🚀 ホリプロの成長戦略と将来性
テレビが斜陽でも、「演じる人」の価値は消えない。配信・舞台・デジタルで芸能事務所はどう変わるか。
安定性の根拠
60年以上の業界実績と信頼
1959年創業で60年以上の歴史を持つ。放送局・映画会社・広告代理店との深い信頼関係は一朝一夕には作れない。長年蓄積した業界内ネットワークが参入障壁になっている。
俳優・ミュージカルは「消えにくい」エンタメ
お笑いや音楽と比べ、俳優・演劇・ミュージカルは長期にわたりコアなファンを持ちやすい。舞台芸術は配信では完全代替できない体験価値があり、需要が安定している。
映像制作部門という独立した収益軸
タレントの活動に依存しない映像制作事業が、安定収益の柱として機能。タレントと制作が一体化した「縦割りではないモデル」がリスク分散に寄与している。
4つの成長エンジン
ホリプロの成長ドライバー
デジタルコンテンツの強化
ホリプロデジタルエンターテインメントを通じたYouTube・SNS展開。タレントのデジタルプレゼンスを高め、若い世代との接点を拡大。デジタル広告収益も成長中。
ミュージカル・舞台の海外連携強化
ブロードウェイ・ウエストエンドとの提携を深化させ、日本版大型ミュージカルの制作を継続・拡大。インバウンド観光客向けの舞台観光としても需要が拡大中。
配信プラットフォーム向けオリジナルコンテンツ
Netflix・Amazon Prime・Disney+など配信向けのオリジナルドラマ・映画の制作強化。自社タレントを活かした独自IPコンテンツの創出。
海外展開・グローバルタレント
韓国・アジア市場を念頭に、グローバルで通用するタレントの育成・展開。K-POPモデルを参考にしたアイドル・俳優のアジア展開も視野に。
AIで変わること・変わらないこと
変わること
- オーディション映像の初期スクリーニング(AI分析補助)
- キャスティング提案の候補リスト生成
- ドラマ・映画の脚本初稿補助
- SNS投稿コンテンツの生成・スケジューリング
変わらないこと
- タレントとの信頼関係構築・人間的なマネジメント
- 演技・舞台の本番での感動体験(非デジタル価値)
- 放送局・映画会社との長期的な関係維持
- 「このタレントに賭ける」という目利きの判断
ひよぺん対話
テレビ業界が斜陽って言われてるけど、芸能事務所は大丈夫なの?
確かにテレビ視聴率は下がっているけど、タレントや俳優の仕事場はNetflixやYouTubeに移っているだけで「演じる人」の需要はなくなっていない。ホリプロの場合はミュージカルという舞台事業もあって、テレビ依存度が低い部分がある。舞台はデジタルで代替できないから、そこが長期的な安定軸になってるよ。
生成AIで映像制作ができるようになったら、俳優って不要になるの?
AIで映像を生成する技術は進んでいるけど、「あの俳優だから見たい」という感情的なつながりはAIに作れない。上白石萌音さんや綾瀬はるかさんのファンは「その人の演技」を見に来る。バーチャルタレントと共存しながらも、リアルな人間俳優への需要は継続するというのが現実的な見方だよ。むしろAIを使いこなして制作コストを下げながら、俳優の価値を高める方向に業界が動くと思う。