数字で見る大和証券
ESや面接で使える数字と、給与・採用データを最新情報で整理。「野村との比較」「HD年収と証券子会社年収の違い」など、就活生が間違えやすいポイントも解説します。
知っておきたい数字
セグメント別利益構成(FY2024)
個人・法人向け資産コンサル。ファンドラップが成長ドライバー
投資信託・ETF運用。利益率が最も高い部門
トレーディング+投資銀行。IB部門は前年比2.6倍
※ FY2024からセグメントを旧4区分(リテール/ホールセール/AM/投資)→新3区分に再編。ウェルスマネジメントとアセットマネジメントの2部門で利益の約75%を占める。
給与・待遇
平均年収の注意点
| 対象 | 平均年収 | 平均年齢 | 従業員数 | 注意 |
|---|---|---|---|---|
| 大和証券グループ本社(HD) | 1,626万円 | 40.9歳 | 616名 | 経営企画系エリートのみ |
| 大和証券(証券子会社) | 約1,090万円 | — | 約8,700名 | 一般的な営業職含む |
※ 就活サイトで見る「平均年収1,626万円」はHD(持株会社)の数字。実際に入社する大和証券の年収は約1,090万円が参考値。
初任給(2027年新卒向け)
| コース | 学部卒 | 修士卒 |
|---|---|---|
| 総合コース | 310,000円 | 322,000円 |
| エキスパート・コース(博士) | — | 520,000円〜 * |
| カスタマーサービス職 | 265,000円 | — |
* エキスパート・コースは固定残業代30時間分含む。超過分は別途支給。
その他待遇
| 賞与 | 年2回(6月・12月)、業績連動 |
| 残業時間 | 月約24時間(FY2023平均) |
| 離職率 | 5.1%(FY2023、グループ全体) |
| 有給休暇 | 17〜23日付与 |
| 夏季休暇 | 連続7〜10日間 |
| 出産一時金 | 70万円 |
| 奨学金返済サポート | あり |
採用データ
新卒採用人数の推移
| 年度 | 合計 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|---|
| 2020年 | 460名 | 244名 | 216名 |
| 2021年 | 319名 | 164名 | 155名 |
| 2022年 | 402名 | 232名 | 170名 |
| 2023年 | 466名 | 278名 | 188名 |
採用の特徴
| 文理比率 | 文系7〜8割・理系2〜3割(推定) |
| 男女比 | 男性6割弱・女性4割強 |
| 3年後定着率(男性) | 77.3% |
| 3年後定着率(女性) | 63.7% |
| 女性管理職比率 | 20.4%(FY2024末) |
業績推移(直近3期)
| 項目 | FY2022 | FY2023 | FY2024 |
|---|---|---|---|
| 営業収益 | 8,661億円 | 1兆2,774億円 | 1兆3,720億円 |
| 経常利益 | 869億円 | 1,746億円 | 2,247億円 |
| 当期純利益 | 639億円 | 1,216億円 | 1,544億円 |
| EPS | 43.53円 | 84.94円 | 109.53円 |
| 配当 | 23円 | 44円 | 56円 |
| 配当性向 | 52.8% | 51.8% | 51.1% |
※ 大和証券Gは日本基準。野村HDは米国基準のため、営業収益・利益の定義が異なり単純比較には注意が必要。
独立系証券2社の比較
| 項目 | 野村HD | 大和証券G |
|---|---|---|
| 営業収益 | 約1.9兆円 | 1.4兆円 |
| 経常利益 | 約3,400億円 | 2,247億円 |
| 連結従業員数 | 約26,000人 | 約14,800人 |
| 平均年収(証券子会社) | 約1,220万円 | 約1,090万円 |
| 初任給(学部卒) | 261,000円 | 310,000円 |
| 海外展開 | 30カ国以上 | アジア中心 |
| 会計基準 | 米国基準 | 日本基準 |
※ 会計基準が異なるため、営業収益の単純比較には注意。初任給は大和の方が高いが、年収ベースでは野村が上回る傾向。
ひよぺん対話
年収ぶっちゃけどのくらい?野村と比べてどう?
大和証券(子会社)の平均年収は約1,090万円。野村證券(子会社)の約1,220万円と比べると約130万円低い。ただし、これは「平均」の話で、営業成績によって賞与が大きく変わるから、トップ営業マンなら大差ない可能性もある。
注意点として、ネットで「大和の年収1,626万円」という数字を見ることがあるけど、これは持株会社(HD)の616人限定の数字。経営企画系のエリートだけの平均だから、普通の営業職の参考にはならないよ。
初任給31万円って高くない?
証券業界は初任給が高め設定なんだ。大和の学部卒31万円は業界標準〜やや高め。ちなみにエキスパート・コース(博士課程修了者向け)は52万円〜で、固定残業代30時間分込み。
ただし証券会社の年収は賞与の割合が大きいから、基本給だけでなく「業績連動ボーナスがどれくらい出るか」が重要。相場が好調な年は賞与が跳ね、不調な年は下がる。この変動幅は銀行やメーカーより確実に大きいよ。
採用って何人くらい?倍率は?
直近の採用数は約400〜500名。2023年は466名(男性278名・女性188名)。証券大手の中では野村(400〜500名)と同水準で、比較的多い方。
倍率は正確な数字は非公開だけど、推定30〜50倍程度と言われてる。メガバンク(70〜100倍)よりは低め。学歴フィルターは早慶・MARCH・旧帝大が中心だけど、地方国立や日東駒専からの採用もある。「証券業界に本気で興味がある」ことが伝われば学歴だけでは落とされないよ。
残業ってどのくらい?ブラック?
平均残業時間は月約24時間(FY2023)。19時前退社制度のおかげで、証券業界の中では抑えられている方。ただし注意点が2つ:
① 繁忙期は例外: 決算期や相場急変時は19時を超えることも普通
② 「早朝出社」の可能性: 営業職は朝のミーティングのために7時台出社もある
「19時に帰れるけど朝が早い」パターンだね。残業代は支給されるし、有給も17〜23日付与。「証券会社の中ではホワイト寄り」が正直な評価。「メーカー並みのWLB」は期待しない方がいいけど、「ブラック」とまでは言えないよ。