📊 数字で見るアイシン

ESや面接で使える数字と、気になる年収・採用データ。電動化シフトの財務への影響も整理。

知っておきたい数字

4.9兆円
売上収益(FY2025)
日本の自動車部品メーカーとして最大クラス
2,029億円
営業利益(FY2025)
営業利益率約4.1%。前年比+41.5%の大幅改善
738万円
平均年収
平均年齢40.3歳。自動車部品メーカーとして高水準
約12万人
グループ従業員数
単独3.5万人。世界30カ国超に展開

事業別売上構成(FY2025概算)

パワートレイン(駆動系) 55%

約2.7兆円。AT・CVT・eAxle。電動化シフトで製品構成が変化中

ボディ(ドア・シート・ブレーキ) 30%

約1.5兆円。EVでも需要安定のコア事業

エネルギー・その他 15%

約0.7兆円。エネファーム等の安定収益事業

注目ポイント: パワートレイン(変速機等)が最大セグメントだが、電動化の進行でeAxleの比率が年々上昇中。ボディ系(ドア・ブレーキ)はEVでも需要が変わらないため安定基盤。

給与・待遇

平均年収738万円(平均年齢40.3歳、2025年3月期有報)
初任給(大卒)258,000円/月(2025年度実績)
初任給(修士了)276,000円/月(2025年度実績)
初任給(博士)306,800円/月(2025年度実績)
賞与年2回(業績連動)
福利厚生独身寮(月1〜2万円)・社宅、持株会、財形貯蓄、カーリース割引、スポーツ施設
勤務地技術系は愛知(刈谷・安城等)中心。海外赴任あり

採用データ

採用人数(目安)約200名/年(技術系中心)
採用コース技術系(機械・電気・情報・化学)、事務系
文理比率理系(技術系)が約80%。文系は事務・調達・営業で採用
採用倍率(目安)約20〜25倍(トヨタよりやや低い傾向)
インターンシップ夏・冬に実施。工場見学・部品設計体験が中心
博士採用積極的(博士初任給306,800円と院卒との差が明確)

業績推移(直近3期)

FY2023(3月期)FY2024(3月期)FY2025(3月期)
売上収益約4.5兆円約4.9兆円4.9兆円
営業利益約600億円約1,434億円2,029億円
営業利益率約1.3%約2.9%約4.1%
3期連続で利益率が改善。FY2025は前年比+41.5%増益で大幅改善。アイシン精機+アイシンAWの統合効果(2021年)が着実に表れている。

自動車部品メーカー3社比較

アイシンデンソー豊田自動織機
売上高4.9兆円7.1兆円3.1兆円
営業利益率約4.1%非公開(推定5〜7%)非公開
平均年収738万円非公開(推定800〜850万円)非公開
主力製品機械系(変速機・ドア・eAxle)電気系(センサー・インバーター)フォークリフト・自動車部品
勤務地刈谷・安城等(愛知)刈谷・西尾等(愛知)長久手等(愛知)
初任給(修士了)276,000円非公開非公開

ひよぺん対話

ひよこ

年収738万円ってトヨタより低いけど、部品メーカーとしては高い方?

ペンギン

自動車部品メーカーとしては日本トップクラス。デンソーと比べると同水準かやや低い程度。トヨタ(983万円)と比べると約250万円差があるが、これは「完成車メーカー vs サプライヤー」という業界構造の差。愛知の物価と独身寮(月1〜2万円)を考えると実質的な生活水準は数字ほど悪くない。30歳で550〜650万円、40歳で700〜800万円が目安。

ひよこ

売上4.9兆円って多い?少ない?

ペンギン

自動車部品メーカーとしては世界10位以内に入る規模。日本では電装系のデンソー(7.1兆円)に次ぐ2番手。「部品メーカーとしては超大手」という認識でいい。ただし完成車メーカー(トヨタ48兆円)と比べると小さく見えるから、面接では「部品メーカー最大手クラス」という文脈で使うといい。

ひよこ

採用倍率はどのくらい?トヨタより受かりやすい?

ペンギン

一般的にトヨタより競争倍率は低いとされているが、「簡単に入れる」わけではない。年間採用は約200名程度(就活情報サイト参考)で、プレエントリーから見た倍率は20倍超。ただし「電動化・ソフトウェア系」を強調して志望すると競争環境が有利になる可能性がある(アイシンが積極的に採用したい層だから)。志望理由を「eAxle開発に携わりたい」と明確に絞ると差別化しやすい。

ひよこ

残業・有給はどう?愛知の工場勤務はキツそう

ペンギン

就活口コミサイトでの評価は「工場・生産系は交代勤務あり、繁忙期は残業も」「設計・開発系は残業はあるが管理しやすい」という声が多い。有給取得率は非公開だが、トヨタ系企業としてQCDの考え方(無駄な残業を排除)が文化として根付いているとされている。工場配属か開発配属かで大きく変わるので、インターンシップや社員訪問で聞いておくことをすすめる。