📊 数字で見るJFE

ESや面接で使える数字と、給与・採用データをまとめた。利益率の低さと年収の高さの両方を正直に解説する。

知っておきたい3つの数字

4.9兆円
売上収益(FY2025)
国内鉄鋼第2位。トヨタ自動車1社分の鉄鋼需要に匹敵する規模
1,171万円
JFEスチール平均年収
有価証券報告書ベース。平均年齢47.5歳。製造業トップクラスの水準
62,000人
連結従業員数
JFEスチール・エンジニアリング・商事グループ合計。国内主要製鉄所と海外拠点に分散

セグメント別売上構成

※ セグメント間取引があるため合計は連結売上収益(4.9兆円)と一致しない。各数値は売上ウェイトの目安。

スチール(JFEスチール) 70

約3.4兆円。自動車・造船・建材向けが中心。グループの中核事業

商社(JFE商事) 30

約1.4兆円。鉄鋼専門商社として流通・輸出を担う

エンジニアリング(JFEエンジニアリング) 12

約5,698億円(過去最高)。廃棄物処理・洋上風力・水処理。利益率が高い

業績推移(直近3期)

年度 売上収益 事業利益 利益率
2023年3月期 4.9兆円 3,116億円 6.4%
2024年3月期 5.2兆円 2,353億円 4.5%
2025年3月期 4.9兆円 1,353億円 2.8%
ポイント: 2025年3月期は中国の鉄鋼過剰生産の影響で事業利益が前期比42.5%減。売上自体は安定しているが、利益率は市況に大きく左右される鉄鋼業の特性が表れている。

給与・待遇

JFEスチール平均年収 1,171万円(平均年齢47.5歳、有価証券報告書)
初任給(大卒) 282,000円 / 月
初任給(修士了) 301,000円 / 月
平均残業時間 月32時間(OpenWork)
離職率 3.4%(低水準)
平均勤続年数 22.9年

採用データ(JFEスチール)

総合職採用人数(2026年度) 290人
うち技術系 123人(約42%)
うち事務系 49人(約17%)
修士・博士採用比率 技術系は修士が多い傾向
参考: 2026年度採用の内訳は一部推定を含む。JFEエンジニアリング・JFE商事は別途採用。グループ全体ではさらに多い採用数になる。

業界内比較

指標 JFEホールディングス 日本製鉄 神戸製鋼所
売上収益(概算) 約4.9兆円 約7〜8兆円 約2兆円
国内粗鋼生産順位 第2位 第1位 第3位
多角化事業 エンジニアリング・商社 山陽特殊鋼等(鉄鋼系) アルミ・銅・機械・電力
平均年収(参考) 1,171万円(スチール) 非公開 非公開

ひよぺん対話

ひよこ

年収1,171万円って本当の話なの?新卒からすごく遠い数字だけど。

ペンギン

JFEスチールの有価証券報告書に記載されている本物の数字だよ。ただし平均年齢47.5歳のデータだから、新卒入社直後は当然もっと低い。初任給は大卒282,000円・修士301,000円で、おおよそ30代後半で700〜800万円、40代で1,000万円超えというイメージ。年功序列が残っている大企業製造業なので、長く働き続ければ確実に上がっていくタイプの給与体系だよ。

ひよこ

利益率2.8%って低くない?大企業なのに儲かってない感じがして不安。

ペンギン

鉄鋼業は設備産業でコストが固定的だから、市況次第で利益率が大きく変動するよ。2023年3月期は6.4%、2024年は4.5%、2025年は2.8%と下がってきているのは中国の過剰生産が主因。良い年は6〜7%出るし、2021〜2022年頃はもっと高かった。「利益率が低い=経営が下手」ではなく「素材産業特有の市況変動」と理解しておくといいよ。

ひよこ

残業月32時間って製造業にしては少ない気がするけど、本当?

ペンギン

OpenWorkの口コミ集計だから部署差はあるよ。本社・営業部門は繁忙期に40〜50時間になることもあるし、製鉄所の現場は交代勤務(シフト制)で残業という概念が違う部門もある。32時間は「平均的な月の目安」で、「常に32時間以内」ではない。ただ重工業系の中では労務管理がしっかりしている方で、有給取得率も改善されてきているとの口コミが多いよ。

ひよこ

セグメント売上比率の合計が100%超えてるのはなぜ?

ペンギン

JFEスチールの製品をJFE商事が販売するといったグループ内取引(セグメント間取引)があって、連結決算では相殺されるんだよ。でも各セグメントの売上は「そのセグメントが生み出した売上高」として計上されるから、単純に足すと100%を超える。連結の売上収益4.9兆円が実際の規模で、セグメント比率はあくまで「おおよその事業ウェイト」として理解する感じでOKだよ。

ひよこ

採用人数290人って多いの少ないの?競合と比べてどう?

ペンギン

単独の事業会社(JFEスチール)で290人(総合職)は大手鉄鋼メーカーとしては標準的な規模だよ。日本製鉄が500人規模、神戸製鋼が200人前後、という感じ。倍率でいうと鉄鋼メーカーは人気が高まっていて、JFEスチールも数十倍の倍率になることがある。文理比では技術系が約60%・事務系が約40%で、技術系の方が採用枠が多い。