伊藤園の仕事内容
「お〜いお茶」を店頭に届けるルートセールス、茶産地を育てる調達、タリーズの運営——飲料のプロの仕事。
プロジェクト事例で見る仕事のリアル
コンビニ・量販店へのルートセールス
伊藤園のルートセールスは「直販」が特徴。卸売業者を通さず自社の営業が直接店舗を回る。棚の陳列、POP設置、新商品の提案を一手に担う。1日10〜15件訪問のハードワーク。
「お〜いお茶」新商品企画
「お〜いお茶 新緑」「濃い茶」などシリーズ展開の商品企画。消費者調査→コンセプト設計→パッケージデザイン→販促計画を統括。年間40億本を売るブランドのマーケティング。
鹿児島茶産地の品質管理・育成
伊藤園独自の「茶産地育成事業」。鹿児島・静岡・三重の契約農家を訪問し、茶葉の品質チェック・栽培指導を行う。荒茶(一次加工品)の仕入れ交渉も。
タリーズ新店舗開発・メニュー企画
タリーズコーヒージャパンの出店戦略・メニュー開発・FC支援。駅前・商業施設への新規出店計画、季節限定ドリンクの企画、FC加盟店の運営支援。
事業領域マップ
飲料事業(ドリンク)
お〜いお茶・健康ミネラルむぎ茶・1日分の野菜お〜いお茶: 緑茶飲料シェアNo.1。年間40億本超を販売
健康ミネラルむぎ茶: カフェインゼロの麦茶。夏場の需要が特に大きい
1日分の野菜: 野菜ジュースカテゴリで上位。健康訴求が強み
TULLY'S RTDコーヒー: タリーズブランドのペットボトルコーヒー
リーフ(茶葉)事業
日本茶リーフ製品・茶産地育成茶葉製品: 急須で飲む日本茶。伊藤園は茶葉市場でも国内最大手
茶産地育成事業: 鹿児島・静岡・三重の茶産地で農家を支援。品種選定から栽培技術まで指導
市場は縮小傾向だが、高級茶・抹茶の海外需要が新たな成長機会
タリーズコーヒー事業
TULLY'S COFFEE 800店超タリーズコーヒージャパン: FC中心に800店超。スタバ・ドトールに次ぐカフェチェーン
RTDコーヒーとの連携: 店舗の知見をペットボトルコーヒーに活かす
1,000店舗を目指して出店加速中
ひよぺん対話
伊藤園の営業って「キツい」って聞いたけど本当?
正直に言うと食品メーカーの中でもハード。理由は「直販」スタイルにある。
・ルートセールス: 自分で車を運転して1日10〜15件の店舗を回る
・自販機の補充も営業の仕事。夏場は体力勝負
・朝が早い: 店舗の開店前に訪問することも
ただしこの「直販モデル」があるから小売との強いパイプがあり、それが伊藤園の競争力の源泉。「楽じゃないけど現場力がつく」というのが先輩の本音だよ。
タリーズの仕事に行けるチャンスはあるの?
あるよ。タリーズコーヒージャパンは伊藤園の子会社だから、グループ内異動のチャンスがある。ただし——
・最初は飲料事業の営業配属が大半
・タリーズ配属は店舗運営からスタート(いきなり本部ではない)
・FC運営のスーパーバイザーや店舗開発は5年目以降が多い
「カフェの仕事がしたい」なら伊藤園経由もありだけど、まず飲料営業で鍛えられる覚悟は必要だね。