿島の海外事業は1960年代から60年以上の歴史がある。特に強いのが——
・北米: 建築・不動産開発。最近はデータセンター建設が急増
・東南アジア: インフラ・工場建設。タイ・ベトナム・インドネシア
・オセアニア: 豪州での大型インフラプロジェクト
「海外で働きたい」ならゼネコンの中で鹿島が最もチャンスが多い。入社5年目以降で海外駐在の可能性がある。