💼 仕事内容を知る
CNCの制御ソフトウェアを書く、協働ロボットの関節を設計する、EVメーカーに工場ラインを提案する——世界の製造業を動かすファナックの仕事。
プロジェクト事例 — 若手はこう関わる
AI搭載CNCの制御ソフトウェア開発
機械学習を活用して加工条件を自動最適化するCNCの開発。従来は職人が経験で設定していたパラメータを、AIが材料・形状に応じて自動調整。世界中の工場の生産性を一気に向上させるプロジェクト。
次世代協働ロボットの機構設計
人と一緒に作業する協働ロボットの新モデル開発。安全性(力覚センサー・衝突検知)と作業精度を両立する機構を設計。食品・物流・医療など製造業以外への展開も視野。
EV工場向けロボットシステムの提案
EV(電気自動車)メーカーの新工場に溶接・組立ロボットのシステム一式を提案。ロボット単体ではなく、CNC+ロボット+IoTを組み合わせた「ONE FANUC」のトータルソリューションで受注を狙う。
IoTプラットフォーム「FIELD system」による予防保全
世界中の工場に設置されたファナック製品から稼働データをリアルタイム収集し、故障を予兆検知。ダウンタイム(停止時間)をゼロに近づける予防保全サービスを展開。
事業領域マップ
FA事業(CNC・サーボモータ)
工作機械メーカー(DMG森精機、オークマ等)CNC(コンピュータ数値制御)装置は工作機械の「頭脳」。工具の動きを0.001mm単位で制御し、金属を削り出す。サーボモータは「手足」として精密な動きを実現。CNC世界シェア約50%、国内約70%。自動車・航空宇宙・金型・半導体装置と、あらゆる精密加工の根幹を支える。
ロボット事業
自動車メーカー、電機メーカー、食品メーカー溶接・塗装・組立・搬送・検査用の産業用ロボット。累計出荷台数100万台超で世界首位。6軸多関節ロボットからSCARAロボット、協働ロボット(CRXシリーズ)まで幅広いラインナップ。最近は物流・食品・医療分野への展開も加速。
ロボマシン事業
電子機器メーカー、金型メーカーロボドリル(小型切削加工機)はスマートフォンの金属筐体削り出しで圧倒的シェア。ロボショット(電動射出成形機)はプラスチック成形、ロボカット(ワイヤ放電加工機)は精密金型加工に使用。ロボドリルはiPhoneの筐体加工で有名。
サービス事業
全世界のファナック製品ユーザー世界264拠点でアフターサービス・メンテナンスを提供。「壊れない製品を作り、壊れても24時間以内に修理する」がモットー。IoTプラットフォームFIELD systemによる予防保全も展開中。製品寿命30年以上の長期稼働を支えるサービス収益が安定的な利益に貢献。
ひよぺん対話
ファナックに入ったらロボットを作るの?プログラミングばかり?
理系で入ると大きく分けて3つ。①ソフトウェア開発: CNCやロボットの制御ソフト、AI機能の実装。C/C++が中心。②メカ設計: ロボットの関節やモーターの機構設計。3D CADで図面を引く。③電気・電子設計: サーボモータのドライブ回路やセンサー設計。いずれも「自分が設計したものが世界中の工場で動く」という実感が強い。プログラミング「ばかり」ではなく、メカ×エレキ×ソフトの融合がファナックの仕事の本質だよ。
文系だと何する仕事があるの?
文系は主に営業(国内・海外)。ファナックの売上の6割以上が海外だから、海外営業の需要は大きい。自動車メーカーや電機メーカーの生産技術部門に出向いて、「この工程にはこのロボットとCNCの組み合わせが最適です」と提案する技術営業に近い仕事。文系でもCNCやロボットの基本的な仕組みは入社後に叩き込まれるから、面接では「技術を学ぶ意欲」をアピールしよう。
世界中で働けるチャンスはある?
大いにある。ファナックは世界46カ国に拠点を持っていて、海外売上比率は60%超。アメリカ・ドイツ・中国・韓国・インドなどに子会社がある。海外駐在は5年目以降が多いけど、若手でも海外出張はバンバンある。英語+技術知識があれば活躍の場は広いよ。ただし「海外=華やかなオフィス」ではなく、現地の工場で顧客のロボットを動かすのが仕事。泥臭いけどグローバルだね。