📊 数字で見るJCB
非上場で情報が少ないJCB——ESや面接で使える数字と、決済ブランドの比較データ。
知っておきたい数字
事業別売上構成(概算・推定)
JCBカードの発行・会員管理・ポイントプログラム運営。JCB CARD W、ゴールド、THE CLASS等
加盟店の開拓・管理・決済端末の提供。決済手数料が主な収益源
海外パートナー銀行へのライセンス供与。アジアを中心にJCBブランドを展開
決済データ分析、不正検知サービス、システム開発受託等
※ JCBは非上場のためセグメント別売上は非公開。業界構造に基づく推定値。実際の比率とは異なる場合があります。
給与・待遇
| 平均年収(口コミ) | 約680〜700万円(OpenWork: 約700万円、平均年齢33歳) |
| 初任給(基幹職・転勤あり) | 月300,000円(うち転勤待機給30,000円) |
| 初任給(基幹職・転勤なし) | 月270,000円 |
| 賞与 | 年2回 |
| 住宅手当 | 月4万円(転勤ありかつ実家が遠方の場合) |
| カフェテリアプラン | J-Cafe(ヘルスケア・自己啓発等から選択) |
| 退職金 | あり |
※ JCBは非上場のため有価証券報告書がなく、平均年収は口コミサイトの情報に基づく推定値です。初任給はJCB公式採用サイト(2025年4月入社実績)。
採用データ
| 採用人数 | 185名(2025年度実績) |
| コース | 基幹職(転勤あり/なし)/ 習熟職 / 専門職(IT・デジタル) |
| 男女比 | 約2:1(男性多め) |
| 文理比率 | 文系が圧倒的多数 |
| 採用倍率(推定) | 50〜100倍 |
| 採用大学傾向 | 早慶・MARCH・国公立が中心 |
| 本社所在地 | 東京都港区南青山(表参道) |
業績推移
| 第76期(FY2022) | 第77期(FY2023) | 第78期(FY2024) | |
|---|---|---|---|
| 営業収益 | 3,726億円 | 4,017億円 | 4,327億円 |
| 営業利益 | 363億円 | 375億円 | 412億円 |
| 取扱高 | 40.7兆円 | 45.7兆円 | 50.2兆円 |
| 会員数 | 約1.5億人 | 約1.6億人 | 約1.7億人 |
| 加盟店数 | 約4,500万店 | 約5,000万店 | 約5,600万店 |
※ 営業収益・営業利益は決算公告ベース。3月決算。取扱高・会員数・加盟店数はJCBプレスリリースに基づく。
決済ブランド比較
| JCB | Visa | Mastercard | Amex | |
|---|---|---|---|---|
| 本社 | 東京 | 米国 | 米国 | 米国 |
| 設立 | 1961年 | 1958年 | 1966年 | 1850年 |
| 事業モデル | フルスタック | ブランド専業 | ブランド専業 | フルスタック |
| 加盟店数 | 5,600万店 | 1億店超 | 1億店超 | 推定3〜4千万店 |
| 強い地域 | 日本・アジア | 全世界 | 全世界 | 米国・欧州 |
| 上場 | 非上場 | NYSE | NYSE | NYSE |
| 年収(日本法人・推定) | 約680万円 | 推定900万円超 | 推定900万円超 | 推定800万円超 |
※ Visa/Mastercard/Amexの日本法人年収は口コミベースの推定値。外資系は成果報酬で個人差が大きい。
ひよぺん対話
年収680万円って、カード会社の中ではどうなの?
JCBは非上場なので有報ベースの正確な平均年収は非公開。口コミベースの約680万円は、三井住友カード(約700万円)やクレディセゾン(約540万円)と比べて業界中位〜やや上の水準。
ただしメガバンク(三菱UFJ銀行: 856万円、三井住友銀行: 886万円)や外資系カード会社(Amex日本法人: 推定800万円超)と比べると見劣りする。JCBの魅力は年収の絶対額よりもWLBの良さ(転勤少なめ・残業少なめ)と「日本唯一のブランド」で働く意義のバランスだよ。
取扱高50兆円ってすごいの?ピンとこない...
ピンとこないよね。日本の国家予算(一般会計)が約115兆円。JCBの決済ネットワークを通るお金が50兆円ということは、国家予算の約半分に相当する規模のお金がJCBのシステムを流れている。
ただしVisaの全世界取扱高は約2,200兆円(2024年)。JCBはVisaの約1/44。世界で見ると小さいけど、日本国内では圧倒的な存在感がある。「日本でクレジットカードを使ったことがある人は、ほぼ確実にJCBのネットワークを通っている」と言ってもいい規模だよ。
採用倍率50〜100倍って高くない?対策は?
金融業界の中ではやや高めだね。メガバンクの倍率(20〜50倍)と比べると、JCBは採用人数が少ない分(185名)倍率が上がりやすい。
対策のポイントは3つ:
①「イシュア×ブランドのフルスタック」を理解していることを示す。これが分かっているだけで上位10%に入れる
②「なぜVisa/Mastercardではなく」JCBなのかを自分の言葉で語れること
③決済業界のトレンド(キャッシュレス化、タッチ決済、QR決済)を知っていること
非上場で情報が少ない分、しっかり企業研究してきた学生は高く評価されるよ。
業績推移が見られないのって、就活で不利じゃない?
正直不利な面はある。上場企業なら有報で売上・利益・年収を調べられるけど、JCBは非上場なので決算情報の詳細は非公開。就活生が企業研究するとき、数字で裏付けしにくい。
ただし取扱高(50兆2,091億円)、会員数(約1.7億人)、加盟店数(約5,600万店)はプレスリリースで公開されている。これらの数字をESに使えば十分。面接では「非上場だからこそ長期投資ができる」とポジティブに転換するのがおすすめ。情報の少なさ=逆にしっかり調べた人が差をつけやすいということでもある。