📊 数字で見る富士電機

FY2025に過去最高業績を更新——売上・利益・年収・採用データをESや面接で使える形で整理する。

知っておきたい数字

1兆1,234億円
売上高(FY2025・過去最高)
前年比+約8%成長
1,176億円
営業利益(FY2025・過去最高)
営業利益率10%達成
922億円
純利益(FY2025)
前期比+22.4%の大幅増益
810万円
平均年収(平均年齢44.9歳)
重電・電機中上位水準

事業セグメント別売上構成(FY2025参考)

エネルギー事業 33%

発電設備・変電所機器・UPS・PCS

インダストリー事業 30%

インバーター・PLC・低圧遮断器

パワー半導体事業 22%

IGBT・SiCパワーモジュール(EV・再エネ向け)

食品流通事業 15%

清涼飲料自販機・ショーケース・釣銭機

業績推移(直近3期)

指標 FY2023(2023年3月期) FY2024(2024年3月期) FY2025(2025年3月期)
売上高 9,603億円 1兆385億円 1兆1,234億円
営業利益 657億円 948億円 1,176億円
営業利益率 6.8% 9.1% 10.5%
純利益 528億円 753億円 922億円

※ FY2023・FY2024は参考値。公式決算短信でご確認ください。

給与・待遇データ

項目 データ 備考
平均年収 810万円 平均年齢44.9歳(有価証券報告書)
大卒初任給(目安) 約22〜23万円 勤務地・職種により異なる
院卒初任給(目安) 約24〜25万円 理工系院卒が多い
賞与 年2回(夏・冬) 業績連動。FY2025は増加の可能性
諸手当 資格手当・住宅手当・家族手当等 電験三種・技術士等の資格で加算あり
平均残業時間 月20〜30時間程度 部署・時期による
有給取得 年10〜15日程度 取得促進中

採用データ

項目 データ 備考
新卒採用規模 年間200〜250名程度 技術系が約7〜8割
文理比率 理系約70〜80%:文系約20〜30% 技術系メーカーとして理系中心
採用学歴 大卒・院卒(大学院比率が高め) パワー半導体等は院卒が多い
主要採用職種 設計・開発・生産技術・技術営業・管理 技術営業は文系も採用実績あり
国内従業員数 約14,000人(単体) 連結では約33,000人
平均勤続年数 約19年 離職率は低め(重電業界の傾向)

重電・電機業界内比較

会社 売上高 営業利益率 平均年収 特色
富士電機 1兆1,234億円 10.5% 810万円 パワー半導体+重電+自販機の集中戦略
三菱電機 約5兆3,050億円 約7%前後 約860万円 FA・昇降機・空調・宇宙と超多角化
日立製作所 約14兆6,974億円 約8〜9% 約930万円 IT(Lumada)主軸に転換した巨人
東芝 約3兆2,000億円 参考値 参考値 2023年に上場廃止・インフラ系に集中
明電舎 約4,600億円 約7%前後 約730万円 富士電機より小型の重電・電機

※ 各社数値は参考値。最新情報は各社公式資料でご確認ください。

ひよぺん対話

ひよこ

年収810万円ってリアルなの?新卒からどうやったら到達できる?

ペンギン

810万円は平均年齢44.9歳の平均値だから、新卒でいきなりはムリ。現実的なキャリアパスは:

・新卒(22歳): 約270〜300万円(初任給+賞与)
・5年目(27歳): 400〜480万円前後
・10年目(32歳): 550〜650万円前後
・課長職(35〜40歳): 750〜900万円前後
・部長職(45〜50歳): 1,000万円超も狙える

重電・電機メーカーとしては標準〜やや上の水準。三菱電機(平均約860万円)と比べると若干低め。

ただし注意点:
・賞与は業績連動なので、好業績年(FY2025は過去最高)は増加する可能性
・資格手当(電験三種・技術士等)が年収に上乗せされる
転勤・地方赴任時は赴任手当・住宅手当が加算される

ひよこ

採用は何人くらい?文系でも入れる?

ペンギン

富士電機の新卒採用は年間200〜250名程度(技術系が約7〜8割)。

文系(事務系)採用も毎年行っている:
技術営業: 電気・機械の知識を営業に活かす(文理不問で採用実績あり)
経営管理・経理・人事・購買: 文系採用の主な職種

ただし正直に言うと:
・富士電機は「ものづくりメーカー」なので、文系の就活では理系学部卒より枠が少ない
・技術営業職は「電気の基礎を自学できる文系」が求められ、採用後の学習負担がある
「文系で入るなら経理・管理系が現実的」という声もある

ひよこ

FY2025が「過去最高」って本当にすごいの?長続きする?

ペンギン

本当にすごい。重電・電機業界での「営業利益率10%」は優秀な水準だよ。

なぜ過去最高になったか:
パワー半導体の需要爆増: EV向けIGBT・SiCの引き合いが急増。単価も上昇
再エネ向けエネルギー事業の拡大: 太陽光・洋上風力のPCS・変電設備の受注増
インダストリー事業の省エネ需要: 製造業のカーボンニュートラル対応でインバーター需要増

長続きするか:
EV普及とSiC移行は数年単位のトレンドなので、少なくとも2026〜2028年度は高水準が続く見込み
・デンソー協業の設備投資2,100億円が稼働すれば、さらに生産能力が増加
・ただし中国SiCメーカーの価格攻勢・景気後退リスクは存在する

FY2025は「成長ステージに入った証明」と言えるが、楽観は禁物。

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