仕事内容を知る——いすゞ自動車
トラック1台で社会インフラが動く。車両開発・海外営業・EV次世代開発・生産管理——いすゞの仕事は「モノ作り」と「グローバルビジネス」を同時に体験できる場だ。
プロジェクト事例
次世代エルフのフルモデルチェンジ
国内小型トラックNo.1の「エルフ」のフルモデルチェンジプロジェクト。燃費規制対応・安全基準強化・ドライバー負担軽減を同時に実現。コンセプト設計から量産まで約4年。設計・評価・生産技術・調達が一体となって動く。
東南アジア現地ディーラーとの販売戦略立案
タイやインドネシアの現地ディーラー(販売代理店)と組んで、物流会社・建設会社・農協などの大口顧客へのトラック販売を推進。現地語での商談、フリート(車両管理)提案、アフターサービス設計まで担当。
エルフEVの充電インフラ連携・サービス開発
2022年に発売した小型電動トラック「エルフEV」の普及を進めるプロジェクト。車両販売だけでなく、充電インフラ導入支援・運行管理システム・TCO(総保有コスト)試算サービスまで一体提案する新ビジネス。
タイ工場のサプライチェーン最適化
タイのトラック製造拠点では、日本・東南アジア・欧州のサプライヤーから部品を調達。原材料価格変動・為替リスク・物流遅延など複数のリスクを管理しながら、コスト・品質・納期を同時に最適化するプロジェクト。
事業領域詳細
車両開発・技術
国内外の物流・建設・農業など商用ユーザーいすゞの心臓部。エンジン・トランスミッション・車体・電装・安全システムの設計・開発を担う。燃費・排ガス規制への対応、ドライバーアシスト技術(自動ブレーキ等)も重要テーマ。
- 藤沢工場(神奈川)が主な開発拠点
- 国内外の実走テスト(北海道・タイ等)も担当
- 理系院卒・学部卒ともに採用。機械・電気・情報系が多い
国内・海外営業
物流会社・建設会社・自治体・農協・現地ディーラー国内は販売店やフリート顧客(大口法人)向けのBtoB営業。海外はタイ・インドネシア・フィリピン等の現地ディーラーと組む。単なる車両販売ではなく、車両管理・メンテナンス・資金調達まで含めたソリューション営業。
- 文系採用の主要ルート
- 国内営業は全国転勤あり
- 海外駐在チャンスが豊富(30ヶ国以上に拠点)
EV・次世代技術開発
環境規制対応を進める物流会社・自治体エルフEV(小型電動トラック)の普及と次世代モデル開発が主軸。ボルボとの提携による燃料電池(FC)トラックの共同開発も進行。カーボンニュートラルへの対応が最重要課題。
- 電池・パワートレイン・充電システムの新規開発
- 充電インフラパートナーとの連携
- まだ立ち上げ期で裁量が大きい
生産・調達・コーポレート
社内各事業部・グローバルサプライヤー藤沢・栃木(国内)、タイ・インドネシア(海外)の工場運営。生産技術・品質管理・グローバル調達・経理・人事なども含む。大企業ならではの専門性と、海外拠点との連携が特徴。
- 調達は日本・アジア・欧州サプライヤーと交渉
- 工場系はポカヨケ・カイゼン活動が主軸
- コーポレート(経理・人事・法務)も一定数採用
ひよぺん対話
文系でいすゞに入ったら、毎日トラックを売り歩くの?
いわゆる「御用聞き営業」ではないよ。物流会社・建設会社・農協など大口法人が相手のBtoB営業だから、1台あたりの単価が高く、提案内容も深い。たとえば「100台の車両をどう管理するか」「燃費を改善して年間コストをどう下げるか」「EV化を検討したいがインフラ整備から一緒に考えてほしい」といったソリューション提案が中心。
海外営業なら、タイやインドネシアの現地ディーラーと組んで、現地の大手物流会社にアプローチする仕事。英語(または現地語)+ビジネス交渉の力が試される。BtoC消費財の営業とは全く別物のやりがいがある。
理系ならどんな仕事が多い?プログラミングも使う?
プログラミングも使うが、機械・電気系の設計が主軸。エンジン設計なら熱力学・流体力学がベース、電装系なら組み込みソフト・制御アルゴリズム開発。EVシフトで制御ソフト開発の比重が上がっており、情報系出身者も増えている。
面白いのは実走テスト。北海道の寒冷地テスト、タイの高温テスト、急坂での登坂テストなど、世界中のフィールドで検証する仕事はメーカーならでは。机の上だけでなく、作ったものが道路を走る瞬間を自分で確認できるリアルな達成感がある。