📊 数字で見る博報堂
ESや面接で使える数字と、給与・採用データ。「博報堂の売上は?」「年収は?」と聞かれて即答できるようにしよう。
知っておきたい数字
事業構成
グループの中核。クリエイティブ力で国内2位。ストプラ×クリエイティブの統合力
旧DAC+アイレップ+オプト統合。AaaS(広告DXプラットフォーム)を運営
大広は関西地盤・ダイレクトマーケティング、読広は読売新聞系メディアリレーション
kyuブランドで30カ国以上に展開。SYPartners等のクリエイティブ集団を傘下に
※ 博報堂DYHDは単一セグメントとして開示しており、事業会社別の正確な売上比率は非公開。上記は各社の位置づけの概要。
給与・待遇
| 平均年収(博報堂単体) | 1,092万円(平均年齢41.4歳) |
| 平均年収(博報堂DYHD) | 1,091万円(持株会社174名、FY2025/3月期) |
| 初任給 | 月額300,000円(年俸360万円。固定残業代なし) |
| 年収カーブ | 3年目: 700〜800万、30歳: 900〜1,100万、35歳〜: 1,200〜1,500万 |
| 労働時間 | 公式34.5h/月、口コミ43〜56h/月。3年目から裁量労働制 |
| 休暇制度 | 有給初年度20日、フリーバカンス(年2回・5日間連続休暇) |
| 住宅手当 | 転勤以外は基本なし |
| 離職率 | 7.7%(2024年度、グループ国内主要6社) |
| 新卒3年後定着率 | 85.2%(男83.7%、女86.8%) |
| その他福利厚生 | 財形貯蓄、持株会、確定拠出年金、退職金制度、フリーバカンス |
※ 初任給30万円は固定残業代を含まない素の基本給。電通の35.5万円は固定残業30h分(7.4万円)込みのため、単純比較は不可。
採用データ
| 2024年入社実績 | 約140名(博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ合計) |
| 2025年入社実績 | 約118名 |
| 採用コース | 総合職(一括採用。クリエイティブ別枠なし) |
| 推定倍率 | 約50〜100倍 |
| 採用大学(上位) | 慶應、早稲田、東大(学歴フィルター公式になし) |
| 選考フロー | ES → WEBテスト → 1次面接 → 最終面接(面接2回が基本) |
| 選考時期 | 夏(7月)/ 冬(11月)/ 春(3月)の3回 |
| 選考の特徴 | 段階ごとに聞くことが異なる(1次: 博報堂への本気度、最終: 人物の深掘り) |
業績推移(直近3期)
| FY2023/3月期 | FY2024/3月期 | FY2025/3月期 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1兆5,578億円 | 1兆5,800億円 | 1兆6,131億円 |
| 収益 | 9,911億円 | 9,468億円 | 9,533億円 |
| 営業利益 | 554億円 | 343億円 | 376億円 |
| 純利益 | 310億円 | 249億円 | 108億円 |
※ 日本基準。「売上高」は媒体費を含む総額表示、「収益」は手数料ベース。電通グループ(IFRS)との比較は売上総利益ベースで行うのが適切。FY2024/3月期以降の営業利益減少は、中期的な成長に向けた戦略費投下が主因。
広告業界 主要プレイヤー比較
| 博報堂DYHD | 電通G | サイバーA | ADK | |
|---|---|---|---|---|
| 売上総利益 | 約7,636億円 | 1兆2,016億円 | — | — |
| 平均年収 | 1,092万円(博報堂) | 1,508万円(HD) | — | 638万円 |
| 海外比率 | 約20% | 約61% | 低い | 低い |
| 連結従業員数 | 約29,000人 | 約68,000人 | 約7,600人 | 約3,800人 |
| 会計基準 | 日本基準 | IFRS | 日本基準 | 日本基準 |
| 特徴 | 生活者発想・クリエイティブ | 規模×統合力 | デジタル特化 | アニメIP |
※ 電通はIFRS、博報堂DY・サイバーA・ADKは日本基準で会計基準が異なるため、売上高の単純比較は不可。売上総利益ベースでは博報堂DYは電通の約63%の規模。
ひよぺん対話
年収ぶっちゃけどのくらい?電通と比べて低い?
博報堂の平均年収は約1,092万円(平均年齢41.4歳)。持株会社のHDは1,276万円だけど、これは少数精鋭の経営層の数字。実態は初任給月30万円(年俸360万円+残業代+業績賞与)でスタートし、3年目で700〜800万円、30歳で900〜1,100万円、35歳以降は1,200〜1,500万円の幅。電通との差は30歳時点でおそらく100万円程度。博報堂は固定残業代なしの素の基本給30万円なので、電通の35.5万円(固定残業30h込み)と比較するときは内訳に注意だよ。
初任給30万で固定残業なしって、結局残業代で稼ぐ仕組み?
最初の2年間はそう。残業代は実労働分が支払われるので、忙しい部署なら月40〜50万円になることも。ただし3年目から裁量労働制に移行すると、みなし労働時間に基づく固定額になり、長時間働いても残業代は増えない。移行直後は「2年目より手取りが減る」感覚になる人もいる——これは博報堂の社員が最もモヤモヤするポイント。でも年次が上がれば年俸自体が上がるので、5年目以降は電通と遜色ない水準になるよ。
採用人数は?電通より少ない?
博報堂/博報堂DYメディアパートナーズの新卒採用は約120〜140名。電通(約148名)とほぼ同規模。2024年4月入社は約140名(男79名・女96名との情報あり)、2025年入社は約118名。推定倍率は50〜100倍で電通と同水準の超難関。採用大学は慶應・早稲田・東大が上位だけど、公式に学歴フィルターはない。「粒ぞろいより粒違い」の哲学通り、多様な大学から採用している。文理比率は非公開だけど文系がやや多い印象。
業績推移はどう?電通と比べて安定してる?
電通と比べると圧倒的に安定。電通が海外のれん減損で3期連続赤字なのに対し、博報堂DYは黒字を維持。FY2025/3月期は営業利益376億円(+9.6%)と増益。ただし純利益は前年比56.8%減の108億円で、一時的な費用増の影響あり。売上高1兆6,131億円は日本基準の「総額表示」(媒体費込み)なので、電通のIFRS収益1.4兆円とは直接比較できない点に注意。売上総利益ベースだと博報堂DY約7,636億円 vs 電通約1兆2,016億円で、電通の約63%の規模だよ。
住宅手当がないって聞いたけど、本当?
基本的に本当。博報堂は転勤(会社都合の異動)以外の住宅補助がない。東京で一人暮らしだと家賃10〜15万円は自己負担。電通は社宅・住宅手当があるので、実質的な手取りでは差が広がるケースがある。博報堂の社員口コミでも「給与は高いが住宅補助がないのが不満」という声は多い。ただし年収1,000万円を超えればカバーできる額でもあるし、フリーバカンス制度(年2回・5日間連続休暇)や持株会・確定拠出年金など、他の制度はある。「稼ぎは自分で使い道を決める」スタイルだね。