カルビーの仕事内容
ポテチの棚を獲る営業、バズるフレーバーを仕掛けるマーケ、北海道の畑に立つ調達——「おやつの王様」の仕事のリアル。
プロジェクト事例で見る仕事のリアル
ポテトチップス 新フレーバー開発プロジェクト
「しあわせバタ〜」「ギザギザ」など年間数十種の限定品を投入。市場調査→コンセプト設計→試作→パッケージ→販促をマーケ部門が統括。SNSでバズる仕掛けも含めた総合プロデュース。
コンビニ本部への棚割り提案
コンビニのスナック棚は各社が激しく争う主戦場。POSデータ・消費者トレンドを分析し、新商品の棚確保と既存商品の陳列最適化をバイヤーに提案。棚1段の違いが数億円の売上差になる世界。
北米Harvest Snaps ブランド拡大
北米市場でさやえんどうスナック「Harvest Snaps」を健康スナックとして展開。現地の健康志向トレンドに合わせた味・パッケージの開発。小売チェーンへの提案営業も含む海外マーケティングの最前線。
北海道じゃがいも調達・品質管理
カルビー独自のビジネスモデルの根幹。北海道の契約農家を回って品質チェック、収穫量の予測、品種選定を行う。天候リスク管理や新品種の試験栽培も。「農業×食品メーカー」のユニークな仕事。
事業領域マップ
国内スナック菓子事業
ポテトチップス・じゃがりこ・堅あげポテト・かっぱえびせんポテトチップス: 国内シェア約70%。うすしお・コンソメ・のりしおの定番に加え、年間数十の限定品を投入
じゃがりこ: カップ型スティックスナックの代名詞。サラダ・チーズ味が定番。海外展開も加速
堅あげポテト: プレミアム路線の成功例。厚切り×堅い食感で差別化
かっぱえびせん: カルビーの原点。1964年発売のロングセラー
シリアル事業
フルグラ・マイグラフルグラ: グラノーラ市場を日本に創出。朝食シーンを開拓した立役者
マイグラ: 糖質オフグラノーラ。健康志向の消費者にリーチ
国内市場は成熟気味だが、中国市場でフルグラが大ヒットした実績あり
海外事業
北米・中国・東南アジア・英国北米: Harvest Snaps(さやえんどうスナック)で健康スナック市場を開拓
中国: じゃがりこ系商品・フルグラで展開。EC販売も好調
東南アジア: インドネシア・タイで現地生産。現地の嗜好に合わせた商品開発
英国: 2022年に参入。欧州市場の足がかり
調達・農業連携(横断機能)
契約農家約1,000戸・北海道を中心に全国展開原料調達: じゃがいもの国産比率を維持するため、契約農家と直接取引。品種開発にも参画
サステナビリティ: フードロス削減、CO2排出削減、農業の持続可能性向上に注力
品質管理: 原料から製品まで一貫した品質保証体制。「じゃがいもを知り尽くしたメーカー」がカルビーの強み
ひよぺん対話
カルビーに入ったらポテチの味を決められるの?
研究開発職なら可能性あるよ。ただし定番フレーバー(うすしお・コンソメ)を変えることはほぼない。若手がチャンスをもらいやすいのは——
・期間限定フレーバーの開発(年間数十種)が若手の主戦場
・地域限定品(「じゃがりこ 明太子味」等)の企画
・海外向け商品のローカライズ
文系ならマーケティング職としてブランド戦略やCM企画に関わる方が現実的。「どんな味を作るか」より「どう売るか」が文系の勝負どころ。
農業に関わる仕事があるって本当?食品メーカーなのに?
カルビー最大の独自性がまさにそこ。ほとんどの食品メーカーは商社経由で原料を買うけど、カルビーは北海道の契約農家と直接取引してる。
調達部門に配属されると、実際に畑に行って芋の品質をチェックする。天候を見て収穫時期を調整したり、新品種の試験栽培に立ち会ったり。「農業×ビジネス」に興味がある人には唯一無二のフィールドだよ。