数字で見るヤマト運輸

ESや面接で使える数字と、給与・採用データ。物流大手3社の比較で、ヤマトの立ち位置を数字で理解してください。

知っておきたい数字

1兆7,627億円
営業収益(FY2025/3月期)
前年比+0.2%
142億円
営業利益
前年比-64.5%(構造改革中)
23億個超/年
宅急便取扱個数
国内シェアNo.1
約17万人
グループ従業員数
日本最大級の物流企業

事業別売上構成

リテール(宅急便等) 約65%

個人・小規模法人向けの宅急便・宅急便コンパクト・EAZY等

法人ビジネス(3PL等) 約25%

EC事業者向けフルフィルメント、法人物流ソリューション

グローバル・その他 約10%

国際宅急便、越境EC物流、グループ事業

給与・待遇

項目データ
平均年収(HD)1,226万円(持株会社/15名/平均50.8歳)
平均年収(運輸実態)460〜510万円(推定)
初任給(オープンコース・大卒)月268,000円 ※地域手当等含む
初任給(地域密着コース)月237,800円前後 ※勤務地により変動
賞与年2回
住宅補助独身寮 月2〜3万円
諸手当通勤手当、地域手当、インセンティブ手当

採用データ

項目実績
新卒採用人数約100名(オープンコース+法人・グローバルコース)
セールスドライバー採用地域密着コースで別途大量採用
採用大学MARCH〜早慶、地方国立まで幅広い
文理比文系中心(オープンコース)

業績推移(直近3期)

項目FY2023/3月期FY2024/3月期FY2025/3月期
営業収益1兆7,936億円1兆7,596億円1兆7,627億円
営業利益567億円400億円142億円
営業利益率3.2%2.3%0.8%
純利益559億円376億円379億円

※日本基準(連結)。メール便の日本郵便移管と中期経営計画の先行投資で利益が大幅減少。売上は横ばいだが「稼ぐ力」の回復が課題。

物流大手3社 業界内比較

企業営業収益営業利益宅配便個数特徴
ヤマト(HD)1兆7,627億円142億円23億個BtoC No.1・ブランド力
SGホールディングス約1兆4,000億円約800億円12.7億個BtoB強い・利益率高い
日本郵便(郵便物流)約1兆8,000億円10.9億個郵便局24,000局

※FY2025/3月期。売上ではヤマトと日本郵便が拮抗するが、営業利益ではSGホールディングス(佐川急便の親会社)がヤマトを大きく上回る。

ひよぺん対話

ひよこ

ヤマトHDの平均年収1,226万円ってめっちゃ高くない?

ペンギン

これは持株会社(ヤマトホールディングス)の数字で、経営幹部など15人程度しかいない会社の平均。就活生が入社するヤマト運輸の実態は平均460〜510万円。持株会社の年収をそのまま信じるとミスリーディングだから注意。セールスドライバーは400〜550万円、オープンコース(総合職)の本社勤務で30代で600〜700万円。物流業界全体として商社やコンサルには及ばないけど、寮費月2〜3万円の福利厚生を考えると実質的な生活水準は悪くない。

ひよこ

営業利益が64%も減ったって、やばくない?

ペンギン

確かに営業利益142億円(前年比64.5%減)は厳しい数字。でもこれは①メール便の日本郵便移管で収入が約377億円減少②中期経営計画の先行投資(法人ビジネス拡大・DX投資)が重なった結果。一時的な構造改革のコストと見ることもできる。ただし佐川急便(SGホールディングス)の営業利益が約800億円あることと比べると、「稼ぐ力」の差は歴然。ヤマトが法人ビジネスの拡大で利益を回復できるかが、今後のカギになる。

ひよこ

物流業界って給料安いイメージだけど、実際どうなの?

ペンギン

正直に言うと商社・コンサル・金融と比べると低い。ヤマト運輸の実態年収は460〜510万円で、佐川急便もほぼ同水準。ただし2024年問題を契機にドライバーの待遇改善が業界全体で進んでいる。初任給も引き上げ傾向。それに物流業界は景気に左右されにくい。コロナ禍でもヤマトの雇用は安定していた。「年収の絶対額」よりも「安定性+福利厚生+やりがい」のバランスで判断するのがおすすめ。

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