💼 仕事内容を知る
食品メーカーの本社採用は「スーパーへの営業」「新商品開発」「原料調達」「海外事業」が主軸。自分が携わった商品がスーパーの棚に並ぶ——それが食品メーカー本社採用の醍醐味。
具体的なプロジェクト事例
大手スーパーでの新商品棚導入交渉
食品部門の担当バイヤーと交渉し、新商品(プレミアムソーセージ等)の棚導入を勝ち取る。スーパーの棚は限られているため、「なぜこの商品が必要か」「どのくらい売れるか」を数字で説明する能力が必要。導入後の売れ行きフォロー・追加発注管理も担当。
健康訴求ハムの新商品開発
消費者トレンド(低塩・無添加・高タンパク)を踏まえた新ハム商品の企画。製造部門・品質管理・マーケティングと連携しながら試作→官能評価(試食)→コスト計算→パッケージデザインまでを担当。最終的に量販店への提案資料を作成し全国発売へ。
豚肉の国際調達とコストヘッジ
豚肉の主要調達先(デンマーク・カナダ・国内など)との契約交渉。国際相場の見通し・為替リスク・輸送コストを総合的に判断して調達計画を立案。アニマルウェルフェア(家畜への配慮)への対応も近年重要テーマ。
部門別の仕事内容
営業部門(流通・小売向け)
スーパー・コンビニ・量販店向け- 大手量販店(イオン・ヨーカドー等)への新商品提案・棚交渉
- コンビニ向けPB(プライベートブランド)商品の受注管理
- 地域スーパーへの担当営業
- 販促費・値引き交渉の管理
マーケティング・商品開発部門
消費者・流通向け- 伊藤ハム・米久ブランドのブランド管理
- 健康訴求・プレミアム商品の新商品開発
- テレビCM・デジタル広告の戦略立案
- 消費者調査・トレンド分析
原料調達・購買部門
国内外のサプライヤー向け- 豚肉・牛肉・鶏肉の国際調達交渉
- 為替リスク・相場変動への対応(先物・ヘッジ)
- サプライヤーの品質審査・認証管理
- アニマルウェルフェア・サステナビリティ対応
海外事業部門
アジア輸出先・海外生産拠点- アジア(中国・東南アジア)への食肉加工品輸出管理
- 海外生産拠点(一部アジア)の運営管理
- オーストラリア・米国からの原料調達管理
- 現地パートナーとの商業交渉
ひよぺん対話
食品メーカーの営業って具体的に何するの?食品を担いで回るの?
食品メーカーの営業は基本的に量販店・スーパーのバイヤー(商品担当者)へのBtoB営業。「この新商品を棚に入れてください」「このフェアにうちの商品を使ってください」という交渉がメインの仕事。棚のスペースは有限なので、自社商品をいかに良い位置に置いてもらうかが勝負。「見た目の魅力と売れる根拠をデータで見せる営業力」が求められる。いわゆる「担いで回る」イメージの小売業ではなく、大手量販店バイヤーとの交渉がメイン。
食品開発って理系しか入れない?文系でも大丈夫?
商品開発は理系(食品科学・栄養学)が有利だけど文系不可ではない。マーケティング視点(どんな商品が売れるか、どんなパッケージが目を引くか)は文系の強みが活きる。ただし原材料・食品添加物・栄養成分など専門知識は必要で、入社後に積極的に勉強する姿勢は必須。文系で商品開発に行くなら「マーケティング×商品企画」の軸で入るのが一般的。理系は「食品工学・品質管理」側から入ることが多い。