鹿島建設の働く環境とキャリアパス
平均年収1,185万円、海外40カ国の駐在チャンス——「技術の鹿島」で働くリアル。
キャリアステップ
現場の基本を身につける
- 施工管理: 先輩の下で品質管理・工程管理を担当。コンクリート打設の立会い、写真記録、協力会社との調整
- 設計: 先輩と一緒に図面作成、構造計算のサポート。BIMモデルの作成も
- 営業・事務系: 入札書類の作成、提案書のサポート。先輩と同行してクライアント訪問
- 入社1年目は現場研修(約3ヶ月)で実際の建設現場を体験。技術系・事務系問わず全員参加
一人前——現場を任される
- 施工管理: 工区リーダーとして担当エリアの施工を統括。数十人の作業員を指揮
- 設計: プロジェクトの主担当として設計を一人で回せるように
- 営業: 担当顧客を持ち、数十億円規模の案件を自ら獲得
- 海外駐在のチャンスが出てくる。北米・東南アジア・オセアニアへの派遣
所長・マネージャー——プロジェクトを率いる
- 現場所長: 数百億円規模のプロジェクトの最高責任者。品質・コスト・安全の全てを統括
- 部門マネージャー: 営業部門・設計部門のチームリーダーとして部下を育成
- 海外拠点の幹部として現地経営に参画するキャリアパスも
- 所長クラスになると年収1,500万円以上が一般的
経営層——会社の方向を決める
- 部長〜役員クラス。事業戦略の意思決定、大型案件の最終判断
- 海外事業のトップ、開発事業のトップなど事業領域の責任者に
- 鹿島は生え抜き社員が経営幹部になる文化。プロパー重視
- 業界団体(日本建設業連合会等)の要職も。建設業界全体をリードする立場
研修・育成制度
新入社員研修(約3ヶ月)
ビジネスマナー、安全教育、鹿島の理念教育に加え、実際の建設現場での現場研修。技術系・事務系とも全員が現場を体験
現場OJT(3年間)
配属後は先輩社員がマンツーマンで指導。施工管理の基本から図面の読み方、協力会社との付き合い方まで
海外研修・駐在制度
入社5年目以降で海外駐在のチャンス。北米・東南アジア・オセアニアを中心に40カ国以上の拠点から
資格取得支援
一級建築士、技術士、施工管理技士などの資格取得を費用面・学習時間面で全面サポート。合格祝い金制度あり
選抜型リーダー研修
将来の経営幹部候補に対する選抜研修。経営戦略、財務、リーダーシップを集中的に学ぶ
DX・デジタル研修
BIM/CIM、AI活用、ドローン測量など建設DXの最新技術を学ぶ研修プログラム
向いている人 / 向いていない人
向いている人
- スケールの大きい仕事がしたい人——数百億〜数千億円規模のプロジェクト。「自分が指揮した建物」が街の風景になる
- 海外で働きたい人——海外売上比率38%はゼネコン随一。40カ国以上に駐在のチャンスがある
- チームを率いるリーダータイプ——施工管理は数百人の作業員を統括する「現場の指揮官」。リーダーシップが求められる
- モノが出来上がる過程に興奮する人——設計図が実物になり、街の風景が変わっていく。その変化を毎日体感できる
- 年収にこだわる人——平均年収1,185万円。30代で1,000万円超え、所長クラスで1,500万円以上
向いていない人
- デスクワーク中心がいい人——施工管理は現場が仕事場。炎天下、寒冷地、早朝出勤は日常。体力は必須
- 残業が絶対嫌な人——工期が決まっている以上、繁忙期の長時間労働は避けられない。月40〜60時間の残業もある
- 転勤したくない人——プロジェクトごとに勤務地が変わる。東京→北海道→大阪→海外は珍しくない
- 個人プレーが好きな人——建設は究極のチーム仕事。協力会社との調整力が問われる
- すぐに成果が見たい人——1つのプロジェクトが3〜10年。短期で結果を出すタイプの仕事ではない
ひよぺん対話
年収1,185万円ってすごいけど、残業やばいんでしょ?
正直に言うと——
・平均残業: 月30〜40時間(現場配属時はもっと多いことも)
・施工管理は朝7時出勤が標準。夕方以降にデスクワークで拘束時間は長い
・設計・営業・管理部門は比較的マシ。月20〜30時間程度
ただし鹿島は2024年問題(建設業の残業上限規制)に対応して改善中——
・ICT活用で現場管理の効率化
・4週8閉所(週休2日)の推進
・リモートワーク可能な業務は在宅勤務
年収1,185万円÷残業含む労働時間で考えると時給換算は決して悪くない。でも「残業ゼロ」は期待しないほうがいい。高年収の裏にはハードワークがある。
転勤ってどのくらいの頻度?
プロジェクト単位だから、工期が終われば次の現場へ異動。
・施工管理: 2〜5年ごとにプロジェクト完了で異動。東京→大阪→北海道→海外は十分ありえる
・営業・設計: 支店異動はあるが、施工管理ほど頻繁ではない
・海外: 3〜5年の駐在が一般的
「特定の都市に根を下ろしたい」人には正直キツい。でも全国の大型プロジェクトを渡り歩くのは、ゼネコンならではの面白さでもある。
ちなみに独身寮・社宅は充実してるから、転勤に伴う住居コストは会社が負担してくれる。