📊 数字で見るJFE
ESや面接で使える数字と、給与・採用データをまとめた。利益率の低さと年収の高さの両方を正直に解説する。
知っておきたい3つの数字
セグメント別売上構成
※ セグメント間取引があるため合計は連結売上収益(4.9兆円)と一致しない。各数値は売上ウェイトの目安。
約3.4兆円。自動車・造船・建材向けが中心。グループの中核事業
約1.4兆円。鉄鋼専門商社として流通・輸出を担う
約5,698億円(過去最高)。廃棄物処理・洋上風力・水処理。利益率が高い
業績推移(直近3期)
| 年度 | 売上収益 | 事業利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| 2023年3月期 | 4.9兆円 | 3,116億円 | 6.4% |
| 2024年3月期 | 5.2兆円 | 2,353億円 | 4.5% |
| 2025年3月期 | 4.9兆円 | 1,353億円 | 2.8% |
給与・待遇
| JFEスチール平均年収 | 1,171万円(平均年齢47.5歳、有価証券報告書) |
| 初任給(大卒) | 282,000円 / 月 |
| 初任給(修士了) | 301,000円 / 月 |
| 平均残業時間 | 月32時間(OpenWork) |
| 離職率 | 3.4%(低水準) |
| 平均勤続年数 | 22.9年 |
採用データ(JFEスチール)
| 総合職採用人数(2026年度) | 290人 |
| うち技術系 | 123人(約42%) |
| うち事務系 | 49人(約17%) |
| 修士・博士採用比率 | 技術系は修士が多い傾向 |
業界内比較
| 指標 | JFEホールディングス | 日本製鉄 | 神戸製鋼所 |
|---|---|---|---|
| 売上収益(概算) | 約4.9兆円 | 約7〜8兆円 | 約2兆円 |
| 国内粗鋼生産順位 | 第2位 | 第1位 | 第3位 |
| 多角化事業 | エンジニアリング・商社 | 山陽特殊鋼等(鉄鋼系) | アルミ・銅・機械・電力 |
| 平均年収(参考) | 1,171万円(スチール) | 非公開 | 非公開 |
ひよぺん対話
年収1,171万円って本当の話なの?新卒からすごく遠い数字だけど。
JFEスチールの有価証券報告書に記載されている本物の数字だよ。ただし平均年齢47.5歳のデータだから、新卒入社直後は当然もっと低い。初任給は大卒282,000円・修士301,000円で、おおよそ30代後半で700〜800万円、40代で1,000万円超えというイメージ。年功序列が残っている大企業製造業なので、長く働き続ければ確実に上がっていくタイプの給与体系だよ。
利益率2.8%って低くない?大企業なのに儲かってない感じがして不安。
鉄鋼業は設備産業でコストが固定的だから、市況次第で利益率が大きく変動するよ。2023年3月期は6.4%、2024年は4.5%、2025年は2.8%と下がってきているのは中国の過剰生産が主因。良い年は6〜7%出るし、2021〜2022年頃はもっと高かった。「利益率が低い=経営が下手」ではなく「素材産業特有の市況変動」と理解しておくといいよ。
残業月32時間って製造業にしては少ない気がするけど、本当?
OpenWorkの口コミ集計だから部署差はあるよ。本社・営業部門は繁忙期に40〜50時間になることもあるし、製鉄所の現場は交代勤務(シフト制)で残業という概念が違う部門もある。32時間は「平均的な月の目安」で、「常に32時間以内」ではない。ただ重工業系の中では労務管理がしっかりしている方で、有給取得率も改善されてきているとの口コミが多いよ。
セグメント売上比率の合計が100%超えてるのはなぜ?
JFEスチールの製品をJFE商事が販売するといったグループ内取引(セグメント間取引)があって、連結決算では相殺されるんだよ。でも各セグメントの売上は「そのセグメントが生み出した売上高」として計上されるから、単純に足すと100%を超える。連結の売上収益4.9兆円が実際の規模で、セグメント比率はあくまで「おおよその事業ウェイト」として理解する感じでOKだよ。
採用人数290人って多いの少ないの?競合と比べてどう?
単独の事業会社(JFEスチール)で290人(総合職)は大手鉄鋼メーカーとしては標準的な規模だよ。日本製鉄が500人規模、神戸製鋼が200人前後、という感じ。倍率でいうと鉄鋼メーカーは人気が高まっていて、JFEスチールも数十倍の倍率になることがある。文理比では技術系が約60%・事務系が約40%で、技術系の方が採用枠が多い。